ヒラズゲンセイ クマバチ。 ヒラズゲンセイ…北摂の生き物

ヒラズゲンセイ生息地と外来種でない日本原産の準絶滅危惧種

ヒラズゲンセイ クマバチ

さわらないで!ヒラズゲンセイ 2020年6月5日の朝,恐竜公園でこんな虫を見つけました。 赤いクワガタムシのような見た目の「 ヒラズゲンセイ」という虫です。 真っ赤な体に黒い脚と顎が印象的で,子どもや虫好きの方なら思わず捕まえたくなりますが,見つけても 素手ではさわらないようにしましょう! Q.なぜでしょう? A.毒があるからです。 毒といっても,かまれて毒が回るということはなく,毒を吹きかけられるということもありません。 体液に毒の成分が含まれているので,体表に分泌した毒にふれると水ぶくれができることがあります。 小さなお子様をお連れの場合などは,ご注意ください。 クワガタのようにアゴが小さいことがわかります。 かっこいい虫なので,もし見つけたらさわらずに観察してみてください。 つまり,クマバチが巣を作っているところの近くを探せば見つかるかも? 今朝の発見も,まさにキムネクマバチの巣の近くでした。 (上の写真の右側。 木に空いている穴が巣の入り口) ともあれ,クマバチのオスは針がないので刺せませんが,メスは場合によっては刺すそうです。 気を付けて自然観察をしましょう。

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ヒラズゲンセイとクマバチ: 明石・神戸の虫 ときどきプランクトン

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ヒラズゲンセイ ヒラズゲンセイ 関西各地の都市部は「ヒラズゲンセイ」の出現期に入りました(5月中旬〜7月末)。 クワガタを真っ赤にしたような虫を見かけたら、触らないようにしてください。 また触ったら必ずかぶれるわけではありません。 (2019年7月18日追記) 触って指に水ぶくれが出来た事例が実際に発生しています。 どうぞご用心ください。 (2018年6月14日) 被害者/撮影者の了解を得て掲載 近畿における分布限界(2020年6月現在) 北西:兵庫県佐用町(ただし岡山県および鳥取県には分布) 北:兵庫県丹波市、京都府福知山市、滋賀県東近江市・日野町 東:三重県伊賀市・名張市 ヒラズゲンセイ のページ 2018. 18更新 近畿各地でヒラズゲンセイが発生する季節になりました。 以下の点、ご留意ください。 1.黄色い体液を脚や体の関節から出しますが、これはカンタリジンで、人体の柔らかいところにつくと、 かぶれや水ぶくれを引き起こします。 直接はさわらないようにしてください。 筆者の経験では、手で触る程度では大丈夫でしたが、これが皮膚の柔らかいところにつくと、かぶれたりするかもしれません。 肘にカンタリジンがつくと、数時間後にこのような水ぶくれになります。 2.成虫は基本的には何も食べないと思われます。 上記のように人体に害のある虫ですので、 飼育はしないでください。 特に子どもさんが見つけて「飼いたい」といっても、ダメと言いましょう。 3.下記の各エリアで見つけられた場合は、写メだけ撮って、発見場所等をお知らせくださると幸いです。 標本そのものが必要なわけではありません。 もし太子町、河南町、千早赤阪村で見つかったら教えてください。 <兵庫県> 下記は多く記録がありますので、 それ以外の場所での情報があればお願いします。 県内をどのように北上していくか関心があります。 ・ 淡路島 ・阪神地域(神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、川西市、宝塚市、三田市、猪名川町。 ・明石市、三木市、小野市 <京都府><奈良県><滋賀県><三重県> は全地域で情報募集。 [NEW! ]和歌山県。 1970年台から記録がありますが、現在の分布がどうなっているか気になっています。 あるいは添付で直接メール(下記)でもいいです。 とくに初夏から秋にかけては不在のことが多いので、 電話は避けてください。 標本そのものが必要なわけではありません(デジカメ写真等でわかりますからそれで十分です)。 FAXの場合は 06-6697-6225(自然史博物館代表) 近畿のヒラズゲンセイ ヒラズゲンセイはツチハンミョウ科の甲虫で,真っ赤で鮮やかな色彩が特徴の大型甲虫です.近畿では和歌山県湯浅町で1976年に見つかったのが最 初で す.その後,淡路島 1977年 ,神戸市北区 1985年 と見つかるようになり,1999年には大阪府貝塚市で見つかりました.これは大阪府で初めて の記録となりました.その後、滋賀県まで分布を拡大しています(後述)。 高知県では戦前から生息が知られていましたが,近畿でこのようにコンスタントに見られるようになったのは,おそらく本種の分布が北へ拡大しているためと 思われます. ヒラズゲンセイの概要 Cissites cephalotes OLIVIER 体長18-30mm.鮮紅色でオスは大あごが強大.メスは大あごと頭部が小さい.クマバチに寄生するが,生活史にはまだまだ謎 が多い.体液にはカンタリジンが含まれ,かぶれや水ぶくれの原因になる衛生害虫でもある. 分布:本州(近畿南部),四国(高知,徳島),九州,南西諸島,台湾,フィリピン,ベトナム,タイ,ビルマ,マレーシア,イン ドネシア. ヒラズゲンセイ北上のルート 大阪府への侵入経路は2つあると思われます.ひとつは和歌山県か ら北上して泉州へ入ったルート,もうひとつは淡路島から神戸を経て北摂方面(こちらは現在のとこ ろ、大阪府内では未発見)へのルートです.大阪市では2003年に住吉区で見つかったあと、2007年に東住吉区、2009年には阿倍野区で、2012年には港区でも発見されてい ます。 奈良県では2008年に奈良市・橿原市で見つかったほか、2009年6月には京都市伏見区内(宇治川堤防)からも発見情報をいただきました (初宿 2010)。 これが最北東限の記録でしたが、 2012年6月に滋賀県栗東市で分布報告がありました (武田, 2012)。 ルートとしては奈良市から木津川流域を下った可能性が高いように思われます。 三重県については,紀淡海峡を渡ったものが紀伊半島を南回りで進んでいる可能性がありますが、このまま行けば、伊賀地域での発見のほうが先になるかもしれません。 2016年に伊賀で発見 ヒラズゲンセイをさがそう=クマバチの巣をさがそう ヒラズゲンセイはクマバチに寄生します.クマバチの巣のまわり(通常は真下)で見つかることがほとんどですので,ヒラズゲンセイの分布の有 無を知るためには,クマバチの巣の目星をつけておくことが重要になります. クマバチの巣は腕ぐらいの太さの枯れ木に,直径1. 5センチぐらいの穴を下向きに空けます.樹種はサクラが多いように感じますが,マツなども目撃したこ とがあります.比較的柔らかめの材を好むようです.そのほか,木造の住宅、公園の休憩所、藤棚などにも巣をつくることがあり,害虫となってます.お寺や神 社な ど,古い木造建築の密集するところで探 すのがひとつのコツですが,ただ歩いて回るだけでは,巣を見つけるのは簡単ではありません. クマバチの巣。 真下に向いた真ん丸の穴をあける。 公園のサクラなどで、その気に なって探してみると、意外に見つかる。 腕ぐらいの太さの枯れ木を探すとよい。 Nature Study 56 1 : 6. 大阪市立自然史博物館友の会会誌。 杉浦直人・郷原匡史 1996 .キムネクマバチの天敵,ヒラズゲンセイの生活史.インセクタリゥム 33 8 : 18-22. 武田滋 2012 滋賀県大津市のヒラズゲンセイ.Came虫 169 : 6.滋賀虫の会..

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ヒラズゲンセイ

ヒラズゲンセイ クマバチ

この春にクマバチの巣穴を見た記憶のある枯れ木を覗きに行くと、数メートル手前からこの赤い色が目に入りました。 初めて見るヒラズゲンセイ、クマバチに寄生する甲虫です。 巣穴のすぐ向かいにある枯れ枝でじっとしているだけですが、巣穴のメスのクマバチはかなり警戒しているように見えます。 撮影している間にもたびたび、クマバチはこのように腹部で巣穴の入り口を塞ぐ防御行動をとります。 近づけたカメラに反応しているだけかも知れませんが、普段より過敏になっているように見えます。 大アゴを除いた体長が15mmくらいの、この種としては小型のオスです。 おそらくこの場所でメスを待っているのでしょう。 これまでの観察例では、クマバチの巣穴の外で交尾することも、またオスが巣穴に侵入して、そこで羽化してきたメスと交尾することもあるそうです。 巣穴の下の地面に死骸が一つ落ちていました。 上の個体より少し小型のオスです。 オス同士の争いの敗者の死骸が、クマバチの巣穴の下にいくつも転がっているのはよく見られることだそうです。 この死骸は持ち帰りましたが、鮮やかな赤い色は間もなく赤黒く変色してしまいました。 見つけたときは死後あまり時間がたっていなかったものと思われます。 本種はツチハンミョウ科の一員で、体液にはカンタリジンという毒素が含まれるということです。 手のひらに載せたくらいでは害はないと思いますが。 最後に、生きていた方の顔のアップです。 クワガタと同様、立派な大アゴはオス間の闘争のためのものでしょう。 このヒラズゲンセイは元来南方系の昆虫で、近年になって近畿地方にも分布をひろげてきたそうです。 この明石公園でも採集の記録があることは知っていましたが、お目にかかれると期待していませんでした。 この記事には続きがあるのですが、長くなったので次回に回します。 (2010年6月29日・明石公園 ).

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