ヒンドゥー 教 仏教。 マレーシアの宗教について知る〈キリスト教・仏教・ヒンドゥー教編〉

インドの仏教はなぜ衰退したの?本当の理由

ヒンドゥー 教 仏教

ブッダ(仏陀)とは悟りを開いた人のことです。 仏教が生まれた背景には、インドの厳しい身分制度があります。 当時のインドはバラモン教の社会で4つの身分制度に分けられ、最も偉いのはバラモン(神官)でした。 シャカは王族の生まれでしたが、当時の身分制度に疑問を持っていました。 仏教はインドから中国や朝鮮、日本、東南アジアに広がっていきました。 インドとヒンドゥー教 仏教はインドで生まれましたが、仏教がインドでは廃れ、 ヒンドゥー教が広く信仰されるようになりました。 仏教を保護していた王朝が滅んだこと、ヒンドゥー教がバラモン教と各地民族信仰を合わせつつ発展し、インドの人の生活に合いやすかったということも要因です。 なおヒンドゥー教は 多神教です。 キリスト教の特徴 パレスチナでは ユダヤ教が信仰されていましたが、紀元前後に現れた イエスがユダヤ教を批判、神を信じるものは救われるとわかりやすく愛、平和について説きました。 彼の教えを信じる弟子が増え、イエスは キリスト(救世主)と信じられるようになりました。 しかしイエスはローマ帝国に処刑されてしまいます。 イエスの教えは キリスト教として世界中に広まり、最も信者数が多い宗教となっています。 イエスや弟子の記録が 新約聖書にまとめられています(旧約聖書はユダヤ教の教え)。 イエスがはりつけにされた場所が エルサレムで、キリスト教の聖地となっています。 ユダヤ教とは? ユダヤ教はユダヤ人のための宗教で、人は皆平等という教えではありませんでした。 エルサレムの「 嘆きの壁」はユダヤ教の聖地です。 エルサレムはキリスト教、ユダヤ教、さらに次に紹介するイスラム教の聖地になっています。 イスラム教の特徴 アラビア半島の メッカで、 ムハンマドが神のお告げを受けて イスラム教を説くようになりました。 ムハンマドは迫害されメッカから逃げましたが、軍を組織してメッカを奪い返しました。 イスラム教はアラビア半島全体から北アフリカまで広まります。 イスラム教の経典は「 コーラン」です。 神の前では人はみな平等であるとされ、神は アッラーのみ、 偶像崇拝を禁じています。 世界三大宗教その他の宗教を比較!違いと共通点は? 世界三大宗教を中心に、ヒンドゥー教、ユダヤ教の特徴も比較しました。 違いと共通点を確認しておきましょう。 エルサレムは キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地になっています。 教典(聖典) 仏教 仏典 … 三蔵(経蔵・律蔵・論蔵)など キリスト教 聖書(旧約聖書・新約聖書) イスラム教 コーラン 神はアッラーのみ・礼拝(1日5回)・巡礼(メッカ)・断食・偶像崇拝を禁止・豚肉・飲酒を禁止 ユダヤ教の教典は「タナハ」で、 旧約聖書はタナハがもとになっています。 ユダヤ教ではヤハウェが唯一神とされました。 イエスがユダヤ教を発展させて、キリスト教が広まりました。 またユダヤ教でもイスラム教同様、豚肉を食べるのは禁じられています。 ヒンドゥー教の教典は「ヴェーダ」で、 牛は神聖なものと考えられ、牛肉を食べることが禁止されています。 分布 仏教 東南アジア、東アジア キリスト教 世界の3割、ヨーロッパ、南北アメリカ、ロシア、オセアニア イスラム教 世界の2割、西アジア、北アフリカ 世界で最もキリスト教の信者が多く、次にイスラム教、ヒンドゥー教が続きます。 キリスト教信者の半数がカトリック、2割程度がプロテスタントです。 ヒンドゥー教の信者はインド、ネパールに多く、 ユダヤ教はイスラエルで多いです。 【中学歴史 問題編】世界の宗教(三大宗教その他)の確認 問1 仏教、キリスト教、イスラム教の中で、7世紀におこった宗教はどれですか。

次の

ヒンドゥー教=大乗仏教?

ヒンドゥー 教 仏教

ヒンドゥー教と仏教の共通点 ヒンドゥー教と仏教の共通点は、 輪廻思想です。 この前世とか来世とかは輪廻の考えがもとになっています。 輪廻の原点は生まれ変わったら、次の自分は今とは異なる自分になっているという考え方です。 元々、ヒンドゥー教のもとになるバラモン教という民族宗教がありました。 仏教を始めた釈迦が生まれた頃は ヒンドゥー教という呼び名はなく、バラモン教といわれていました。 仏教は、このバラモン教で救われない人々を救うという考えから出発しています。 ですからヒンドゥー教と仏教は共通点があるというよりは、 ヒンドゥー教から見れば、仏教はバラモン教をもとにした新興宗教と考えられています。 ヒンドゥー教と仏教の違い ヒンドゥー教と仏教の違いは多くありますが、最も簡単でわかりやすい2点で説明します。 ヒンドゥー教と仏教の違い:カースト制 ヒンドゥー教では カースト制がありますが、仏教ではカースト制を否定しています。 先ほどのヒンドゥー教と仏教の共通点で仏教は救われない人々を救うとお話をしました。 この救われない人々とは、カーストによって差別されている人々を指します。 仏教では解脱すれば、悟りの世界に入ることができるとしています。 反対に、ヒンドゥー教ではいくら頑張っても 生きている間にカーストを変えることはできません。 来世では、上位のカーストに生まれ変われる階層もあるとしています。 一方、仏教ではカーストを超越した世界に到達できるとしています。 これを 仏界といっています。 ヒンドゥー教のもとになったバラモン教では人間界の上に天界があり、 現世の行いが良ければ、来世は天界に行くことができると考えていました。 でも天界に転生しても、寿命がくれば様々な苦しみとともに死んでしまうとされていました。 そこで仏教では、この苦しみから逃れられる世界を作り出しました。 仏教の最終到達目標を輪廻から解脱して仏界にしました。 仏界には、如来や菩薩が住んでいます。 苦しみも死もない世界、すなわちカーストを超えた夢のような場所に行けるとしました。 ヒンドゥー教と仏教の違い:ヒンドゥー教は多神教で仏教は釈迦が開祖 ヒンドゥー教と仏教の違いのもう1点は、その始まりと信仰の対象です。 ヒンドゥー教には多くの神様がいますが、始めた人はいません。 一方仏教は、 釈迦が開いた宗教です。 日本でも、神様をおまつりしています。 八百万の神々というように多くの神様がいますし、 自然の物いわゆる森羅万象に神は宿ると考えています。 話をもとに戻します。 ヒンドゥー教は、インドで バラモン教といわれた民族宗教がもとになっています。 インドは歴史上イスラム教の考えを持つ国家が存在した時もあります。 この時代に多くの宗教関連の施設や像が破壊されています。 最近ではバーミヤンの遺跡が宗教上の考えの違いで破壊されました。 このような流れもあって、ヒンドゥー教の歴史は語り切れない点もあります。 確実に言えることは、バラモン教は影響力の及ぶところにある 土着の宗教や神様を取り込みながら勢力を広げています。 勢力を拡大していく中で、相手を征服しないで、 共に手を携えていきましょうと話をもっていっています。 ですから、勢力が広がるにつれて神様はどんどん増えていきます。 もう一方の仏教は、釈迦が「慈悲」の教えを作り出しました。 ヒンドゥー教で救われない人々を救う考えを発展させていきました。 ヒンドゥー教と仏教の関係 ヒンドゥー教と仏教の関係は、お話してきたようにどちらも バラモン教から始まっています。 とても大雑把に言うと、ヒンドゥー教は神様をおまつりしていますので、 天地創造が物語の始まりです。 一方の仏教はバラモン教から派生していますので、 来世は救われるという死後の世界だけを語っています。 ヒンドゥー教の神様の変化した姿が釈迦 ヒンドゥー教は、3人の神様が中心になっています。 ブラフマー神・ヴィシュヌ神・シヴァ神です。 この3人はそれぞれ担当があって、ブラフマー神は創造を、 ヴィシュヌ神は維持すること、そしてその道が間違っているとシヴァ神が破壊します。 ブラフマー神は宇宙に何も存在しなかった暗黒時代に 「地・水・風・空・火」の素を作り出しました。 そして、ヴィシュヌ神は化身して人間世界に生まれ変わり、 人々を救済すると信じられています。 ヴィシュヌ神は 10個の化身を持っていますが、9番目が釈迦とされています。 ヒンドゥー教は神様の話ですので、歴史を解説している部分もあります。 ヒンドゥー教と仏教の関係を如実に表す表現です。 ヒンドゥー教はインドに残り、仏教はインドから消えた ヒンドゥー教も仏教も、インドで生まれています。 仏教の開祖である釈迦の生まれたところは ネパール南部のルンビニという場所ですが、 仏教の生まれたところはインドとされています。 しかし、現在のインドでは仏教を信仰している人はほとんどいません。 ネパール国内でも、仏教といえば チベット仏教を指します。 インドは歴史上北に勢力を伸ばしていますが、 同時に西のパキスタンから侵攻された時代もあります。 仏教はネパール国内やチベットに残り、 インドにはイスラム教がやってきてヒンドゥー教と共存しています。 ヒンドゥー教と仏教の共通点と違い:まとめ ヒンドゥー教も仏教も、輪廻の思想は共通です。 ヒンドゥー教は神様の天地創造から始まりますが、 カーストに基づいていますので、現世で頑張っても上位の階層にいけない人もいます。 仏教は釈迦の「慈悲」の教えによって、生きている間に良い行いをすると来世は救われると説いています。 仏教は、ヒンドゥー教の救われない人々を救うために始まった宗教です。

次の

バラモン教|ヒンドゥー教の源流でインド宗教最古の一つ

ヒンドゥー 教 仏教

ところで、ヒンドゥー教って、インド神話ってどうやってできたのかね? 印度って、けっこうごっちゃまぜの世界なんだよな。 皮膚の色もいろいろいるし、そんなところがおもしろい。 宗教もいっぱいある。 なんでそんなことになったんだろう。 そのドラヴィダ人ってのは、肌が黒くて今南印度あたりに住んでる人たちが末裔らしい。 もっともドラヴィダ人以前にいた原住民も印度にはいるんだけどね。 そのあと、アーリア人っていう、肌の色が白くていまの西洋系の人たちの祖先が じわじわと印度の北から住み着いていって、 彼らが中心の制度を作り上げていったんだな。 カースト制度といわれるこれは、「ヴァルナ(肌の色)」「ジャーティ(職業)」によって 身分を細分化する制度なんだけども、おおきくわけたらこんなかんじ。 ・バラモン(僧侶:宗教関係の偉い人) ・クシャトリア(貴族:戦争などで働く。 王様とか。 ) ・ヴァイシャ(商人:経済活動) ・シュードラ(奴隷:上のカーストに奉仕) ・それ以外(アウトカースト) 身分や職業は世襲制だから、バラモンたちは自分たち以外が上の位にならないように地位をかためたんだ。 まあこれはこれで秩序は保てるんだけど。 一番身分の高いバラモンたちは、神々を支配するパワーをもっているということになっていたので、「ヴェーダ」と呼ばれる聖典をいくつもつくった。 これで自分たちは神を支配できる=一番トップだぜ!ってわけ。 特に「リグ・ヴェーダ」はその中でも神々への賛歌として、現在も大変重要な聖典のひとつ。 内容は「カミサマ万歳!」ってかんじなんだけど、まあ、聖書みたいなもんだな。 ヴェーダの神様は、天候とかを神格化した自然の神様。 バラモンたちは、毎日ヴェーダを唱えて火を焚いてカミサマにお祈りしてたんだ。 だけど、決めごとが中心ってなったらやっぱ世の中おかしくなる。 時がたち、バラモン教が祭式ばかりして形式だけになりかかってたとき、 バラモン教は形式ばっかでおかしいじゃないかと、それぞれ修行者達が反対して新しい宗教を作った。 ジャイナ教とか仏教がそれなんだな。 特に仏教は、バラモンばかりが権力を握ることを気に入らなかったクシャトリアなどの王族系に支持されたから一時期とても盛んになる。 仏教は一気に広まったけど、時間がたつと 土着の神様や信仰を取りこんだりしてきてだんだん密教化してくる。 そしてついに13世紀にはイスラム教が入ってきて、偶像崇拝はけしからんと仏教の建物とかをかたっぱしから破壊していったため、インドでの仏教は最終的には消滅してしまった。 だけど、やはり 同時期に、仏教に押されていたバラモン教もおなじように土着の要素を取り込んでいきつつ力を伸ばしていく。 そして、自分たちの神話や宗教と地元の人気の神様を同一視させたりして、 バラモン教は 印度教=ヒンドゥー教として復活したんだ。 仏教は、最終的にはヒンドゥー教に取り込まれ、仏陀はヴィシュヌ神の生まれ変わりとして登場する。 この後、ヒンドゥー教は土着のや女神信仰を取り入れた「派」と 土着の・信仰を取り入れた「派」に大きく分かれ、 それぞれ発展していきますです。 前者はという、密教的な思想が色濃く入ったもの。 後者は、クリシュナやラーマが登場する叙事詩をメインとしたもの。 と 系統は異なるのですが、今のヒンドゥー教を体系作っているかんじだね。 で、このサイトで紹介しているのは、そうやって作られてきたヒンドゥー教の経典や叙事詩、物語などで紹介されているエピソード。 明確な意味での創始者がいない宗教なので、 聖典も経典もばらばら。 内容もまちまち。 もし、神話とかで 「この話が正しい」ってのはなく「どれも正しい」と取ってもらえればうれしいです。 これは 何でもありの宗教。 ほんとは全く関係のない小さな村の土着の神様を、 「じつはヒンドゥー教でいうとあの神様はシヴァ神のうまれかわりだ」としてしまう。 で、それがまかり通ってしまう考え方が根本にあるんだな。 つまり、「キリスト教の神様も印度の神様もイスラムの神様も全部いっしょ。 どれでもかわらんべー」と言い換えることもできるんだね。 宗教に関係なく、人間にとって神様は神様だ。 ということだ。 つまり、 ヒンドゥー教には、 「神様は本来一つなんだ。 それが形を変えて現れているにすぎない。 」 という考え方があります。 神さまっていう実体っていうか、「神様的なイメージ」ってところかな。 だからいろんな形でいろんな性格の神様がいてもおかしくない。 は10もの化身をもち、は奥さん共々2重人格。 優しいときは恵みをくれるけど、怖いときは。 だけど、それらはすべて神というイメージがいろいろな姿で表にでてくるだけ。 ということですな。 もちろん宗派によって考えが異なることもあるけれど、 ヒンドゥー教の中では 「この神さまが一番だから」といって 無理矢理改宗させたり 戦争おこしたりってことはあんまりおこらない。 拝んでいる本人たちはそれぞれの神様を信仰してるんだとおもうけども 宗教に関係なく、神様は同じだ。 そう考えたらこの世にいざこざや戦争もおこらないんじゃないかねえ。 なんだかんだいっても今の印度の80%以上の人がヒンドゥー教徒。 ヒンドゥー教の家に生まれること。 カーストの中でいきること。 ヒンドゥーとしてインドの大地に生まれることがヒンドゥー教徒ってことになってしまう。 人々のの毎日の生活に、思想に、規範にすべてにおいて神々と神話がいっぱい。 一般的に世界宗教と呼ばれる「宗教」とはちょっとちがうんだけども そんなところに魅力がたくさん。 学ぶべきところもたくさん。 ってところでしょうか。 最後までよんでくれてありがと。 もっと知りたかったら 一度印度いけばいいよ。 道ばたにいっぱい神様いるから。 ナンディン Nandin ガルダ Garuda シーター Sita カーマ Kama ガンダルヴァ Gandharva マハーバーラタ ラーマーヤナ Copyright C tenjikukitan. All rights reserved.

次の