キリスト 教 ユダヤ 教 イスラム 教。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の違いについて世界一端的にわかりやすく説明するよ。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の違いについて世界一端的にわかりやすく説明するよ。

キリスト 教 ユダヤ 教 イスラム 教

引用:TRUE ARK ユダヤ人のルーツをたどると、ヤコブという男に繋がります。 ヤコブの息子の一人であるヨセフが生きていた時代、一部のユダヤ人はエジプトに移住し王から良い扱いを受けていました。 しかし、そんな暮らしも永遠には続かず、王朝が変わると ユダヤ人は迫害を受ける事になります。 この時、迫害を受けていたユダヤ人を引き連れてエジプトから脱出したのがモーセという人物です。 モーセは長い放浪生活の末にカナンという約束の地に到達するのですが、その道中のシナイ山で神と契約を交わし、 10の戒律を授かりました。 この戒律が刻まれた石版は、現在イスラエルのエルサレムに残されており、ユダヤ人にとって特別な場所になっています。 ユダヤ教の絶対ルール「モーセの十戒」 引用:Wikipedia モーセが神から授かった10の戒律は後に「 モーセの十戒」と呼ばれ、現在もユダヤ教徒はこのルールの元に生活しています。 主が唯一の神であること• 偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)• 神の名をみだりに唱えてはならないこと• 安息日を守ること• 父母を敬うこと• 殺人をしてはいけないこと(汝、殺す勿れ)• 姦淫をしてはいけないこと• 盗んではいけないこと• 隣人について偽証してはいけないこと• 隣人の財産をむさぼってはいけないこと 引用: いや当たり前じゃんって事しか書かれてませんが、これがユダヤ人が持つ倫理観の根っこの部分です。 ユダヤ教の安息日は土曜日で、この日ユダヤ人は労働をしません。 禁止されている労働は「書く」「耕す」「壊す」等たくさんありますが、最も代表的なのが「 火をつける」事。 この行為、とても厄介なのが「 電気をつける」事も点火と認識されてしまうんですよね。 なので、ユダヤ人が多く住むイスラエルでは、外国人に電気を点けるのをお願いする事もあるそうです。 イエス・キリストは一ユダヤ教徒であり反逆者 イエス・キリストは、ユダヤ教に根付いている「選民思想」に異を唱えた人物でした。 当時イエス・キリストは「 ユダヤ人でなくても、神は我々を救ってくださる」と考えていたんですね。 これまで「神の救済を受けられるのはユダヤ人だけ!」と考えていたユダヤ人に対して、こんな事を言いだしたらどうなるでしょうか? 大勢のユダヤ人からの反発が生まれますよね。 ユダヤ人はイエス・キリストは反逆者だと考え、当時圧倒的な力を持っていたローマ帝国に身柄を引き渡したのです。 その後、 イエス・キリストは十字架に磔にされその生涯を終えました。 このエピソードは耳にした人も多いんじゃないでしょうか? ユダヤ教にとっての聖地エルサレムとは さて、ユダヤ教徒にとって聖地エルサレムとはどのような地なのでしょう? ここは、先ほどお話したモーセの物語でチラッと登場した約束の地「カナンの地」です。 聖地エルサレムには、 ユダヤ教の神宝「アロンの杖」「マナの壷」そして「モーセの十戒」を収めた契約の箱が安置されていると言われる神殿 イスラエル神殿 があります。 本当にそうかな? 信じていれば神はユダヤ人でなくても救ってくださるはず……。 こんな風に従来のユダヤ教の選民思想に異を唱えたのがイエス・キリストです。 この意見、当時のユダヤ人からすると考えられない事なんですよね。 だってタナハには「 ユダヤ人は神に選ばれた民だ」と書いてありますもの。 つまり、唯一神ヤハウェは自らが選んだユダヤ人のみを救済するはずで、それ以外の人間は救わないはず……。 こういった考えを持つユダヤ人にとってイエス・キリストの考えは到底受け入れる事はできませんでした。 ユダヤ教徒によってローマ帝国に引き渡され十字架に磔にされる イエス・キリストの悪評は瞬く間に広がり、ユダヤ人達は「神の教えに背く輩だ」「国家を破滅に導こうとしている」と口々に罵り出しました。 人々から散々罵倒されたイエス・キリスト。 ユダヤ人達は当時パレスチナを統治していたローマ帝国に重在任としてイエス・キリストの身柄を引き渡します。 こうしてイエス・キリストは、ローマ帝国によって他の罪人と同じように十字架に磔にされて処刑されていましました。 不当に葬られたイエス・キリストですが、処刑から三日経って彼の墓を掘り返したところ、イエス・キリストの遺体が綺麗さっぱり消えていたのです。 イエスの墓が空っぽになっている事が発覚してから、各地でイエス・キリストの目撃情報が相次ぐようになり、さらに奇跡を起こしていたという噂が流れ出しました。 新約聖書によると、イエス・キリストはあらゆる場所で奇跡を連発した後、昇天していったと伝えられています。 神の子であるイエス・キリストはユダヤ教の救世主 話は前後しますが、イエス・キリストが改革しようとしていたユダヤ教の聖典 タナハ には、 救世主伝説というお話があります。 処刑後の復活からイエス・キリストが起こした奇跡の数々を見たイエス・キリストの教え子達は、ある仮説を立てます。 引用:Wikipedia イエス・キリストは神の子というのは有名な話です。 そこにイエス・キリスト救世主説が付加されれば人々はイエス・キリストを更に神聖視するでしょう。 ところが、この理論を冷静に考えてみると• 神の子:イエス・キリスト と少なくとも神が二人いる計算になってしまいます。 神はただ一人のはずなのにおかしいですよね。 そこで考え出されたのが「 三位一体論」です。 ちょっと概念的なお話になりますが、神様は元々一人なんだけど、我々人間の前には• 神の子:イエス・キリスト• 精霊 の三つの姿で現れるんだよ、と考えるようになったんですね。 これは三大一神教の中でもキリスト教だけに存在する考え方で、大きな特徴とも言えます。 しかし、神はただ一人だと考えるユダヤ教とイスラム教はこの解釈に否定的で、イスラム教の聖典「コーラン」では「 三位一体論なんて考えはありえない」と真正面から反論する記述があったりします。 キリスト教にとっての聖地エルサレムとは なら書かなくて良い。 暗唱しなさい。 ガブリエルはムハンマドに神の言葉を伝え、それを一生懸命覚えるムハンマド。 やがてムハンマドはアラビア半島を中心にこの教えを広める事になります。 ムハンマドが説いた神の啓示は、後にコーランと呼ばれる聖典として今日まで受け継がれています。 神であり絶対的な支配者アッラーに全てを捧げます イスラム教徒にとってアッラーは• 永遠に存在する絶対的で超越的な存在• 世界の創造者であり、人間や全ての事物の運命を決定する支配者• 啓示を通して人間に語りかけ、信者を導く人格も持っている• 信者にとって一人一人が向き合うべき「我が主」 と解釈されており、イスラム教徒はアッラーに絶対服従し全てを捧げます。 イスラム教ではアッラーに服従する人を「 ムスリム」と呼んでるので、覚えておくとイスラム教の話になった時に困りません。 アッラーは啓示を通じて人間に意思を伝えますが、人間の理解が及ばない超越的な存在であるために、我々人間がアッラーの意図を完全に理解する事は出来ません。 また、アッラーは 終末の日まで存在した全ての人間の審判を下す存在で、イスラム教徒とそれ以外の人間を厳しく区別していると言われています。 じゃあムスリム以外の人間はすべて地獄に落ちるのか、と言われるとそれは解釈が別れるところで、イスラム教の聖典コーランには イスラムの教えに関心がない人間も救済してくれるという記述があります。 イエス・キリストは神じゃない。 しかし、イスラム教は アッラーを唯一神とする一神教ですから、イエス・キリストを神の子と認めるわけにはいきません。 ですが、イエス・キリストの事を 偉大な預言者の一人として尊敬していて、彼をこの世に産み落としたマリアもまた同様に尊敬されています。 ちなみに、キリスト教では、 イエス・キリストはマリアが精霊から授かったとされているため父親は居ないと考えられています。 しかし、イスラム教におけるイエス・キリストは神の子ではないので 父親が存在すると解釈されています。 イスラム教にとっての聖地エルサレムとは 引用:Wikipedia イスラム教にとってエルサレムは、メッカ、メディナに続く第三の聖地として位置づけられています。 イスラム教の開祖であるムハンマドは大天使ガブリエルに導かれるままエルサレム神殿の上にある岩から天馬に乗って 空の旅 ミウラージュ に出てメッカからエルサレムに降り立ちました。 空の旅に出る時にムハンマドが踏みしめたとされる岩は、聖なる岩と呼ばれ現在は岩のドームにて保存されています。 現在、ムスリム達はメッカに向かって一日五回お祈りを捧げますが、イスラム教が布教され始めたばかりの頃は メッカではなくエルサレムに向かって礼拝が行われていたんですよ。 当時のムスリム達にとって聖なる岩がいかに神聖なものだったかが分かります。 岩のドームを観光するなら楽天トラベルがおすすめ まとめ:三大一神教はイエス・キリストと聖地エルサレムの解釈が違う 今回は 中東で生まれた三大一神教についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。 ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も、同じ神・聖地を持っているにも関わらず戒律や神に対する解釈が微妙に違っているのは三大一神教の面白いところだと思います。 今回は入門編という事で、それぞれの宗教の触りだけをお伝えしましたが、各宗教の戒律や信仰内容を掘り下げた記事を作っていきたいですね。 日本ではオウム真理教のテロだとか悪質な宗教勧誘の影響で、宗教の話題がタブー視される事が多いんですが、海外では「好きな食べ物ってなに?」くらいのフランクさで「信仰してる宗教ってなに?」と宗教の話題を振られる事が結構あります。 海外での長期滞在を考えている人なら、世界的に信仰者が多い宗教の大まかな内容だけでも抑えておくと安心ですよ。

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ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の違いについて世界一端的にわかりやすく説明するよ。

キリスト 教 ユダヤ 教 イスラム 教

・ユダヤ教 ・キリスト教 ・イスラム教 の3つです。 なぜか。 後で出てきますが、 この3つの宗教は同じ神、同じ聖地を持つからです。 ちなみにこの3つは 三大一神教と呼ばれています。 別に間違ってはいないと思います。 【ユダヤ教】 ユダヤ教徒にとっての神は ヤハウェー(ヘブライ語) 【キリスト教】 キリスト教徒にとっての神も ゴッド(英語) 【イスラム教】 イスラム教徒にとっての神は アッラー(アラビア語) ここで注意したいのは、この3宗教とも同じ神様を信仰しているという事です。 3宗教の信仰する神が同じ理由 簡単です。 日本語で神を表す言葉は「 かみ」、英語では「 ゴッド」、ヘブライ語では「 ヤハウェー」、アラビア語では「 アッラー」だからです。 つまり、ゴッドもヤハウェーもアッラーも訳せば全て「神」なのです。 神が世界を作り、神がモーセに十戒を授け、神が処女のマリアのお腹にイエスを宿し、神がムハンマドに啓示を与えたのです。 もちろんユダヤ人の言葉、ヘブライ語で書かれています。 タナハには『預言書』という章があり、「乙女が身ごもり男の子を生む・・・」といったヘブライ語の記述があります。 しかし『旧約聖書』はギリシャ語で書かれているので、 ヘブライ語とギリシャ語の間の翻訳時の差がどうしても出てきます。 例えば 「乙女であった 聖母 マリア」というヘブライ語をギリシャ語にすると 「処女だった 聖母 マリア」と訳されます、しかしヘブライ語では「乙女=処女」とはかぎりません。 この訳し方の違いで、聖母マリアは処女なのに懐妊したという奇跡のエピソードが全くのデタラメになってしまいます。 ですので『旧約聖書』はあくまでもキリスト教から見たユダヤ人のエピソードで、完全なオリジナルでは無いんです なのでオリジナルのユダヤ教典は タナハと呼びましょう 旧約聖書と新約聖書の違い ユダヤ教徒と神との歴史が綴られたのが「旧約聖書」、キリスト教徒と神との契約が綴られたのが「新約聖書」です。 物語の年代だけみればその通りですが実はこの「新旧」の呼び方はキリスト教徒が一方的に世間に広めた不公平な呼び方なんです。 ここで再びおさらいですが、ユダヤ教徒は 現在も救世主 メシア の登場を待ち望んでいる という立場です。 つまりユダヤ人にとってはタナハの歴史は今も続いており、まだ救世主は現れていません。 しかしキリスト教徒は イエスこそが救世主なので、ユダヤ人が待ち望んでいるメシアなる人物はもう出てこない。 タナハはもう完結している! という立場を取っています。 『ユダヤ人の歴史編ー完ー』の状態です。 救世主の捉え方 3宗教で救世主の捉え方は違います。 しつこいようですが本当に重要なことなのでもう一度言っておきます 【ユダヤ教】 世界の終わりが近付くと救世主 メシア が現れ、敬虔なユダヤ教徒のみ救われます。 しかしメシアは未だ現れてはいません 【キリスト教】 処女であるマリアに神が宿した子がイエス。 一度死んだが復活して各地で奇跡を起こして周ったので、イエスこそがキリスト 救世主 であると信じる人が続出 世界の終わりが近付くと神を信じる者は全員イエスと共に天国に行けます 【イスラム教】 救世主という概念はありません 世界の終わりが来ると、神 アッラー が直々にこの世に降りてきて全員を一度復活させます。 その中で前世の行いが書かれた札を持たされ、善い行いの方が多いものは天国へ、悪い行いの方が多いものは地獄へ行きます。 3宗教の聖地 さて、3宗教の聖地は偶然か必然か、一緒です。 そう エルサレムです。 では各宗教でどのような経緯があったのでしょうか。 このように3つの聖地はとても近く、歩いて三カ所とも周れるんです。 ユダヤ教徒にとってのエルサレム ユダヤ人の父アブラハムが 神から与えられた土地がパレスチナの中心都市エルサレムで、息子のイサクを神に生贄にしようと寝かせた岩が『聖なる岩』として現在も残っています。 また、神の啓示を記したモーセの十戒を祀った神殿をソロモン王がエルサレムに建てましたが一度新バビロニアに破壊され、数百年後にヘロデ王が再び神殿を再建しました。 しかしローマ帝国に再び完全に潰され、ユダヤ人が世界中に離散 ディアスポラ することになりました。 その神殿の残りが嘆きの壁として現在のユダヤ教徒の聖地となっています。 キリスト教徒にとってのエルサレム 処女であるマリアが大天使ガブリエルから受胎告知を受けてこの世に生を受けたイエス。 数々の神がかり的な奇跡を起こしながらも、ローマ帝国に捕まり エルサレムのゴルゴダの丘に建てられた十字架で磔刑にかけられました。 しかし磔刑から3日後、各地でイエスが奇跡を復活して起こしているとの目撃情報が寄せられ墓を確認するとそこにイエスの遺体はありません。 それから イエスこそが救世主であるとの考えが世界に広がりました。 そのイエスが磔刑にかけられ復活した場所こそがエルサレムの 聖墳墓教会で世界中のキリスト教徒の聖地です。 イスラム教徒にとってのエルサレム お金持ちの商人の家に生まれたムハンマドという男がいました。 彼が40歳くらいの時に山で修業をしていると突然、 大天使ガブリエルがムハンマドに神の啓示を与えました。 これによってムハンマドが 最後で最大の預言者と信者から呼ばれるようになり 自らもそう宣言していた 、彼はガブリエルと共に一夜にしてエルサレムに飛び、ユダヤ人の聖なる岩に足跡と手形を付けて昇天したと言われています。 それから聖なる岩はユダヤ人のものと言うよりは イスラム教徒の聖なる岩になりました。 その後、岩を保存するために『 岩のドーム』と呼ばれるドームを建造し、これがイスラム教徒の聖地となりました。 3宗教の主な戒律 3宗教はとても似ていると言いましたが、戒律 禁じられていること も結構似ています。 ではそれも一緒に確認しましょう。 ユダヤ教の戒律 戒律は厳しく、厳しい戒律を守ったユダヤ教徒だけが救われるという考え。 基本はモーセの十戒という通り、10個の戒律があります。 両親には親切な言葉で話しなさい• アッラーが尊いとされた生き物の生命を奪ってはならない• 豚肉は食べてはいけない• 盗みをしたら報いとして両手を切断しなさい などがあります。 ユダヤ教ありきのキリスト教なのだから。 ただ救世主に関しては認識が違います。 でもタナハと新約聖書の両方ありきの我々イスラム教なので、どちらも支持します。 でもイエスは救世主というよりはただの預言者で、もっと偉大な最後の預言者はムハンマドです。 まとめ という事で、以上の内容をまとめた表を以下に示します おわりに という事で、今回は真面目に3宗教についての総集編としました。 結局どの宗教が間違っているとか、どれが一番正しいとかはわかりません。 しかし現実問題として、これらの宗教が世界の戦争や紛争の元になっているのは事実です。 もっと世界の宗教に目を向けて、今この世界で何が起こっているのか、そしてその原因は何なのかを詳しく知ることは非常に重要だと思います。 皆さんも常日頃アンテナを張ってなるべく偏らずに公平に世界を見てください• 1992年11月生まれ 京都在住 旅する空手家 大好物は「旅」「自然」「カメラ」「空手」 そして「鶏天」と「麻婆豆腐」も... 顔に似合わずロマンチスト 関連する記事• 目次 1. はじめに2. ユダヤ教・キリスト教・イスラム教3. 七世紀前半、サウジアラビアの[…]• 目次 1. はじめに2. 中東戦争とは3. パレスチナとは4. 帰ってきたユダヤ人5. パレスチナ分割5. イギリスの矛盾外交5. 分割賛成の[…]• 目次 1. はじめに2. キリスト教とは3. キリスト教の大まかな流れ3. 処女マリアが懐妊3. イエスの処刑と復活3. ローマ帝国の国教[…]• 目次 1. はじめに2. ユダヤ教・キリスト教・イスラム教3. メシアが現れた『キリスト教』3. ディアスポラ前後のおさらい3. 神に選ばれた[…]• 目次 1. はじめに2. カノッサの屈辱(ローマ教皇最強説)2. 皇帝 国のトップ VS 教皇 宗教のトップ はじめに RYOです 今回ご紹介[…] コメント (1件)•

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ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は同じ神(ヤハウェ)を信仰しているって知ってた?

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イスラム教とキリスト教が対立する本質的な理由はありません。 長い歴史を見れば、イスラム教とキリスト教が常にどこででも対立していたわけではありません。 歴史的には、イスラム教は、ユダヤ教やキリスト教に対する改革的宗教運動として始まっています。 イスラム教はヘレニズム・ローマのキリスト教圏の外で誕生しましたが、やがてイスラム国家が東地中海と北アフリカのキリスト教圏に広がるとともに、この地域に広がりました。 その際、イスラム国家は原則として、ユダヤ教徒やイスラム教徒が、同じ一なる神を奉じる者として信仰を保つことを認めました。 それどころか、多くのイスラム国家において、キリスト教知識人は重用され、官吏や学者として活躍しました。 イスラム教とキリスト教の対立が先鋭化するのは、キリスト教諸国がエルサレムを一方的に攻略し、その後もイスラム支配地域への攻撃を試みた十字軍以降です。 実際には、当時、キリスト教徒によるエルサレム巡礼は基本的には認められており、ビザンツ帝国と周辺のイスラム諸国との争いはあっても、イスラム圏全体でキリスト教徒が迫害されているということはありませんでした。 十字軍は、キリスト教諸国とローマ教会による宗教的・政治的野心から行われたものであり、イスラム諸国からすれば不当な侵略でした。 エルサレムを占領した十字軍は、ユダヤ教徒やイスラム教徒の虐殺を行い、遺恨や恐怖を残したのです。 その後、イベ... ロード中...

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