フリー ゲーム おすすめ。 面白くて印象深くてオススメしたいフリーゲーム10選(前編)|天野|note

おすすめのフリーゲームを紹介するやで!【フリゲ名作】

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OPがサイレントなのと、 DLページのあらすじから解釈した。 プレイヤーキャラが 156人と多いので、 非常に楽しいのですが、何をしたらいいのか分からなくなるので、 仲間から攻略のヒントを聞けたり、練習用のサンドバックやチュートリアルといった 親切設計が盛り込まれています。 156人もいるので、低耐久だけど一部の属性攻撃無効化する ピーキーなキャラが混じってたりしてるので、 五つ葉的には非常に楽しいです。 (変な性能のキャラ大好き) 勇者と呼ばれるキャラが10人程いるので、 勇者オンリーPTも組めたりします。 (バランスが悪いですが) 戦闘はRPGツクール2000のデフォルト戦闘ですが、 特殊な演出やギミックといった工夫が凝らされているので、 勝てなくても目だけで楽しめます。 主人公のアウラルが頼りになる おばちゃん(自称)なんだよなぁ。 勇者アウラルはアルラウネ族の女性。 人々から恐れられているモンスターの身でありながら、 世界を救った事によって勇者と呼ばれるようになり、 人々に慕われている模様。 この少女がエリス。 人間としての意識はまだ残されているが、 魔王病の影響で体の半分がモンスターっぽくなってきている。 彼女を救うことがこの旅の目的だ。 ダンジョン内ではランダムで中身が変わる宝箱を ひたすら漁って仲間達を強化していこう! 運というステータスが高いほどレアアイテムが手に入りやすいので、 戦闘力重視か、レアアイテム狙い重視かで攻略の方法が変わってきます。 (対して重要な要素ではない) 戦闘画面ではコマンド入力時に立ち絵が出てきます。 RPGツクールMVのデフォルト戦闘ながらも、 とてもいいスパイスになっております。 (デフォルト戦闘ってバカにされがちらしいけど、五つ葉は大好きです。 ) POINT ・2015 2018年に体験版リリース ・ツクール2000究極のデフォルト戦闘 ・豊富な装備や豊富な技 ・推定プレイ時間は70時間以上 ・2019年現在も制作が続いています。 ストーリー 辺境の地、赤の森。 赤の森で最強のフレイムだが、為す術もなく力尽き、動物達は虐殺された。 それから一週間後、フレイムは復活したが大きく力を落としてしまった。 そこで冥界からやってきたお化けのゴス子が 清らかな魂の動物が大量に冥界にやってきたという理由で フレイムの仇討ちの旅に協力すると持ちかける。 こうしてフレイムの長い長い冒険が始まった。

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もぐらゲームス執筆陣の選ぶ 2019年おすすめフリゲ・インディゲーム14選

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ここではフリーゲームRPGのおもしろい作品を• 特徴(長編・恋愛・アクションなどなど)• 初見でどんなゲームか伝わりやすく• 遊んだり、実況プレイ動画が見たくなる ようにまとめて紹介しようと思います! 「暇すぎて長時間遊べるRPGゲームを探している」 「RPGだけどそこそこお手軽に楽しめる作品を探している」 「実況プレイを見て暇つぶししたいからおすすめのゲームを探している」 なんて人はぜひチェックして楽しい時間を過ごしてください! パソコンでもスマホでも遊べる作品もたくさんあります。 暇な時に使えるようにブックマークもどうぞ。 フリーゲームRPGのおすすめ作品 個人的にプレイした又は実況動画で見て面白かった作品のみになります。 趣味の偏りが多少あるのはご容赦ください。 フリゲ初心者の方は遊びやすい作品から試しにプレイしましょう! 【げーむを遊ぶ】 スポンサーリンク どちらもダウンロード不要でブラウザで遊べます。 freem. その道中で様々な武器を拾って魔王を討伐しちゃったり、武器図鑑を集めたり。 簡単なゲーム性ながらやりこみ要素もあるお手軽&長く遊べる作品です。 【特徴】 ゲーム内にある道具が全て武器にできる。 アイテム収集が楽しいフリーゲームRPG 【コメント】 「ぶきあつめ」のタイトルの通り本作品は 「 武器」に焦点が当たっているゲームです。 freem. 防御力という概念はなくて、レベルアップで上げられる• 攻撃力を上げてすぐ倒すか• HPを上げて攻撃に耐えるか• 運を上げて回避するか も重要になってきます。 個人的に一番面白いのはHP中心に上げていくやり方なんじゃないかなぁ・・・と。 逆に一番面白くないのは攻撃力を上げることだと思います。 拾った武器の強さ(攻撃力や特性)を生かすほうが楽しいです! 主人公の【うぇ子】ちゃんと妹の【ポン美】ちゃんのキャラ絵も雑に描かれる中にかわいさがあるし、ぜひ遊んで欲しい超おすすめの作品です! 評価の高いゲームですし、個人的にも傑作であり神ゲーだと思います。 個人的おすすめ度(1~10):【9. freem. 娘のレベルを上げたり、プレゼントすることで少しずつ好感度も上昇するという恋愛的な要素が楽しすぎるゲーム。 登場する娘(美少女達)のキャラクターは30人以上でキャラ性能も様々。 色々なキャラ性能を調べながら育成して戦闘を有利に進めていく面白さがあって、RPGとしても名作! 【特徴】 勇者と大勢の娘のほんのりいちゃいちゃRPG! 勇者のレベルはずっと1のまま。 絶対にどこかでニヤニヤしてしまう自分になってしまうことだけ注意してください。 お気に入りの娘キャラを連れてダンジョンを一緒に冒険します。 gamemaga. RPGとしても風来のシレンのようなダンジョン系になっていて、キャラ毎の性能の違いを楽しめることも評価を上げているポイントだと思います。 freem. 戦闘のバランスも全然悪くはないですが、娘(仲間)キャラが30人以上いるので納得できる範囲。 本当にどのキャラでも強いスキルなどがあって使える仕様になっています。 キャラ性能+自分のお気に入りで同行するキャラを決めていくのが最高に楽しいので、ぜひ自分のお気に入りを見つけて遊んでみてください! 個人的フリゲRPGランキング一位くらい面白い作品です。 freem. レベルのインフレと合わせて体力や攻撃力も大幅増加していく。 敵キャラも可愛い女の子キャラが豊富で一つの楽しめるポイント! インフレする割にゲームバランスは崩壊しておらず、爽快かつほどよい難易度。 自分の即座の判断が必要なリアルタイム戦闘システムでゲームの独創性が出ていてGOOD! 簡単なシナリオ説明としては【 最弱スライムが他人の体を乗っ取って(コピーして)最強になっていく】という感じ。 【特徴】 レベルの驚異的なインフレ 特徴的な戦闘システム 【コメント】 インフレクエスト2は【 爽快感・自力戦闘・コメディ色ストーリー】という内容が好きな方に最適のおすすめRPGです。 このゲームはまず最弱スライムが主人公でスタートするのですが、コピー能力でどんどん使用できるキャラを増やしていきます。 変身しているキャラによって村人の話す内容が違ったり、新しいコピーを手に入れることができたり。 使うキャラクターによって特有のスキルもあったりと楽しめる要素が意外と多いです。 freem. 攻撃力がめちゃくちゃ高いけどめちゃくちゃ攻撃スピードが遅い武器• 攻撃力は低いけど爽快な攻撃スピードを誇る武器• 無難な武器• 役に立たない武器 などなど。 できるだけたくさんの人数(仲間)を集めて王様の所へ! 最大999人まで仲間を集めることが可能。 他のRPGと違う所は【仲間をすり抜けられない】ということ。 【特徴】 戦闘以上に仲間集めが難しいゲーム! 【コメント】 ぼくらの大革命!はドラクエ7のふしぎな石版?まで全て集めちゃうくらい RPGをやりこみ要素まで楽しむ人にはおすすめです! このゲームはクリアだけしようとすると【王様に話しかけるだけ】ですが、【何人仲間を連れて王様に話しかけるか】で王様のセリフも変化します。 最大の特徴は999人まで仲間を集めることができること! 上記の画像を見てもらえば分かるように超大人数を仲間にできます。 仲間を通り抜けることができないので自分が一度通った場所は壁になると思ってください。 通る場所がなくなったらトカゲの尻尾切りみたいに後列の仲間を切り離して進みます。 サクサク仲間を集めて楽しい!• 仲間を集めれば集めるほど通る道がなくなって難易度上昇• 一回仲間を捨てて効率的な仲間集めを模索する• 大手ゲーム実況者さんも何人か遊んでいるので自分でやり込むのが苦手な人は動画を楽しむのもアリかもしれません! このゲームを遊ぶならVectorからダウンロードできます。 いきなり一発目の冒険で100歩以内にクリアできたら神レベル。 街から出るのも歩数を使うし、魔王城へ行くのにも歩数を使います。 こんな厳しすぎる状況で 「100歩でどうやって攻略していくか考えるのが面白そう!」と気になった人にはぜひ遊んでほしいゲームです。 マップは狭いのに試行錯誤のやりこみが多いRPGゲームでおすすめです! 個人的おすすめ度(1~10):【7. 5】 話しかけたら打ち上がるRPG 【ゲームシステム】 村人に話しかけたら打ち上がるRPG 制作者:ゴメスさん 【シナリオ・ゲーム性】 村人と会話したら村人を打ち上げる能力の持ち主が主人公! 村人をたくさん打ち上げて魔王グヌフフを攻略していく謎のゲーム。 歩数による時間経過の概念があって時間以内に多くの村人を打ち上げる必要がある。 会話と時間内の行動が重要になRPGゲーム。 【特徴】 勇者が村人を打ち上げる(打ち上がる) バカゲーとはいかないまでもおふざけが面白い 【コメント】 話しかけたら打ち上がるRPGは おふざけ感満載だけど試行錯誤が必要なゲームが好きな人におすすめです。 画像を見てもらえば分かるようにかなり出オチ感のあるRPGですが、実は内容も面白い! このゲームの醍醐味は 【時間内にどれだけ多くの人を打ち上げられるか?】という所にあります。 初見だと近場のキャラクターを打ち上げて軽く散策していたら時間切れになってしまうかもしれません。 重要なポイントとしては• 打ち上がる村人の強さは違う• なるべく多く強い村人を打ち上げること• 普通に話しかけるだけでは打ち上がらないキャラを攻略する ということです。 気軽に暇つぶしで遊んでみたいという人はやってみましょう! 個人的おすすめ度(1~10):【6. 5】 前向き勇者 【ゲームシステム】 アクションRPG 制作者:ポルゼンヌ小林さん 【シナリオ・ゲーム性】 魔王の呪いのせいで前向きしかできなくなった勇者の冒険! 道中で右向きしかできなくなったり左向きしかできなくなったりも。 普段は上下左右どこでも向けるから取れる宝箱や村人との会話ができなくなる!? 体の向きを変えるために魔王に挑むアクションRPG! 【特徴】 リアルタイムアクションRPG。 フィールドで敵とリアルタイムバトル。 スキルツリーや転職(ジョブチェンジ)、武器合成なども楽しめるポイント! 【コメント】 前向き勇者は• 聖剣伝説みたいなフィールドでリアルタイムアクションRPGを遊びたい• 設定は独創的で面白いけどシステムはめちゃ真面目に作っているゲームが好き な人にはおすすめです! このゲーム【前しか向けない】というちょっと変わった設定のRPGですが、スキルツリーや転職もあって武器合成もあって単純にRPGゲームとして面白いんですよ。 ちなみにポルゼンヌ小林さんという作者が作る面白いゲームは他にもあります! 大林や中林などと争う【小林クエスト】なども前向き勇者がハマった人にはおすすめします。 個人的にはフリーゲームRPGの中で隠れた名作だと思っています。 個人的おすすめ度(1~10):【7】 らんだむダンジョン 【ゲームシステム】 ローグライグRPG? シンボルエンカウント 制作者:はむすたさん 【シナリオ・ゲーム性】 ダンジョンに潜ってお宝集め! 定番といえば定番。 戦闘はドラクエ風に近い? アイテムの種類もめちゃくちゃ豊富で文章で笑わせてくる作者のおちゃめ感。 【特徴】 ゲームオーバーペナなし アイテムの解説を楽しめる 【コメント】 らんだむダンジョンは今でも遊ぶ人は多いでしょうが一昔前の作品です。 過去作品のランキング上位だったり、人気のあったフリーゲームRPGをやってみたい!という方におすすめです。 基本的な流れは• ダンジョンに潜って宝箱を集める• 街中でイベント発生• さらにアイテムを集めにダンジョンへ という定番な感じです。 とにかくアイテムの種類がハンパなく多くて、それぞれのアイテムの解説が面白いのがらんだむダンジョンの特徴でもあります。 一番トップで紹介した、システム的には【Hero and Daughter ヒーローアンドドーター 】と少し近いかもしれません。 個人的には安定感あって面白い良作のフリゲRPGだと思います。 個人的おすすめ度(1~10):【6】 【Vector】のページはこちら: スポンサーリンク RPGフリーゲーム以外の暇つぶし 興味のあるフリーゲームが見つからなかった 今日一日中ヒマだから何かすることを探している方はフリゲ以外の暇つぶしを探してみましょう! 【外に出かけたい人】はこちらを参考にしてみてください。 【家でダラダラまったり暇つぶししたい人】はこちらを参考にしてみてください。 それではここまで読んでいただきありがとうございました。 スポンサーリンク•

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オススメのやりこみ系フリーゲーム(RPG)GWや夏休みにドウゾ!

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2010年代最後の年であるとともに、平成から新元号・令和へと移り変わった2019年。 時代の節目となった1年、皆様はどのようなゲームと共に過ごされただろうか? 本稿では、もぐらゲームスの執筆陣が、2019年にプレイしたゲームの中で特におすすめできるフリーゲーム・インディーゲーム14作品を一挙特集する。 各執筆者が2019年に遊んだ中で「これは!」となった作品の数々を紹介していくので、気になった作品があればぜひ手に取ってほしい。 昨年の記事はこちら。 やっぱり王様がいちばん! 動画配信サイトが普及し、人々が生放送を気軽に行えるようになった昨今、もはやゲームとは切り離せない関係となっている「ゲーム実況」の文化。 逆にそうしたゲーム実況文化をゲームの側がモチーフとした作品もまま見受けられるようになった。 マテンロウ計画制作の『やっぱり王様がいちばん!』もそんなゲーム実況をモチーフとした作品のひとつだ。 本作ではアザラシ王国に住まう王様が隣の海域に住むライバルの姫との「おやつ権」を賭け、横スクロールシューティングゲーム『SUPER AZARASHI』に挑戦することになる。 こっそりと王様の実況付きで。 シューティングゲームとしてはパロディな風味の強いオーソドックスな内容。 難易度もそれほど高くはないが、ポイントになるのが「王様による実況」と「視聴者数」の存在。 王様は自機の体力が減って ピンチになると激しくお叫びになられるので、 字幕が大変邪…自己主張を始めてくるという困ったちゃん。 しかし ピンチのほうが撮れ高も高くなるという危険行為推奨な一面もあり、着実に進むか撮れ高を狙うかのアンビバレンツが発生することになる。 いかにギリギリを攻められるかがポイントだ。 そして キュートなキャラクター達も魅力的。 何のかんの言っても、やっぱり王様がいちばん可愛い。 (真野 崇) タイトル: やっぱり王様がいちばん! 制作者: マテンロウ計画 クリア時間: 10~15分 対応OS: ブラウザ 価格: フリーウェア プレイはこちらから 装甲断姫 地中深くから発掘されたAI搭載型戦闘装甲車「装甲断機」。 その研究を行うニオ博士のもと、装甲断機「ブラスタリア」のドライバーとなった少女・リンネは、博士の依頼で車載AI・ウズメと共に謎の生物「シュマム」を探す旅に出る。 『装甲断姫』はフリゲRTS『雛型戦略』などを制作したっK氏による作品で、 レーシングとシューティングとRPGを組み合わせたキメラティックな異色作。 2019年年始よりBOOTHにて公開・販売されている。 レースはトップビュー視点で進行し、サーキットではコースを周回しつつ敵を撃ち落としていく。 レースとシューティングを同時にこなすとなると忙しそうに聞こえるが、本作では 車の運転はAIが行う自動運転に任せてしまうことができるという、レースゲームとして見ると大胆なシステムでこれを解決している。 堅い敵相手にはAIにハンドルを任せてローギアからの武器パワー供給で攻撃に集中し、サーキットを先行する速い敵には自身で運転してショートカットを使って先回りをする、などというように 自動操縦と自力操作の二人三脚の配分が光る。 装甲断機同士の対決となる「バトルレース」では車の運転は完全にAI任せとなり、プレイヤーは車載ドローンを操作して対戦相手を妨害しレースを援護する形式で戦うことになる。 加えて、コース内やマップを探索してパーツを集め、車両やドローンをカスタマイズすることも可能。 通常のステージではマニュアル操縦を活用してパーツを探し、チューンナップを施してバトルレースに備えよう。 漆黒の世界「ゼレ」に落とされた少年「ユー」となり、妖精の「フェーツヴァイ」らをはじめとする仲間たちと共に、旅をしながら「ガイスト」と呼ばれる怪物と戦っていく。 最大3キャラクターからなるパーティを組み、プレイヤーは隊列の先頭のキャラクターを操作する。 残りの味方はオートで行動し、 オフェンシブ/ディフェンシブのモード切替によって行動の指針を変更することが可能だ。 パーティの状況や敵の行動に合わせてモード切替を判断していくだけでなく、ボス戦時はボス敵の行動マーカーに合わせてモード切替を行うことでボーナスが得られるリズムゲーム的な要素や、HPを犠牲に行動ゲージを高速で溜める「ソウルブースト」からの攻撃連打で敵を畳み掛けるなど、単調過ぎず、性急すぎずの適度な忙しさのあるバトルが楽しめる。 ボス敵となる「ガイスト」は 悲しみに囚われて怪物と化してしまった人間という存在だが、戦闘がリアルタイムに進行することを活かして、 ボス戦と平行してその「ガイスト」のバックグラウンドが語られていく演出が鮮烈。 本作は2019年8月に開催されたコミックマーケット96にて初頒布された後、の各種即売会で頒布が行われている。 2019年12月時点では 販路が即売会での頒布のみで入手性に難があり気軽には薦めがたいが、もしも機会に恵まれた折には是非とも手に取ってほしい。 (真野 崇) タイトル: PIANOFORTE 制作者: ヘビサイドクリエイション クリア時間: 2~3時間 対応OS: Windows 価格: ¥1000 公式サイト: TANUKI sunset ピンクと水色のショッキングカラーに彩られたビジュアルイメージと、「チョップド・アンド・スクリュード」などのエフェクトによる気だるい音色作りが特色の vaporwave(ヴェイパーウェイヴ)という奇妙な音楽ジャンルがある。 vaporwaveは水面下で流行を見せていたジャンルで、近年では任天堂『スプラトゥーン2 オクト・エキスパンション』でフィーチャーされた事でご存知の方も居ることだろう。 『TANUKI sunset』はそんなvaporwaveの意匠が感じられるスケボー・ドライブゲーム。 Webサイト上から直接プレイできるほか、より多機能なダウンロード版も用意されている。 障害物に衝突したりコースアウトしないようにTANUKIを操りつつ、アイテムを拾ってスコアを稼いでいき、ゲームオーバーまでのスコアを競う。 ボタンを押しながらコーナリングをすることでドリフト走行、スティックを下に入れると180度ターンを行うことができ、ジャンプ台を使ったジャンプや障害物ギリギリを攻めるなどの各種トリックによって更なるスコアアップを狙うことが可能だ。 シンプルなルールだがそれ故に熱中でき、気の抜けたシンセサウンドに合わせて スタイリッシュにドリフトを決めたり衝突時に軽快に吹っ飛んでいくTANUKIの様子がクスッとした笑いを誘う作品となっている。 なお、本作について日本語話者がまず胸中に抱くであろう 「お前はタヌキじゃなくてアライグマだろ」というツッコミについては、vaporwaveというジャンルにおいて「怪しい日本語」は重要な構成要素のひとつとされており、つまり TANUKIであることはvaporwave的に正しいといえるようだ。 奥が深い。 (真野 崇) タイトル: TANUKI sunset 制作者: Squid Squad クリア時間: エンドレス 対応OS: HTML5対応ブラウザ , Windows 価格: フリーウェア ダウンロードはこちらから グミシューター 『グミシューター』はsimatten氏制作によるワンボタン操作のランゲーム。 Android版とWindows版がそれぞれ公開されている。 二挺拳銃の少女を走らせゴールを目指すことになるが、画面のボタンをタップすると「前進」と「射撃」を同時に行い、タップを離すとバク転で後退したのち停止する。 銃には残弾数が設定されており、敵を射撃で倒したときに出てくるアイテムを取るか、静止し続けることで補充することができる。 敵とぶつかって体力が無くなるとゲームオーバーとなる。 「前に走る」「銃を撃って敵を倒す」「アイテムを拾って弾丸を補充する」という 3つのアクションがひとつのボタンで連鎖するのが非常に気持ち良く、ワンボタン操作ながらプレイ感覚は驚くほどに。 時にはノンストップで敵を倒しつつ駆け抜け、時には立ち止まり敵との距離を慎重に詰めていこう。 操作に慣れるための冒頭部で敵のラッシュからタイトルのカットインへと繋がる 切れ味鋭い演出もクールだ。 ボスを倒した時点でゴールとなるためプレイ時間は非常に短いが、そのぶん果汁たっぷりのグミキャンディよろしく 小粒のなかに味が凝縮された作品といえる。 クリア時にはタイムが記録されるので、繰り返しのタイムアタックでよく噛んで味わおう。 2018年、ニンテンドー3DSで発売された新作『』にもどころか、 続編『ネコロイドII ニャムスリターンズ』まで登場する衝撃の展開があったのだが、こちらもジャンルは前作と同じ。 この設定で探索型を作る考えはないのかと、若干、メトロイドシリーズの制作陣に問いてみたい気持ちがあった。 そんな続編から1年後、アメリカのインディーディベロッパー「doink Soft」がやってしまった。 正真正銘のネコロイド、『Gato Roboto』誕生である。 その内容も 紛うことなきメトロイド系探索型アクション。 ニャムスじゃなくて「キキ」がご主人の「ゲイリー」を助けるべく、謎のSOS信号が発信された小惑星内に広がる軍の研究施設の探索に挑む。 猫でも使えるパワードスーツを装着して。 「マジでやりおった……!」の一言である。 システム周りも隠す気皆無のメトロイド。 ショット攻撃で開くゲートを潜り、怪物を撃退しながら迷宮のような研究施設を進み、SOS信号の謎に迫っていく。 アクションも敵に大ダメージを与える「ミサイル」こと「ロケット」、攻撃判定有りの体当たり「スクリューアタック」こと「スピンジャンプ」と、これまた隠す気ないほどメトロイド。 しかし、 前者はオーバーヒート式で連射できなくしていたり、後者は二段ジャンプを可能にするアクションで、体当たりの威力も低くするなど、ちゃんと差別化されている。 そして、最大の特色「バトルスーツ着脱」。 (Nintendo Switch版の場合)Xボタンを押すと操縦主のキキがスーツを脱ぎ、単身外へ飛び出す。 以降、壁の駆け上がり、狭い通路の突破など、スーツ着用時にはできない機動性の高いアクションが可能になる。 ただ、生身なので攻撃手段はないし、 敵やその攻撃に接触すれば即ゲームオーバー。 そんなダメージあり・なしのパートが交互に展開される緩急の激しい構成になっており、独特の遊び応えとスリルを味わえる。 探索周りも次に進むべき道が把握しやすくて非常にテンポがよく、かと言って密度を薄くしすぎない絶妙なバランスでまとまっていて、クリア時間短めながら確かな手応えを得られる。 また、探索型アクションの醍醐味、タイムアタックのやり込みに気軽に挑めるのも魅力。 もちろん、「カートリッジ」を始めとするアイテム収集要素も完備。 その際には高度なテクニックも試されたりと、コアなプレイヤーの心を揺さぶるフィーチャーも揃っている。 2019年は年明け間もなく、本家メトロイドシリーズ最新作『メトロイドプライム4』が開発体制変更で無期限延期になる大変残念な報せがあったのだが、本作はその寂しさを補ってくれる見事な傑作に仕上がっている。 ひとつの探索型アクションとしても、ホドホドの難易度と手頃なボリュームもあって、ジャンルの経験が浅いプレイヤーも気負わず遊べる内容だ。 猫がバトルスーツをまとって戦う設定にピンと来たなら、すぐにでも遊んでみていただきたい。 ネコロイド、オモロイド。 「にゃおん」と「みゃおん」をシーンによって使い分けると言った、プロフェッショナルなこだわりが炸裂した翻訳の数々は必見。 村を散策しながら、おじさんの帽子を盗んだり、突然鳴いてビックリさせるなどして、彼らの日常をどんどん台無しにしてまいります。 そんな愉快なストーリーが繰り広げられる『Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~』は、オーストラリアのディベロッパー「House House」制作の ステルス・サンドボックス・ガチョウシミュレーター。 相手に気付かれないようコッソリ動きながら、様々なお題(ToDoリスト)に挑戦していく内容となっている。 お題はイタズラゲームらしく愉快なものばかり。 椅子を引っ張って尻もちをつかせる、頭めがけてバケツを落とす、洗濯物を奪って噴水に投げ捨てるなど、ドッキリ番組の仕掛け人になったような気持ちになるラインナップとなっている。 あくまでもやるのはイタズラで、怪我を負わせるなどの暴力的なお題・演出は皆無。 ターゲットの住民もイタズラ遂行中に見つかっても追い払う行動を取るだけでやられることは絶対にない上、一部、ガチョウに好意的な反応を示す人達もいたりと、とても平和的で優しい雰囲気が醸し出されている。 お題遂行に当たっては相手の行動パターン、タイミングを見極めなければならないなど、ステルスゲーム特有の戦略性もバッチリで、上手く成し遂げられた際には大きな達成感としてやったり感が味わえる。 演出も住民が気付いてない時は無音、気付いた時はピアノ主体の音楽を動きに合わせて流し、ドタバタ感を表現するなど、コメディ作品らしい工夫が凝らされている。 イタズラを仕掛けた時に見せる住民達のリアクションも楽しい。 初お披露目の時から、 シュールな設定とガチョウさんの性悪さが注目の的となっていた本作。 満を持してリリースに至った製品版はその期待に違わぬ仕上がりで、プレイ中、終始笑顔のままになる心地よい楽しさがある。 ボリュームもクリアだけなら短めだが、その後に特別なお題が大量追加されるので、全てをやり切るとなれば結構な充実感が得られる。 ダッシュ移動時に方向転換する際のレスポンスが独特だったり、一部の隠し通路(裏ルート)の隠し方が意地悪だったりする難点もあるが、あまり類を見ない平和的なステルスゲームとして綺麗に仕上がった良作。 当初はNintendo Switch版、PC(Epic Games Store)版のみだったが、2019年12月17日からPlayStation 4、Xbox One版もリリースされた。 PlayStation 4版には、 ガチョウさんが鳴くとDUAL SHOCK 4のライトバーがオレンジに点灯する仕掛けも追加されているので、既に他機種版でプレイ済みの方もご覧いただきたい。 えっ、ええ〜〜!し、知らなかった、、(汗 あ、ホントだ。。 (滝汗 — パニック・ジャパン 株 PanicJapan ちなみにこのPS4版の機能、日本語版の販売を担当したパニック・ジャパンは知らなかったようで、Twitterで慌てふためく一幕があった。 まさに パニック・ジャパンがジャパンでパニック。 植物に岩、鉱石をツルハシで伐採・採掘しながら素材を集め、新たな装備や施設を造ったり、溜めたお金で領地を広げていくサンドボックスゲームだ。 ストーリーはなく、ひたすら素材熱めと領地拡大を繰り返していく内容。 だが、領地を広げていくにつれて迷宮が姿を現すことがあり、そこでは探索と謎解きが交互に展開されるアクションアドベンチャーに。 敵との戦闘もあり、場所によってはボス戦も展開される。 敵に関しては迷宮のみならず、外のフィールドにも出現することがあり、手にした装備で撃退すれば素材と経験値をゲット。 後者は一定量溜まればレベルが上がって「スキルポイント」が手に入り、メニューのスキル一覧内から1つスキルを選べば、新たな能力獲得のほか、装備、施設などの作成解禁を実施できる。 そう言った様々なことを延々と繰り返しながらプレイする。 特に伐採・採掘による素材集めでも敵との戦闘同様、経験値が溜まるので、高いレベルに育て上げたいとなれば、ずっとそのことに没頭してしまう。 しかも、レベルアップとスキル習得で、やれることも増えるので、ますます持って「止められない、止められない」のスパイラルに。 極め付け、伐採した素材元は一定時間が経過すれば復活。 放置していれば歩行範囲がなくなるほどの密集状態になるので、 安定して行動できるフィールドを維持したいならば伐採・採掘は止めてはならない。 そして結果、次々と素材が手に入っては経験値も手に入り、レベルアップして新たなスキルを習得し、作成できるものが増えてプレイヤーが強くなり、領地も広がって……(以下略) そんなこんなで、極めて毒性の強い……猛毒級の熱中度を持つゲームに完成されている。 また、本作はPCのほか、Nintendo Switch、PlayStation 4で発売されているが、中でも Nintendo Switch版は携帯モードとの相性が悪魔的によく、場所を選ばず遊べるのもあって、自重しなければ本当に止められなくなる。 一部、実績を習得できないバグが存在し、現時点でもアップデート実施が不透明だったり、強化が最上位に達すると放置ゲーに等しい感じになる残念な箇所もあるが、もし、年末年始に時間を忘れてゲームを遊びたい思いがあれば、ぜひお試しいただきたい1本だ。 例によって、中毒性の高さを最も感じ取れるNintendo Switch版がおすすめである。 2019年に発売された最新モデル『Nintendo Switch Lite』と共に 鬼に金棒の極みを味わってみよう。 なおスケジュール、生活リズムの狂いが生じても自己責任で。 ロールプレイングゲームと落ちモノパズル、そしてローグライクもほんの少しブレンドした革新的な傑作だ。 魔王と勇者が争う王道一直線のファンタジー世界を舞台に、港を守る「港守人」になって交易品を整理しながら、時々襲い来る魔物を迎撃する内容。 見た目は落ちモノパズルゲームだが、 物資に当たる「ブロック」の落下はプレイヤー側の決定によって即実施される、リアルタイム性を廃した独特のシステムを採用。 素早い判断の必要もなく、じっくり積み上げ方を考えられる高い戦略性と取っ付きやすさを両立した作りを最大の特徴としている。 また、ブロックは模様ごとに消した際に様々な効果があり、それがステータス強化、アイテム・お金の入手と言ったRPG由来のものになっている。 さらにスコアが一定数値に達すると戦闘が発生。 連鎖を決めながらの激しいパズル勝負ではなく、ターン制のコマンドバトルで、 通常攻撃と手に入れたアイテムを駆使するRPG以外の何物でもない展開となる。 勝利すれば経験値が手に入って、一定量到達でレベルアップ。 そのままパズルへと戻って、再びブロックを消してステータス強化やアイテムなどを取って次の襲撃に備えるのを繰り返し、最後に現れるボスの討伐を目指す。 ルールはシンプルながら、数々の個性的な味付けによって、革新的な遊び心地が表現されており、夢中になって遊んでしまう面白さがある。 パズル中に起きるイベントの数々も面白い。 ブロックはステータス強化、アイテム入手以外にイベントを発生させる種類も含まれており、連鎖課題に挑んだり、ギャンブルに挑戦したり、時にはアイテムを買ったり、融資を支払うことを迫られたりする。 それによって、強力なアイテム入手に大幅なステータスアップの恩恵も得られれば、酷ければステータスダウンで弱体化し、厳しい戦いを強いられることも。 コツコツ組み立ててきた戦略プランが崩れ去った時の絶望感はなかなかで、常に油断ならない展開を描き出す。 そして、 新規事業おじさんへの憎悪の念が膨らむ。 ステージも進む度に新たなブロックが登場したり、特殊な制約が課せられるなどレベルデザインがちゃんとしていて攻略し甲斐十分。 ストーリーも大筋は王道ながら、脇を固めるキャラクターがクセモノ揃いで、愉快な台詞と合わせて強烈な印象を残す。 中でも新規事業おじさんは何度も言及したくなるぐらいに憎たら愛らしいキャラクターになっているので必見だ。 あの守銭奴め。 純粋なパズルに挑むモードも用意されているほか、クリア後にも追加の高難易度ステージ、実績(アチーブメント)や全4種類ある内の未クリアの難易度に挑戦すると言ったやり込み要素も盛り沢山。 何より、リアルタイム要素を廃しているので、パズルゲームに苦手意識のある人もじっくり手順を考えれば連鎖を組めるハードルの低さが光る。 なのに連鎖の手順を教えるチュートリアルがない、ステージ解禁のために支払うお金の額が割高な点が惜しくもあるが、完成度は高い。 見た目のユルさに少し警戒するかもしれないが、出来は本物。 パズルゲーム好きからそうでない人もぜひ、この新感覚の防衛戦に挑んでみていただきたい。 そして、 新規事業おじさんへの憎悪を膨らませよう。 おいしい話には裏があるのだよ。 幼い女の子を襲った罪で服役中の「彼女」が自由の身になる日を迎えた。 精神科医「ブラッドリー」は、模範囚でもある彼女が正常になったかを確かめる最終テストを実施する。 果たして、彼女は正常に戻ったのか。 もしくはその逆か。 『BRADLEY(ブラッドリー)』は、大体10~15分で完結する短編ノベルである。 だが、 ストーリーを時間内に読む解くのは困難を極める。 2周しても、それは難しい。 では、どうするのか。 自分が納得いくまで周回を重ねるしかない。 台詞の一字一句を読み込むしかない。 だが、重ねれば重ねるほど、何が真実か分からなくなってくる。 他の人はこのストーリーに対し、どんな考えを持ったかを聞きたくなる。 議論したくなる。 しかしその末、答えが導かれるかは全く持って分からない。 全く描かれない登場人物の容姿、解像度の粗い背景、明瞭ながらも時に読み手を混乱させるテキスト。 そして、 思いもしないどんでん返しに戦慄の結末。 本年度、筆者がレビュー兼紹介記事を執筆した『真昼の暗黒』、『CODA』の2作をお気に召した人なら、ぜひプレイいただきたい短くも難解な怪作である。 このゲームの10~15分はとても短く、とてつもなく長い。 半信半疑に思うなら、すぐにでもダウンロードして体験するべし。 なお、性犯罪絡みの残酷な表現がある。 苦手な人は注意。 そのほか、お勧めのRPG『』『』については個別記事を掲載しているのでそちらも参照いただければ幸いだ。 (中村 友次郎) シロナガス島への帰還 で未完成版を紹介した作品が2018年末ついに完成、2019年夏には後日談シナリオなどが追加された「完全版」も頒布された。 現在はダウンロード版とパッケージ版を各種サイトで購入可能。。 絶海の孤島「シロナガス島」を舞台としたミステリー作品。 誰もがどこかしら怪しい登場人物達から殺人事件の犯人を推理するミステリー要素を軸としつつ、アクション、サスペンス、ホラー、さらにはSFまでと幅広く展開し、最後まで飽きさせないシナリオが大きな魅力だ。 ゲームプレイや演出面も凝っており、時間制限の中で選択肢を選び続けて緊急事態を打開するシステムや、背景の一部がアニメーションするといったシチュエーションを盛り上げる動的演出も特徴。 イラストはキャラクターグラフィックはもちろん、寒々しい島の空気感や使い込まれた洋館の雰囲気が伝わる描き込まれた背景も見どころとなっている。 全体的にクオリティ高く纏め上げられた作品だが、とくに衝撃の展開を経て加速するゲーム後半は、苦境に立ち向かう池田戦の奮闘やねね子の成長、それぞれの思惑や決意を持って島へとやってきた者達との対立を経ての共闘など胸が熱くなる展開が目白押し。 島の真実に連なる物語はおぞましくも切ないもので、「孤島を舞台にしたミステリー」という第一印象からはいい意味で逸脱した、スケールが大きくエモーショナルな作品に仕上がっていると感じさせられた。 それぞれが抱える事情が明らかになるにつれて当初とは異なる側面も見えてくる、個性的で癖のあるキャラクター達も魅力。 日常と非日常が隣接し、主人公の選択が世界の命運を左右するタイプの終末もの。 定番のテーマを、綺麗で読みやすいテキストで描いた作品だ。 特筆すべきは、イベントCGと背景を合わせて差分抜きで約200枚に及ぶオリジナルのグラフィック。 背景にも力が入っており、平穏な世界からそうでないもの、また幻想的な風景まで、透明感のある筆致で描き出している。 綻んでいく世界で、特別な存在である睦月と違ってその綻びを認識できないはずの彼方が、しかし「自分には見えていないものが見えている睦月」を見続けることで真相に辿り着くさまは圧巻。 それに留まらず、あらゆる意味で「最強の幼馴染み」として物語を牽引していく。 彼女の存在が、「定番のテーマを丁寧に描いた良作」を「唯一無二の鮮烈な印象を残す作品」へとさらに一段階押し上げていると感じさせられた。 「終末もの」と「幼馴染みゲー」、どちらかでもピンと来るならぜひプレイしてみてほしい作品だ。 「死線」とはそもそも何なのか?といった謎めいた世界観と、少年少女達が抱える欠落や焦燥感などを描く青春ものが混然となったような、独特の味わいのあるシナリオが特徴だ。 独特の世界観はゲームプレイの全体を通して演出されており、エラーのように画面が歪むグリッチ表現や、さらには一見不具合のように感じる挙動まで、作品にとって意味のあるものとして存在している。 選択肢によらないユニークなルート分岐も特徴で、物語も攻略も既存の枠に嵌まらない、いい意味で異質な作品に仕上がっている。 現在は全エピソードを1つにまとめた統合版が公開されている。 異能力「リーン」に目覚めた零は世界の裏側で巻き起こる戦いに関わっていくことになるが、そうした異能バトルものとしての要素もありつつ、それぞれに孤独を抱えた少年少女達の、ままならない世界に対する悲痛な想いにも強くフォーカスした作品となっている。 ケレン味があってキレのよいテキストが魅力。 イベントCGやエフェクト、さらにはEDM系のBGMも合わさって、スタイリッシュに演出されるバトルも見どころだ。 物語は終盤にかけて大きく加速し、リーンや世界の謎に迫りつつ、それが零自身の出自とも絡み合いダイナミックに展開する。 なお本作は、2017年に紹介記事を掲載したRPG『』と世界観を同じくする関連作品となっている。

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