公爵 家 の メイド に 憑依 しま した 日本 語 訳。 七つの大罪シリーズ

BMSHOP(COMIC):新刊発売予定表2019年6月

公爵 家 の メイド に 憑依 しま した 日本 語 訳

ジャンル 、 小説 著者 山口悟 イラスト 出版社 掲載サイト レーベル 連載期間 2014年7月6日 - 2015年3月23日 刊行期間 2015年8月25日 - 巻数 既刊9巻(2020年4月現在) 漫画 原作・原案など 山口悟 作画 ひだかなみ 出版社 一迅社 掲載誌 レーベル ZERO-SUMコミックス 発表号 2017年10月号 - 発表期間 2017年8月28日 - 巻数 既刊5巻(2020年5月現在) 漫画:乙女ゲームの破滅フラグしかない 悪役令嬢に転生してしまった… 絶体絶命!破滅寸前編 原作・原案など 山口悟 作画 nishi 出版社 一迅社 掲載サイト レーベル ZERO-SUMコミックス 発表期間 2019年11月1日 - 巻数 既刊1巻(2020年5月現在) アニメ 原作 山口悟 監督 井上圭介 シリーズ構成 清水恵 キャラクターデザイン 音楽 、 斎木達彦、、 アニメーション制作 製作 はめふら製作委員会 放送局 、ほか 放送期間 第1期:2020年4月 - 6月 第2期:2021年 - 話数 第1期:全12話 - プロジェクト ・・ ポータル ・・ 『 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(おとめゲームのはめつフラグしかないあくやくれいじょうにてんせいしてしまった)は、山口悟によるの。 2014年7月6日から2015年3月23日まで小説投稿サイト『』にて本編が連載された。 本編の完結後、2015年からより文庫版が刊行されている。 Web版の本編(カタリナ1年生時の上級生卒業パーティーまで)に相当するのは2巻までで、3巻以降は文庫版の書き下ろしである。 2020年にはテレビアニメ化された。 略称は『はめふら』。 2017年からは文庫版のイラストを担当するによるコミカライズ作品が『』にて連載中。 2019年からスピンオフ漫画『 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…絶体絶命!破滅寸前編』がnishiによって『』にて連載中。 2020年6月時点でシリーズ累計300万部。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 を参考にして、 物語全体の流れが理解できるように(も含めて)、をしないよう ご自身の言葉で。 ( 2020年3月)() クラエス公爵家の一人娘であるカタリナ・クラエスは、両親に甘やかされて育ったせいで高慢で我侭な性格になっていたが、8歳の時に父に連れられて城に出向いたところ、転んで石に頭をぶつけてしまう。 そこで前世の記憶が蘇り、事故に遭って命を落としたオタク女子だったことや、この世界が事故の日の明け方までプレイしていた乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』であり、自身はヒロインのライバルだったことに気付く。 そんなカタリナの未来は良くて「国外追放」、最悪「死亡」という破滅ルートしかなく、穏やかな老後を過ごしたい彼女は破滅エンドを回避するために奔走する。 登場人物 [ ] 声の項はテレビアニメ版の。 クラエス公爵家 [ ] カタリナ・クラエス 声 - Power gauge:知力1 体力3 カリスマ5 一部にのみ 魔力1 パワー3 本作の主人公。 名家であるクラエス公爵夫妻の長女。 家族は両親と義弟のキースの四人。 外見は茶色のロングヘアに水色の瞳を持ち、美人ではあるがマリアやメアリ、ソフィアほど美しくはないと作中で明言されている。 学力と魔力は並か並より下。 木登りが得意で運動神経は良。 公爵家の令嬢なので実家の家格は高く、財産もあり、不自由のない生活を送っている。 公爵家の一人娘として我侭に育つが、8歳のころに前世の記憶を思い出し、生前に自分が遊んでいた乙女ゲームの世界の悪役令嬢「カタリナ」に転生したことに気付く。 前世の記憶を思い出したことで、周囲の人間に対して気遣いや思い遣りの態度を取るようになる一方、公爵令嬢としての常識から掛け離れた行為をして周囲の人間を困惑させ、ミリディアナに度々叱責される。 しかし、貴族社会の常識に囚われず堂々と生きる姿や、貴族的な価値観で人を見下したり差別したりしない性格は、生まれや容姿が原因で本来の貴族社会からは疎まれていた人から憧憬と好意を受けることに繋がる。 自らが迎える破滅エンドを回避するべく奮闘する が、当人は必死ながらも傍目には予測不可能な奇行となる事が多い。 また、無自覚で天性の人タラシで、本来ゲーム内のヒロインの攻略対象である人物やそれぞれのルートのライバルキャラ、そしてヒロインまでもタラシこんでしまう。 その一方で「悪役であるカタリナが好かれるはずがない」という思い込みから好意に気づかない事が多い。 本人も「破滅を回避して天寿を全うすること」を目標としているので、「他者と恋愛すること」は意識していないことも周囲の人間との間で想いのすれ違いを生じさせる大きな理由である。 誰とでも分け隔ててなく接し、鈍感だが優しく気さくで朗らかな性格。 その性格ゆえに、彼女に憧れている者も多く、学園では「慈悲の聖女」と呼ばれ、愛好会まであるという。 整ってはいるがきつめの容姿のため学校や公の場で見知らぬ男性に声を掛けられることは無い。 魔力は土。 破滅フラグを回避のため魔力を育てようと土に親しむ事を心がけた結果、現在の趣味は農業である。 生前(前世) やんちゃで「野猿」とあだ名されるほどの野生児であり、木登りが得意。 中学以来の親友である敦子と出会い、小説やゲームなど内向的な趣味も持つようになる。 敦子の影響で『FORTUNE・LOVER』をプレイし、敦子から攻略情報を教わるが、ネタバレを避けていたため曖昧な部分も多い。 ジオルドルートを攻略した翌朝、家から学校へ向かう途中で事故に遭い死亡する。 家族構成は父と母(声 - )、長兄、次兄(声 - )、おばあちゃん(声 - )。 キース・クラエス 声 - 、(幼少期) Power gauge:知力4 体力3 カリスマ3 魔力5 パワー3 カタリナの義弟。 色気を放つ美少年でヒロインの攻略対象。 家族は義理の両親と義姉のカタリナの四人。 クラエス公爵家の分家にあたるコールマン子爵家の当主と娼婦の間に生まれた息子で、クラエス家に養子として引き取られた。 年齢はカタリナと同い年であるが、誕生日が遅いため「弟」とされている。 青い瞳と色気溢れる美しい顔立ちがカタリナの父・ルイジの若い頃に似ているため、屋敷の使用人をはじめとする周囲の人間から「ルイジが愛人に生ませた隠し子ではないか」と噂されていた。 クラエス家に引き取られる前は娼婦の産んだ子供ということもあり、兄弟たち(声 - )や義理の母親や周りの者から冷たい言葉を浴びさせられており、ゲーム内でもクラエス家に引き取られた後は義母・ミリディアナや義姉・カタリナに冷遇され、この反動で大人に成長した際に愛されることを求めて数々の女性と浮名を流す男になっていた。 本作ではクラエス家に引き取られた後、義姉となったカタリナがキースを孤独にさせまいと積極的に関わってくる。 前の家で兄弟たちに苛めを受けてきたことから、また義姉・カタリナにも苛められるのではないかという恐怖心が先立っていたが、カタリナは積極的にキースを外に連れ出していろいろな場所を案内した。 カタリナと過ごすうちに、貴族の令嬢が自ら畑を耕したり自分に対して全く壁を作ったりしないない義姉の態度に、当初抱いていた警戒心は徐々に薄れていった。 木登りで落ちたカタリナの下敷きになった際には、本気で自身を心配してくれる義姉に抱きしめられて物心ついてから初めて抱きしめてくれた人だと告白している。 また、幼少期のカタリナの愛情を独占したこともあり、カタリナの周囲の人間の中で、人格形成においてカタリナの影響を最も強く受けた人物となった。 キース本来の気質である真面目で穏やかな性質とカタリナから教えを受けた他者への愛情や心の寄り添い方が上手く融合されて、人を愛する気持ちを理解し、紳士的かつ真面目で優しい性格の青年に成長する。 学業も優秀であり、公爵家の跡取りとして申し分ない実績を上げている。 これは、自分の存在が不安定で、生きる上での目的も目標も見出せずにいた過去に対し、養子に入ってからは本当の意味で自身を無条件に愛してくれる家族を得て、精神が安定して落ち着いて生活できるようになったこと、さらにはカタリナからの愛情を受けて自分が義姉を守れるような立派な男性になりたいという目標ができたことと強く関連している。 年頃になってからはクラエス公爵家の跡取りということもあってか多くの貴族の子女からも想いを寄せられるようになったが、カタリナが「女性には優しく親切に」と言い聞かせて育てたため、女性には奥手な性格になっており、また後述のようにカタリナに対する想いが強い為、特定の婚約者はできずにいる。 自分の心の傷を埋めてくれたカタリナに向ける感情は、今ではただの家族愛ではなく恋愛感情になっている。 ジオルドとカタリナの婚約を破棄させようと義母とともに奮闘している。 義母からはカタリナのお目付役を頼まれたり、実の娘のカタリナ以上の信頼を寄せられるようになり、自ら進んで義姉を守る役割を引き受けている。 魔力は土で、土で作った人形を動かすなどかなり強い魔力を持っている。 ミリディアナ・クラエス 声 - カタリナの母親で、キースの義母。 旧名はミリディアナ・アデスで、クラエス公爵家と対等な身分であるアデス公爵家の次女。 ゲーム内では子供を叱れない気弱な母親だったが、本作ではカタリナの貴族らしからぬ奇行に頭を悩ませているうちに、彼女を厳しく教育する教育ママと化している。 またゲームではキースの隠し子疑惑からルイジと不仲になっていたが、これもカタリナのとりなしにより解消された。 カタリナや自分、クラエス公爵家の名に傷がつくことを恐れており、カタリナが何かやらかすと毎回長時間説教し、大量のマナー教本を押し付けている。 カタリナに厳しいのは貴族としてまともになってほしいからであり、カタリナに対しての母親愛ゆえである。 なお、カタリナの鋭い目つきと悪役顔(夫のルイジいわく、性格の大部分も)は彼女譲りである。 ルイジ・クラエス 声 - クラエス公爵家の現当主。 カタリナの父親で、キースの義父。 若い頃はキースのように色気に溢れた美形であり、独身令嬢から人気だった。 社交的かつ明るい性格で、学問に秀で、身体能力も高かった。 娘のカタリナを溺愛しており、ゲームではそれが原因で傍若無人なカタリナの振る舞いを叱ることができなかったため、カタリナを悪役令嬢にしてしまう一因となる。 またキースの隠し子疑惑から夫婦仲も悪かったが、本編ではカタリナの介入によって妻とも良好な関係を築いている。 一方で貴族らしく振る舞えないカタリナに対して、甘やかしたことを後悔することがしばしばある。 アン・シェリー 声 - Power gauge:知力3 体力3 カリスマ2 魔力なし パワー3 クラエス公爵家にメイドとして仕える女性。 年齢はカタリナの7歳上で、15歳の時に当時8歳だったカタリナの専属メイドになった。 クラエス家の遠縁であるシェリー男爵と、メイドとの間に生まれた娘。 天然で色々とズレているカタリナに呆れながらも自分を道具として扱わない彼女を最後まで尽くしたいと思っている。 トム・ウィズリー 声 - クラエス公爵家に仕える庭師の男性で、使用人の中でも先代当主(ルイジ・クラエスの父)の代から仕えている古株。 口下手で他人と付き合うのが苦手だが、カタリナの身分差を意識せず誰に対しても分け隔てなく接する気さくな人柄に、先代当主の面影を重ねて見ている。 元々は貧しい田舎の村の出身で、物心つく前に奉公に出され各地を転々としてきたが、コミュニケーションが苦手なことからトラブルが絶えなかった。 そんな中クラエス家の先代当主に庭師の腕前を見込まれクラエス家の専属庭師となり当主とも仲良くなるが、当主の死後は無為に日々を過ごすだけになり、早く友の元へ行きたいと願うようになった。 しかしカタリナと出会ったことで生きる希望を取り戻した。 ジョアナ 声 - クラエス公爵家のメイド頭。 商家の三姉妹の三女として生まれたが、姉2人と違い器量が悪く人付き合いの苦手な人物であり、元々きつい顔立ちで、物言いもきつく聞こえてしまうことも災いし、恋人はおろか友達すら満足に作れなかったため、早々に結婚を諦め16歳でクラエス公爵家にメイドとして仕え始める。 それから約10年後にメイド頭へ出世を遂げるが、若年だと舐められないようそれまで以上に厳しく仕事に熱中するようになったことで、気が付けば同僚からも遠巻きにされる存在になっていた。 お菓子作りが得意で、その素朴な味はカタリナの好物でもある。 カタリナは彼女のお菓子を他人にも勧めており、それが結果的に彼女と庭師の男性の縁を取り持ち結婚へと導くことになった。 スティアート王家 [ ] ジオルド・スティアート 声 - 、(幼少期) Power gauge:知力5 体力4 カリスマ4 魔力4 パワー4 カタリナの婚約者で金髪碧眼の正統派王子様なヒロインの攻略対象。 ソルシエ王国の第三王子。 優秀な兄が二人おり、弟のアランとは双子。 笑顔を絶やさず爽やかな表の顔とは裏腹に、腹黒でドSな性格。 学問も剣術も魔術も何でもすぐ出来てしまうため、退屈な毎日を送っていたところ、8歳のカタリナが城に初めて来た際に衝突して額に怪我を負わせてしまう。 その直前まではカタリナを我侭なつまらない娘と見ていたのだが、見舞いにクラエス家を訪れた際、顔に傷を負いながらも全く気にした素振りを見せないカタリナに驚き、生まれて初めて自分以外の人間に興味を抱く。 その後、責任を取る形で8歳のカタリナと婚約を交わす。 ゲーム世界ではカタリナに興味を示さず接点を持とうとしなかったが、本作では三日開けずとカタリナに会いに来るようになった。 カタリナの予測不可能な行動の数々に驚きつつ、他の貴族の令嬢たちとは明確に違うと認識し、好意を寄せるようになった。 数年後、傷が消えたからとカタリナが婚約解消を申し出たが、まだ傷は残っていると言い張り、婚約解消はしないと言った。 今では明確にカタリナに恋愛感情を抱いており、初恋の相手であるカタリナを絶対に将来自分の妃にしようとしている。 目下のライバルはカタリナとの一時を必ず邪魔しようとするカタリナの義弟・キースである。 唯一の弱点は。 魔力は火。 アラン・スティアート 声 - 、(幼少期) Power gauge:知力4 体力4 カリスマ3 魔力4 パワー4 攻略対象の一人。 野性的な風貌を持つ美形。 ジオルドの双子の弟であり、ソルシエ王国の第四王子。 幼い頃から完璧なジオルドとことあるごとに比較され、コンプレックスを抱きながら育った。 しかし「音楽の神の申し子」と称されるほどの天才的な音楽の才能を持っており、この点に関してはジオルドからも一目置かれている。 一方、5歳の頃までアランは非常に病弱で、母も使用人もアランにかかりきりでジオルドに構うことができず、結果的にジオルドの人格形成にも影響を与えていた。 9歳の頃、婚約者のメアリの話からよく出てくるカタリナに会いに行き、勝負を申し込む。 木登り勝負に負けるも、真っ直ぐな彼女に惹かれていく。 勝負の後、人には向き不向きがあると言われジオルドにも苦手なものがあるとわかり 、兄弟仲は改善していった。 攻略対象の中で唯一、カタリナへの恋愛感情は自覚しておらず、悪ガキ仲間からの延長で悪友という認識だった。 魔力は水。 ジェフリー・スティアート ソルシエ王国の第一王子で、ジオルドとアランの長兄。 アランに比較的似た容姿をしており、適度に気さくでフランクな性格をしており、遊び人気質にありがちな、どこか抜けた緩い独特な雰囲気を持つ人物。 しかしその実は極度のブラコンであり、執務室に3人の弟達の大型肖像画パネルを飾り、朝昼晩と日々それらに弟達の可愛さに絶叫しながら頬ずりすることを日課としており、彼らが処分した私物をこっそり拝借して蒐集する行為にも手を染めている(スザンナ曰く「まごうことなき変態」)。 王位を継ぐ気は無く、王位継承権をめぐる対立を利用して弟達の害になる者を自分の派閥へ引き込み、彼らを道連れに大自滅を果たして国の将来への禍根を断つ事を目標としている。 イアン・スティアート ソルシエ王国の第二王子で、ジオルドとアランの次兄。 ジオルドに比較的似た容姿をしており、生真面目で杓子定規な人物だが、他人への感情(特に愛情)表現が苦手。 そのためセリーナへの態度もどこか表面的で素っ気ないものが多いが、実際は正式に婚姻を結ぶまで近寄り過ぎないようにしていただけである。 また兄弟にも冷淡だと思われがちであるが、本人には兄弟への親愛の情はある。 ハント侯爵家 [ ] メアリ・ハント 声 - Power gauge:知力4 体力3 カリスマ4 魔力3 パワー2 クラエス公爵家の親戚にあたるハント侯爵家の令嬢(4姉妹の四女)で、アランの婚約者。 赤褐色の髪と瞳が特徴。 しっかりとした強かな令嬢で頭も良く、魔力も高い。 ハント侯爵家の4姉妹の中で唯一後妻の娘であるため、3人の異母姉とは容姿はあまり似ていない。 ゲーム内ではアランに恋い焦がれるも、主人公にアランを潔く譲るアランルートのライバルキャラ。 幼い頃から植物が好きでハント家邸宅の美しい花園をたった一人で作り上げた。 その手腕を見込んだカタリナから農耕の指導を頼み込まれ、不作だったカタリナの畑の栽培環境を見事に改善してみせる。 カタリナからその園芸・農耕スキルを「緑の手」と褒め称えられ、それがきっかけになったのかカタリナを恋慕うようになった。 尤も、本来その言葉はアランが言うはずだったものである。 かつては義姉たちに煙たがられ、気弱でオドオドとした性格だったが、カタリナに相応しい令嬢になろうと努力を積み重ねるにつれて、社交界の華とまで言われるようになった。 今ではカタリナとどこか遠い地方に逃げて二人きりで暮らそうと計画を建てるなどカタリナにぞっこんである。 婚約者のアランに対しての恋愛感情は無く、雑な扱いをすることが多い。 殊更、ジオルドにカタリナを独り占めされないように、アランにジオルドを見張っておくように指示するなど、欲望に忠実かつかなり腹黒い性格になっている。 美少女で、グラマラスな体をしている。 魔力は水。 リリア・ハント 声 - 高田紗希衣 ハント侯爵家の長女で、メアリの異母姉。 年齢はカタリナが9歳の時点で14歳。 蜂蜜色の髪と瞳が特徴で、これはメアリを除く2人の妹(次女〈声 - 〉と三女〈声 - 〉)にも共通している。 アスカルト伯爵家 [ ] ニコル・アスカルト 声 - 、(幼少期) Power gauge:知力5 体力3 カリスマ5 魔力4 パワー3 攻略対象の一人。 伯爵家の長男。 黒髪の人形のように美しい見た目を持ち、老若男女問わず魅了する「魅惑の伯爵」。 妹のソフィアを溺愛している。 特殊な容姿を持って生まれたソフィア(後述)を悪く言う者に苛立ちを感じ、ソフィアがどれほどに素晴らしい娘で、そんな彼女を妹に持った自分がどれほど幸せかを誰かにわかってもらうことも諦めていた。 次第に他人の前では口数も少なく無表情でいることが多くなったが、ソフィアと友人になったカタリナが、ソフィアの良さだけでなくニコル自身がいかにソフィアを愛しているかを理解してくれたことで心を開く。 やがてカタリナを密かに想うようになり、許される限りそばにいたいと思っている。 魔力は風。 ソフィア・アスカルト 声 - Power gauge:知力4 体力2 カリスマ3 魔力3 パワー2 ニコルの妹で、ゲーム内ではニコルルートのライバルキャラ。 真っ白な髪と肌、赤い目をもつ絶世の美女。 その容姿から「呪われた子」などと呼ばれ、幼い頃は家に引きこもっていた。 人前に出る練習として出席したお茶会でカタリナと知り合い、共通の趣味であるロマンス小説を通じて友達となった。 屈託なく接してくるカタリナのおかげで性格も明るくなり、自分の容姿を全く気にする様子もないどころか素敵だと褒めてくれたカタリナを慕うようになる。 兄のニコルとも仲が良く、ニコルのカタリナに対する恋愛感情に気づき、カタリナにニコルの良さをアピールしている。 実はカタリナの生前の親友の佐々木敦子が転生した姿。 しかしこのことはカタリナもソフィア本人も気づいていない。 魔力は風。 佐々木 敦子(ささき あつこ) 声 - 水瀬いのり ソフィアの前世で、カタリナの前世と同じ世界(21世紀の日本)で生活をしていた少女。 ソフィアと敦子は別人格として存在しているようである。 親友であるカタリナ(の前世にあたる女子生徒)の事を心から大事に思っており、急死した事に深い後悔の念を抱いていた。 彼女からは「あっちゃん」と慕われていた。 ダン・アスカルト 声 - アスカルト伯爵家の当主で、ニコルとソフィアの父親。 ニコルと同様に黒髪と黒い瞳を持つ美青年。 優秀な人物であるらしく、ソルシエ王国の現国王からは直々に宰相に任命されるほど信頼されている。 娘のソフィアがその外見から周囲に「呪われた子」という中傷を受けても、妻と共に変わらぬ愛情を注いでいる。 ラディア・アスカルト 声 - ダンの妻で、ニコルとソフィアの母親。 淡い金髪と青い瞳を持つ、清楚な雰囲気の美しい女性。 魔法学校 [ ] マリア・キャンベル 声 - Power gauge:知力4 体力3 カリスマ4 魔力5 パワー2 『FORTUNE LOVER』ゲーム版の主人公。 平民でありながら国で希少な光の魔力を持つ。 美少女で、穏やかで謙虚な性格。 お菓子作りが得意。 5歳の頃に光の魔力を発動させ、母(声 - )は貴族との不貞を疑われ笑顔をなくし、父も後ろ指を指されるのを嫌って家に戻らなくなり、同級生からも遠巻きにされるようになった。 いい子にしていれば変わってしまった関係を元に戻せると努力したため、勉強や家事などにおいて非常に優秀である。 しかし「光の魔力を持っているからズルしている」と言われ、魔法学園でもそれは変わらなかった。 他の令嬢から嫌がらせを受けているところをカタリナに助けられ、優秀なのはマリアが努力しているからだと気づいてくれたカタリナから友達にならないかと言われる。 気になる異性もいないらしく、マリア本人はずっとカタリナのそばにいたいとカタリナをとても慕っている様子である。 鮮やかな赤毛と灰色の瞳が特徴で、子犬のような愛らしい雰囲気を持つ美少年。 カタリナより一つ年上の魔法学園二年生で、学問も魔力もトップの成績優秀者であるため、生徒会長に任命されている。 優しくお茶を入れるのが得意で、書類作業もお手の物。 実はゲーム内の隠し攻略キャラであり、本名はラファエル・ウォルト。 元々はディーク侯爵家の当主である父とディーク侯爵家で働いていたメイドの母(声 - )の間に生まれた息子であり、(本物の)シリウス・ディークの異母兄弟である。 父から離れて母子2人で生活していたが、幼い頃に病弱で余命わずかなディーク侯爵の息子・シリウス の意識を、闇の魔法によってラファエルへ移し替えるという侯爵夫人(声 - )の画策に巻き込まれてしまう。 その結果、闇の魔法による儀式の生贄としてラファエルの母親は殺され、ラファエルはシリウスの記憶を植え付けられてしまう。 だが、この魔法は不完全であり、シリウスの記憶をラファエルに植え付けることには成功したものの、意識はラファエルのままだった(本物のシリウスはこの時に他界している)。 そして、母親が殺されたときに禁断の闇の魔力を手に入れてしまい、以後はシリウス・ディークとして生き、自分をシリウスだと思い込んでいる侯爵夫人の目を欺きつつ、復讐の機会をうかがっていた。 亡き母の面影を感じさせるカタリナに心を乱され、闇の魔力で生きながらも永遠に眠る状態にしてしまうが、目が覚めた後にラファエルを責めないカタリナに困惑する。 カタリナに「辛いときはそばにいるわ」という言葉と本当の名前を呼ばれたことで、自分の心を操っていた闇の魔力が浄化された。 その後は学園を去り魔法省で働いている。 カタリナのそばに許される限り一緒にいたいと思っている。 本来の魔力は風。 ジンジャー・タッカー カタリナ達より1歳年下の後輩で、生徒会メンバーの1人。 タッカー男爵家の庶子。 12歳の時に発現した風の魔力こそ相当弱いものの、ここ数十年でトップクラスの学力を修めた秀才であり、ジオルドによれば様々な組織が卒業後に迎え入れる人材として注目するほどの逸材。 フレイ・ランドール カタリナ達より1歳年下の後輩で、生徒会メンバーの1人。 ランドール侯爵家出身。 なんでもはっきり言いがちで敵を作りやすいジンジャーが唯一気軽に話せる相手で、よく2人で行動している。 魔法の才能に秀で国一番の秀才とすら呼ばれる才媛。 その正体は魔法省の上級職員かつ魔法研究者であり、ラファエルの上司。 自身の姿を変化させる変装魔法を得意とし、あらゆる姿で様々な場所に忍び込み情報を収集・敵対勢力を撹乱させる隠密行動や、自身の部署のスポンサーの要望に沿ったマジックアイテムの開発などを行っている。 その魔法研究に一生を捧げる姿勢をジェフリーに見込まれ、彼の婚約者になった。 その一方でデスクワークに関してはほとんどラファエルに丸投げしている。 ランチェスター伯爵家の次男で、魔法省の魔力・魔法研究室の部署長。 真面目な堅物だが、実際は辺境にある名ばかりの伯爵家の出身。 魔法学園卒業後は家族の生活費の為に魔法省に就職するも、今更素の自分を出せずにかなりストレスを抱えており、魔法省の隠し部屋で農作物を育てる時間が唯一の癒し。 女性が苦手であったが、カタリナとは農業という共通の趣味で意気投合し、マリアとも打ち解けている。 マリアと同じ街出身の平民で、魔力こそ持たないもののその知識は他の職員の誰も追随しえないほどの天才。 実家はかなりの貧乏で学校にも満足に通えなかったが、周囲を見返す為に努力を重ねた結果、飛び級を重ね入庁試験で有無を言わさぬ結果を叩き出して魔法省入りした努力家。 そのため当初はカタリナのことを、本人資質による推薦によって魔法省に入って来た上に「貴族の道楽で入職した」と噂されていたことからあまり快く思っていなかったが、実際に出会った彼女の人柄に触れてその認識を覆し、彼女や自分を気にかけてくれたマリアの事を慕うようになる。 元々は異国のスラム出身の孤児で、ソラという名前もそこで出会った男から瞳の色にちなんで付けられた物。 ソルシエ王国の次期王位継承問題でジェフリー派に属していたデービッド・メイスンの命によって魔法の実験体にされ、闇の魔力を得た。 その後バーグ公爵家にルーファス・ブロードという偽名で潜入し、そこでセリーナのコンプレックスを刺激した上で焚き付けてカタリナの誘拐騒動を引き起こし、カタリナの解放と引き換えにジオルドの継承権放棄を求めたが、カタリナに惚れたことで失敗に終わり逮捕される。 その後はラファエルの部下となっている。 魔力は火だがあまり強くなく、正規の教育を受けていないために知性も弱い。 レジーナ 魔法省の職員であることを隠しつつ『港のレストラン』を経営している。 ラーナとは同期で、初めに配属された部署も同じだった。 その他 [ ] セリーナ・バーグ バーグ公爵家の長女で、イアンの婚約者。 心優しく大人しい人物だが、それゆえに個性に弱く影が薄いことがコンプレックス。 トマス・コールマン コールマン子爵家の息子で、キースの異母兄。 傲慢な性格で、幼少期のキースに嫌がらせを繰り返してきた。 キースがクラエス公爵家に引き取られた後も、その傲慢な性格故に上手くいかない事があると周りのせいにして当たり散らしてきた為、いつしか実弟に追い抜かれ、それでも自分の非を認めなかった為に父と弟によって僅かな金銭と粗末な一軒家だけを与えられてコールマン家を追放された。 日に日に貧相になっていく生活の中で、偶然にも公爵家の跡取りとなったキースを見かけ、かつて娼婦の息子として見下していた異母弟の裕福で幸せそうな姿を見てキースへの憎しみが増長、それを闇の魔法の生贄にしようと目論んだサラに利用され、キースを誘拐する。 だが、それに気付いたカタリナ達によりキースを奪還され、闇の魔力の吸収源となった反動で死亡した。 サラ 強い闇の魔力を持つ謎の少女。 キース誘拐事件、森の狸事件、男爵令嬢誘拐事件などに関与し、闇の契約の書を手に入れようとしている。 ポチ カタリナのペットとなった黒い犬。 その正体はサラがキースを実験体にして作り出そうとした闇の使い魔。 マーシャ・キャトリー ジオルドの元婚約者候補だった侯爵令嬢で、婚約者の座を奪ったカタリナを憎んでいる。 セザール・ダル エテェネル王国の現国王王弟。 用語 [ ] FORTUNE・LOVER 本作の舞台となる乙女ゲーム。 平民でありながら希少な光の魔力を発現したために魔法学校に入学することになったマリア・キャンベルが4人の貴族の男子生徒と1年に渡り恋愛劇を繰り広げる。 本来はカタリナ・クラエスはジオルド、キース、逆ハーレムルートでライバルキャラとして登場し、マリアに対し執拗な嫌がらせを仕掛けるが、ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで死亡する。 魔法学校卒業後、魔法省に就職したマリアが新たな恋愛劇を繰り広げる。 前作の攻略対象キャラに加え、新たな攻略対象キャラも登場。 本来はカタリナは国外追放後に闇の魔力を会得し、「謎の女」として復讐のために魔法省に潜入しマリアをつけ狙うが、最終的には封印投獄かマリアとの相討ちで死亡する。 ソルシエ王国 本作の舞台となる剣と魔法の国。 スティアート王家が統治する王国で、アスカルト伯爵家の当主ダン・アスカルトが宰相を務めている。 成人年齢は15歳とされており、魔力発現者は貴族平民問わず15歳を迎えた翌年に魔法学園へ入学する。 また、発現するのはほとんどが貴族であり、マリアは実に10年ぶりの平民出身者。 そのため、平民から出た場合は貴族の隠し子と疑われることも少なくない(事実キースとラファエルは貴族の隠し子である)。 またこれとは別に、 闇の魔力が存在しており、精神操作や闇の使い魔の作成・使役などが可能であるが、他の魔法と異なり他者の命を犠牲にして儀式を行うことで後天的に身に付ける物のため、一般的にその存在はほとんど知られていない。 既刊一覧 [ ] 小説 [ ]• 山口悟(著)・(イラスト)『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』、〈〉、既刊9巻(2020年4月20日現在)• 2015年8月25日発売、• 2015年9月19日発売、• 2016年2月20日発売、• 2016年7月20日発売、• 2017年5月20日発売、• 2018年3月20日発売、• 2019年7月20日発売、• 2巻以降は、前巻の表紙カバー下のおまけイラストをモチーフとしている。 ( 2020年6月) 2020年4月から6月まで第1期がほかにて放送された。 2021年に第2期が放送予定。 原作でカタリナ以外が語り手となる章の一部は、本編を補完するボイスドラマとして製作会社であるのYouTube公式チャンネルにて公開されている。 アニメ公式ページにて、ボイスドラマ、カタリナ脳内会議、カタリナと学ぼう、10の質問等の動画が公開されている。 また、放送中の一迅社CMとして、カタリナが魔法召喚した農夫「土おじさん」が実際に畑で農作物を育てる実写30秒「カタリナ農場」が流されている。 スタッフ [ ]• 原作 - 山口悟• キャラクター原案 -• 監督 - 井上圭介• シリーズ構成 - 清水恵• キャラクターデザイン・総作画監督 -• プロップデザイン - 澤入祐樹• 美術監督 - 込山明日香• 色彩設計 - 重冨英里• 3Dディレクター - 小笠原努• 撮影監督 - 衛藤英毅• 編集 - 瀧川三智• 音響監督 -• 音楽 - 、、斎木達彦、、• 音楽プロデューサー - 水田大介• 音楽制作 -• 音楽協力 - 、日音• プロデューサー - 西啓、青井宏之、神宮司剛史、諏訪豊• アニメーションプロデューサー - 金子逸人• アニメーション制作 -• 製作 - はめふら製作委員会 主題歌 [ ] 「乙女のルートはひとつじゃない!」 による第1期オープニングテーマ。 作詞はatsuko、編曲はKATSU、作曲は両者の共同による。 サビの直前にのフレーズを用いている。 「BAD END」 による第1期エンディングテーマ。 作詞は、作曲は、作曲および編曲はDJ first。 「君の影、オレンジの空」 angelaによる第1期11話挿入歌。 作詞はatsuko、編曲はKATSU、作曲は両者の共同による。 各話リスト [ ] 話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 初放送日 第1期 第1話 前世の記憶を思い出してしまった… 清水恵 井上圭介• 遠藤大輔• 破滅フラグを回避するために、困難に直面した時は自分の脳内で「作戦会議」を行っている。 ここでは議長・議員・書記ら数名のカタリナ(アニメ版では議長・弱気・強気・真面目・ハッピーの5人)を招集し、自身の前世の記憶などに基づいて対策を考えるのだが、議論しているのは全員同一人物であるため、魔法の訓練として農業を行う、ジオルドへの対抗策として常に自作したオモチャのヘビを持ち歩くなど、どこかズレた解決策になってしまう場合が多い。 父ルイジはカタリナの思い込みが激しく周りが見えなくなりやすいところは母ミリディアナからの遺伝だと感じており、またクラエス公爵家の庭師であるトムはカタリナの身分差を気にせず誰にでも別け隔てなく接する朗らかで明るい性格にクラエス公爵家の先代当主(カタリナの父方の祖父)の面影を感じている。 生徒会メンバー以外で愛好会があるのはカタリナだけである。 6人の攻略対象や他女性陣から想いを寄せられてるため、モテてはいる。 カタリナがキースに関連した自身の破滅フラグを回避する目的以外にも、元々カタリナが前世の頃から「弟か妹ができたら可愛がってあげたい」と思っていた、という事情も関係している。 ゲーム世界では逆にカタリナから「額に傷が残っている」と言われ、渋々婚約を継続していた。 この際にカタリナがオモチャのヘビをジオルドに投げつけ、飛び退くほどに驚かせた。 アニメ版の声優は第11話で初めて公開された(クレジット表記は「あっちゃん)。 敦子は第3話 - 第10話にも登場するが声優は非公開(クレジット表記なし)。 ラファエルとシリウスは見た目がよく似ていた。 小説版第5巻では「光」と誤植されていた。 現在は修正済み。 ルイーズは誤植 出典 [ ]• 2019年7月18日. 2019年7月18日閲覧。 2019年11月1日. 2019年11月6日閲覧。 ラノベニュースオンライン 2020年6月4日. 2020年6月5日閲覧。 2019年10月20日. 2019年10月20日閲覧。 2020年1月22日. 2020年1月22日閲覧。 2020年3月11日. 2020年3月11日閲覧。 2020年2月19日. 2020年2月19日閲覧。 シリウスの記憶をラファエルに移し替えた時、儀式の実行犯だった黒装束の男(声 - )は口封じのため侯爵夫人によってその場で殺害されており、彼の侯爵夫人への憎悪や復讐心がラファエルに憑依していた。 この男の怨念がラファエルに偽りの記憶を植え付け、彼が侯爵夫人への復讐へと走るように操っていたが、カタリナの言葉をきっかけにラファエルが本物の記憶を取り戻し、復讐を望まなくなったことでこの怨念は消滅した。 同時に、ラファエルは闇の魔力を失った。 2020年6月21日. 2020年6月21日閲覧。 スパイス 2020年3月13日. 2020年3月13日閲覧。 2019年12月31日. 2019年12月31日閲覧。 TVアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』公式サイト. 2020年1月23日閲覧。 2020年4月3日. 2020年6月21日閲覧。 2020年6月21日閲覧。 TVアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』公式サイト. 2020年3月12日閲覧。 テレビ放送対象地域の出典:• 2009年10月9日. 2018年10月24日閲覧。 告示第六百六十号. 1988年10月1日. 2018年10月24日閲覧。 2018年10月24日閲覧。 TVアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』公式サイト. 2020年3月22日閲覧。 外部リンク [ ]• hamehura -.

次の

BMSHOP(COMIC):新刊発売予定表2019年6月

公爵 家 の メイド に 憑依 しま した 日本 語 訳

この記事には 複数の問題があります。 やでの議論にご協力ください。 がまったく示されていないか不十分です。 内容に関するが必要です。 ( 2013年6月)• を満たしていないおそれがあります。 ( 2013年4月) 七つの大罪シリーズ(ななつのたいざいシリーズ)とは、(悪ノP)が手掛ける楽曲及び小説のシリーズである。 一部の楽曲はより『ノベルシリーズ』、『悪ノ大罪シリーズ』として小説化されている。 シリーズは【傲慢】の位置付けである。 両シリーズ合わせてシリーズ累計は125万部。 本ページは投稿曲、メジャーCD、同人CD収録楽曲とブックレット、小説により編集される。 なお一つの事柄において食い違いが生じた場合、情報が新しいものを事実とする。 概要 [ ] のをモチーフにし、〜のをモデルとした架空の世界の物語を描いた楽曲のシリーズ。 動画サイト、同人CDで、それぞれの大罪をテーマとした楽曲やその関連楽曲の発表が続けられている。 メジャーCDとして『悪ノ王国』が発売されている。 楽曲で描かれる物語はボルガニオ大陸西部「エヴィリオス地方」を中心に展開され、時代や国々を跨ぎつつもそれぞれが繋がりのある世界観になっている。 また、本シリーズの楽曲では、ボーカルにVOCALOIDを用いるのみならず、物語の登場人物にVOCALOIDのキャラクターをモチーフとしたキャラクターが多数存在している。 用語 [ ] her 「 hereditary evil raiser(遺伝性悪意栽培者)」の略。 65535分の1で発生し、また出産に至るのはその中でも約1万分の1と極めて低確率で誕生する人間。 「悪意」の権化と言うべき本質を持ち、同時に社会に対してもその性向を振りまこうとする極めて危険な存在である。 親が「her」であると子が「her」として誕生する確率が上がり、また「大罪の器」を扱うことで後天的に「her」を生みだすことが出来る。 「サードピリオド」の前に栄えていた「セカンドピリオド」はこの「her」が原因で滅んだ。 herの正体は、ファーストピリオドの科学者たちが仮想現実であるセカンドピリオド内部に人為的に発生させたものである。 イレギュラー Irregular 本来シナリオ(世界)に存在するはずのない存在。 代表的な人物に、アレン=アヴァドニアがいる。 アレンは死後にシックルによって天界に存在する「BLACK BOX」に隔離されていた。 他にも人形館長の胎内やネメシスの持つ「BLACK BOX」内にも、アレン以外のイレギュラーが存在するようだが、詳細は不明。 シックルによるとヘンゼルとグレーテルもイレギュラーとの事。 イリーナは「リリアンヌとアレン」を「偶発的に誕生したもう一つの神の双子」と呼び、イレギュラーであるとしている。 それは二人の父であるアルスが泥の身体であったからと小説『master of the heavenly yard』で判明した。 作中でのイレギュラーは「ヘンゼルとグレーテル」、「アダムとイブ」、「アモスティア」、「リリアンヌとアレン」。 BLACK BOX シックルやネメシスの元にある謎の箱。 他にも人形館長の胎内に存在が確認されている。 またイリーナの体内には「BLACK BOX Type S」の存在が確認されている。 シックルの元(天国庭園)に存在しているBLACK BOX内には、"アカシックレコーダー"と呼ばれるエヴィリオスの歴史を検索できる機能があることが分かっていた。 アカシックレコーダーは魂のデータを読み取る事ができるが冥界に落ちた魂のデータは閲覧できないため完璧ではない。 セカンドピリオドでは特殊な精神鑑定装置として開発され、エルド、レヴィア、セトの3名が主な製作者だった。 他人の人生を追体験する「転身」の他にも平行世界を観測し、特定の人物の精神を召喚したり、自らの精神を他者の肉体に移植する用途の元様々な『BLACK BOX』が制作された。 製作者不明の『BLACK BOX』も存在している。 heavenly yard 太陽神シックルの故郷であり、終焉を迎えた世界がなるとされる地。 「サードピリオド」で生を終えたすべてのものが辿り着く場所でもある。 稲穂畑のようになっており空中にはBLACK BOXが浮かんでいる。 またシャンゼリゼの園と呼ばれる場所に魂たちが集まっている。 後にサードピリオドの「外」に存在する宇宙船クライムワンにもこの呼称が使われている。 こちらは全てが白くシックルの本体である黒い箱とルナ=ハヅキがいるのみである。 hellish yard 「冥界の主」が束ねるも「heavenly yard」にその役目を奪われ、放置されている地。 シックルが定めたルールにより、大罪の悪魔と契約した「大罪者」たちは「heavenly yard」ではなく「hellish yard」へと送られる。 魂の記憶や想像が幻という形で具現化される法則があり、武器や食物、自然や建造物といったものも再現が可能であるが幻である事には変わりないため食物を具現化しても味はするが腹は膨れない。 またその魂が生前得た記憶の範囲で再現されるため死後に知ったものは形状しか再現できない。 この再現は悪魔の力にも適用されるため大罪契約者達は死後も悪魔の力を行使可能である。 神 [ ] シックル Sickle シリーズの舞台となる世界「サードピリオド」を作り上げた創造神。 創造を為し終えた後の地上においては鎌のように見える形をしたの姿で動いている。 「シックル(小鎌)」の名はそれを目撃した学者の命名であり、真名は不明。 化身からわかるように世界に干渉するという点で見れば完全に無力な立ち位置に自らを置いているが、観察者としては万能の目を持ち、自らが生み出したルールの下で世界がどのように進み、終焉を迎えるかまでを見届けようとしている。 神話のなかでは「太陽神」と呼ばれている。 また嫉妬の悪魔には「教授」と呼ばれている。 性質上、地上においては完全に無名の神であり、「セカンドピリオド」時代の友である「レヴィアビヒモ」と「エルド」という三柱の神をかりそめの神として地上に配置した際も干渉を最小限に留めた。 善悪や自らの想定を越えるすべての存在を許容し、世界を「物語」と捉えるその姿勢を、悪ノPは「世界を誰よりも愛していたからかもしれない」と評した。 その正体は『箱舟』クライムワンのお手伝いロボット『TALOS』であり、ルナ=ハヅキが造り上げたロボットである。 ネメシスによってエヴィリオス全土に放たれた兵器『罰』による世界の崩壊を見届け、アレンとリリアンヌによるフォースピリオドの創造後は、フォースピリオド内の4人のSNSチャットグループ「エヴィリオス」にてレヴィアビヒモやエルドとフォースピリオドについて語っていた。 評価はおおむね好評の様子。 機械工学者であった。 ネメシス(レヴィア)からはシックルと同一視されている。 同人CD「master of the heavenly yard」のブックレットによると本名はルナ=ハヅキ。 小説『master of the heavenly yard』にて「月の女神」と呼ばれていた事が明かされる。 一度シックルは「彼女が作った『BLACKBOX タイプH』を使い自らの脳内で新世界を作り上げた」と言ったが、矛盾をアレンに問い詰められ、それは嘘であることを明かす。 コンピューターゲームを好む人物であり、サードピリオドの創世計画を「強くてニューゲーム」と比喩したり、サードピリオドの国名を自分が好んでいたゲームからとったりなどしていた。 悪ノPの新作である「悪ノ物語」において彼女と同性の人物が登場したが関係は不明である。 ネメシスが放った『罰』による世界の崩壊後に眠り続けていたルナは死亡し、その遺体は並行世界へ運ばれた。 レヴィアビヒモ Levia-Behemo 双子の姉神「レヴィア」とその弟神「ビヒモ」が創造神の手によってまとめられ、双頭の竜として地上に配置された神竜。 創造神にとってはセカンドピリオド時代の友で、当時は透明の肌と髪を持った美しい姿をしていた。 レヴィアは「冥界の主」という役目も持つ。 二柱の神は元々互いに険悪な仲であり、その姿などの待遇に大いに不満を持った。 そのため創造の過程にあった世界で暴れまわったレヴィアビヒモだったが、創造神の手によって封じられる。 創造神のシナリオではエルド同様にあらかじめ設定しておいた時間が過ぎた後、故郷「heavenly yard」への帰還の時を迎えるはずだった。 しかし目論見は狂い、レヴィアビヒモは形を取らない塊の姿となってエルルカを憑代として世界に留まり続けている。 大陸で広く信仰されるレヴィン教レヴィア派では信仰の対象とされている。 母は後に嫉妬の悪魔となったラハブ=バリーゾール。 6歳で大学に入る天才で、人の心に詳しい女性。 人がどうして憎しみ合うかの答えを求めて研究を続けるうちに、止まらぬ悪意の原因を知り、それが自分が今いる世界にはないと知る。 そして彼女自身も悪意に侵され始め、平行世界の研究者だったセトに相談したところ、「もう一人の自分を消せば君の悪意も消せるかもしれない」と言われ、彼の開発したBLACK BOX typeSで平行世界に転移しそこでビヒモと出会う。 ビヒモを殺す直前セトが仕組んだ罠に気づき、彼の殺害をやめる。 元の世界にビヒモと共に戻った後は、彼を自らの弟とし生活を続けていた。 その後、セカンドピリオドが崩壊する際にはビヒモと共に箱舟「罪」の乗組員となり、新人類の心の作成を担当した。 楽曲「チミドロスイッチ」の歌詞中に登場する「先生」の正体は彼女である。 「master of the heavenly yard」において、仮想現実のセカンドピリオドにおいて、ビヒモの理想に沿って作られたアバターである事が判明した。 世界の崩壊後、アレンとリリアンヌによって創造されたフォースピリオドについて、SNSチャットグループ「エヴィリオス」でシックルや弟のビヒモ、エルドと語っていた。 レヴィアは双子の姉。 女装が趣味。 人の体に詳しい男性。 様々な機能を持つ特殊な義眼を持っている。 幼いころからの女装癖により、周囲によって遠ざけられ孤独だった過去を持つ。 後に自分と同い年のメイドと恋人になるが、「君の服を着させてほしい」と頼んだところ「気持ち悪い」と言われたことで恋人を殺害した事が示唆されている。 その後、部屋の隅で怯えていたところをレヴィアと出会い、彼女に殺されそうになるが、セトの企みに気づいたレヴィアは殺害を中止し、彼を元の世界に連れていき、そこで彼女の弟として過ごす事になる。 後に、リッチ=アークロウに師事し、リッチをも超える人の体の専門家になるが、その事をリッチからは快く思われていなかった様子。 セカンドピリオドの崩壊の際に姉と共に箱舟「罪」の乗組員となり、新人類の肉体の作成を担当した。 「master of the heavenly yard」でアレンに語った所、実はファーストピリオドの存在であった事が明かされた。 かつて、ファーストピリオドに作られた仮想現実であるセカンドピリオドに、開発者の親類だった事を利用して自身の理想のアバターであるレヴィアを作り出した。 レヴィアがファーストピリオドに転移した後に、自分自身のアバターをファーストピリオドに作り出し、レヴィアの弟として過ごさせた。 ファーストピリオドが滅びる際に、セカンドピリオドの住人たちを現実世界に召喚し、ファーストピリオド再建を託してオリジナルの彼も死亡した。 世界の崩壊後、アレンとリリアンヌによって創造されたフォースピリオドについて、SNSチャットグループ「エヴィリオス」でシックルや姉レヴィア、エルド共に語っていた。 エルド Eldoh Yygdra 神話時代から地上に存在する古代神の一柱。 旧友の創造神からは「レヴィアビヒモ」の監視と人間以外の生物の保護を任されている。 千年樹の森(エルドの森)にそびえ立つ森の守り神として森の精霊達を従える。 かつては巨竜だったとも言われるが、巨木に姿を変えた。 地神エルド、地竜エルドとも。 故郷「heavenly yard」では緑の髪をした若々しく厳めしい顔をした男性の姿を取り、創造神の手によるエルフェ人のモデルにもなった。 「法廷の主」とも呼ばれる。 エルルカとは友人で、彼女からは「ジジイ」と呼ばれよく言い争いをする仲である。 レヴィン教エルド派では崇拝される存在で、エルド派の人間には他の人間より悪魔の術が僅かながら効きにくいという特性を持つ。 基本的には人間たちへの干渉を避けているが、自らの森で生まれた「七つの大罪」には危機感を抱き、エルルカに回収を依頼した。 好爺のような口調や一度眠りにつくと一月は目を覚まさないなどから老神と誹られることもあるが、事実500年時点で自身曰く「この世界」に留まるための依代としている巨木に限界が近づいている。 そのため密かに眷属の精霊達の中から後継者を選定しており、「大罪の器」の行く末について心残りを持ちながらも地上を去っていった。 エルドを最後に古代神はすべて地上から離れたとされている。 かつては妻子がいたが、子供が「her」になった事で「BLACK BOX」の研究を始めた。 世界の崩壊後、アレンとリリアンヌによって創造されたフォースピリオドについてSNSチャットグループ「エヴィリオス」でシックルやレヴィアビヒモと共にフォースピリオドについて語っていた。 月の女神 Moon Goddess 電子書籍版「七つの罪と罰」の追加エピソード「密会」により判明した存在。 判明している事は「世界の誰もが彼女に会っているが、ラハブとシックルを除いて誰も存在を認識できない」「彼女がいる限り時間は巻き戻る」事。 実は箱舟『クライムワン』搭乗員であるハヅキのあだ名。 世界 [ ] ファーストピリオド (Fast piriodo) 「セカンドピリオド」、「サードピリオド」の前に栄えた「第1の世界」。 その正体は「地球」つまり、現実世界であり、ファーストピリオドは繁栄し、栄華を極めていたが、ある年に地球が急速に冷え込み始め、ファーストピリオドは様々な災害や「どうしようも無いこと」が起きて滅亡した。 セカンドピリオド (Second piriodo) 「サードピリオド」の前に栄えた「第2の世界」。 その正体は「ファーストピリオド」で作られたバーチャル空間つまり、仮想現実の世界であった。 仮想現実であるセカンドピリオドでは、アバターが生活していたが、ある年ファーストピリオドで起きた「どうしようも無いこと」を解決するために、ファーストピリオドの科学者たちは「her」をセカンドピリオド内で人為的に引き起こし、地球滅亡回避の為に研究していたが、ファーストピリオドは最終的に滅び、ファーストピリオドの科学者であったビヒモが死ぬ直前にセカンドピリオド内の住人たちを召喚し、ファーストピリオド再建を託した。 サードピリオド (Third piriodo) シリーズの主な舞台となる世界。 「セカンドピリオド」時代の人類であるシックルやエルド、レヴィアビヒモなどの四柱の神や、リッチ=アークロウなどの眷属らによって創造された「第3の世界」。 七つの大罪の発生や、様々な事件などが起き、最終的にE. C993年にエヴィリオス大戦が勃発。 そして続く998年にネメシスによってエヴィリオス全土に兵器『罪』が放たれてサードピリオドは滅びた。 その結果、「Heavenly yard」と現世の境界が曖昧になり、魂たちが現世に現れるようになる。 (『master of the Heavenly yard』) 最終的にリリアンヌとアレンによって新世界、フォースピリオドへの門が創造され、大多数の人達はフォースピリオドへ移ったようだが、迷う魂も多数いるようである。 アレンやリリアンヌの父であるルシフェニア国王アルスは、サードピリオドに残留し、残ると決めた人達を支援している様子。 フォースピリオド (Force piriodo) 『master of the Heavenly yard』でアレンとリリアンヌによって新たに作られた「第4の世界」。 文明や科学は現実世界とさほど変わらない様子であり、サードピリオドを作りあげた四柱の神達(シックル、エルド、レヴィアビヒモ)は、SNSチャットグループ「エヴィリオス」でこの世界について語っていた。 評価はおおむね好評の様子。 サードピリオド (繰り返し) 『master of the Heavenly yard』でアダムとイブによって新たに作られた世界で、簡単に言うとサードピリオドの繰り返しの世界であり、アダムとイブは過去に戻って「原罪」の時代にまで遡った様子である。 国家・地理 [ ] レヴィアンタ [ ] 魔道王国・レヴィアンタ Magic Kingdom Levianta エヴィリオス地方全域で使用される暦「エヴィリオス歴」を定めた国家。 崩壊前の別称は「白ノ国」。 013年、魔道研究所の事故、通称「レヴィアンタの災厄」によって王国は崩壊。 滅亡後、百年も経過すれば魔術はお伽話や迷信の産物と見なされている現状からは考えられないが当時は国家の管理の下で数多の魔道師を有し、独特の文明を築いていたらしい。 災厄の真相としては当時国内で「her」が通常では考えられない規模で増殖しており、彼らが反社会的・非人道的な行為に手を染めていたため、国家上層部がやむなく処置を取ったらしいが失敗してしまう。 結果として王国と「her」は共倒れに終わった。 神やその眷属の力を有する突然変異の人間である「系譜者」と呼ばれる存在が産まれる。 作中での該当者はイリーナ=クロックワーカー(強欲の悪魔の蒼炎)、ミハエル=アサエフ(ビヒモの義眼)、ループ・オクトパス族の者たち(嫉妬の悪魔の紫の夢)。 神聖レヴィアンタ Holy Levianta• モデル:• 建国:301年 エヴィリオス地方北部に存在する宗教国家。 かつて存在した魔道王国レヴィアンタと直接的な連続性はないとされる。 エヴィリオス地方で広く信仰されるレヴィン教レヴィン派の総本山であり、宗教的制約によって自衛以外に軍事力を行使することは無いものの、軍事的には強国である。 508年の「新生四騎士事件」以降はレヴィン教の国内の影響力は縮小しており、840年頃ではムスビ朝による帝政国家が敷かれている。 国名は「」を象徴する悪魔「」のもじり。 ルシフェニア [ ] ルシフェニア王国 Kingdom of Lucifenia• モデル:• 建国:399年 エヴィリオス地方中部に存在する国家で、商業・工業を中心に様々な産業が盛んに行われている。 別称は「黄ノ国」。 「五公」の一人ドートゥリシュが本国ベルゼニアとアスモディン間の長期紛争によって弱体化した機を見計らって独立運動を起こし、初代国王ルシフェニアI世としてルシフェン王朝が興る。 アルスI世の代には急速に勢力を拡大し、エヴィリオス地方で最大の版図を獲得した。 アルス一世の死後は彼の妻で王妃のアンネが統治していたが、彼女も病にかかり病死した。 500年、3代目の王女リリアンヌの苛政や隣国エルフェゴートへの無理な侵攻により勃発したによってルシフェン王朝は滅亡する。 その後は民衆革命に密かに人員を供出していたマーロン国により10年間の統治が行われるが、として再独立を果たす。 840年頃には国力が伸び悩んでいる。 993年に起きたエヴィリオス大戦にて総統ネメシス率いるタサン・エルフェゴート軍によって侵略され、998年に解放されるが兵器『罪』の投下によって滅亡した。 国名は「」を象徴する悪魔「」のもじり。 ルシフェニアン ルシフェニア王都。 王宮はエヴィリオスで類を見ないほどの壮麗さで知られ、「鏡の間」、「音の間」、「天国庭園(ヘブンリー・ヤード)」など数多くの名所が存在する。 迷いの森 ルシフェニア・エルフェゴート両地方に跨る大森林地帯のルシフェニア側名称。 500年、ルシフェニア王国がエルフェゴート国侵攻の妨げになると見なしたため、進路確保の為に火がかけられ半分ほどを焼失した。 エルフェゴート [ ] エルフェゴート国 Elphegort• モデル: エヴィリオス地方中~北部に存在する国家で、エルフィン王家が治める。 肥沃な大地であることから農業・商業が盛んに行われている。 かつて魔道王国レヴィアンタから「エルドゴート国(旧名)」として分離し、現存する国家として紀元前より続く最長の歴史を持つ。 国土の四分の一が広大な森林地帯であることと、国民の大半がエルフェ人で構成されており、その髪の色から「緑ノ国」とも呼ばれる。 反面、単一民族国家であるゆえに排他的な傾向もあり、他の国の人種に対して卑下した態度で接することが多い。 軍事的には弱国であるものの、軍の統制の高さや大森林「迷いの森」が天然の要塞となっていることによって、ルシフェニアが勢力を拡大した時代にも勢力圏には入らなかった。 首都はアケイド、王城を中心に五つの地区に分かれている。 国民は王侯貴族を除き、姓を持たない。 ルシフェニアに侵攻され、他国の協力により、辛うじて抑えることができたものの、エルフェゴートの女性は王族を除いてほぼ全滅した。 840年頃には、王家の統治は続いているものの、共和政に近くなっており、王家の権限は縮小している。 国名は「」を象徴する悪魔「」のもじり。 その名の通り中央部には大地神エルドを宿した大樹が鎮座し、古くはエルド派の巡礼地であった。 時代の推移により、レヴィン派が宗教分布の大勢を占めるようになると、異神の名を忌む意味で千年樹の森に改称された。 特に整備された道などはなく、奥深いという地理を求め、かつてはメータが追跡から逃れ、原罪者が隠れ住み、フリージス家が緊急のため隠れ家を設置するなど、数多くの者が何らかの追跡を逃れ辿り着く場所でもある。 メリゴド高地 エルフェゴート国の最北東に位置する。 隆起した土地で天然の要塞として機能する。 「プラトーの花」の伝説が残る高原。 レヴィアンタ魔道王国の領地だった時代には反政府組織「アポカリプス」が根城にしていた。 エルフェゴート国の領土になった後、首都が陥落した際の避難場所となり、500年頃までは王家の避暑地としても使われていた。 行政改革によって王族管理地ではなくなり、選挙で選ばれた民間人が市長となることになった。 四番目のシャドウことメイラナ=ブロッサムが8代目の市長である。 アスモディン [ ] アスモディン Asmodean• モデル:• 建国:212年 エヴィリオス地方東部に存在する国家で、東方との交易が盛んに行われている。 別名「紫ノ国」。 ベルゼニア帝国「五公」ドナルド家が皇族の軍備方針に異を唱え分離独立したことで成立した。 独立に至った動機の通り軍事に偏重した体制を取っており、少なくとも315年頃まではベルゼニア国境地帯での小競り合いは絶えず、全方面を敵視する好戦的な姿勢を取り続けた。 かつてはルシフェニアと覇を競ったというが、500年時点では往年の勢いは無く、総帥の死により国内のまとまりを欠いている。 842年の時点では安定した帝政国家が続いているが、軍事国家としての色合いは薄れており、他国とも穏便な関係になっている。 顔を仮面で隠し人目で晒さないといった独自の戒律を有する集団「アルモガ・モバーレズ 」など、の輸出が盛んである。 悪魔信仰などとの繋がりから数多くの国で忌避されるレヴィン教ビヒモ派の信仰を許容する数少ない国でもある。 国名は「」を象徴する悪魔「」のもじり。 霧の山脈 Misty Mountains ベルゼニア [ ] ベルゼニア帝国 Beelzenian Empire• モデル: エヴィリオス地方南部に存在する国家で、かつてはアスモディン、ルシフェニアを併せた広大な版図を誇っていた。 両国の独立以後も両地方には一定の影響力を保持していたが、隣国国主アルスI世の侵攻により南部以外の領土を失い、急速に勢力を後退させている。 620年には帝国が解体し以降衰退時代が続いていたが、820年にベルゼニア王国が誕生してからは急速な工業化が進んでいる。 かつて痩せた土壌の農業には向かない地方とされていた。 事実、平時こそ問題ないものの不作の年には幾つかの問題から飢餓が発生しやすい国柄であったが、バニカ=コンチータが地元農民と協力して行った改革によって食糧難から解放され、今に至る食文化を築いた。 別称は「赤ノ国」、「月の生まれた国」など。 斜陽の大国、豊かな食文化などのイメージからモデルはなどの地中海沿岸、とされている。 国名は「」を象徴する悪魔「」のもじり。 五公(ごこう) かつてベルゼニア帝国で隆盛を誇った五つの家。 アスモディン地方を統治した「ヴェノマニア」、その没落によって入れ替わりに参入した「ドナルド」、皇家の血統によって取り立てられた「コンチータ」、グレイビア領主「オルハリ」、ルシフェン朝の祖「ドートゥリシュ」などが帝国の歴史上に名を刻まれていた。 しかし「ドナルド」、「ドートゥリシュ」の離反などによって次第に形骸化していき、帝国の弱体化と共にかつての名家の威光は見る影なく、顧みられることなき称号と成り果ててしまった。 三日月海 ベルゼニアの別称「月の生まれた国」の由来にもなった東部。 沿岸部には白壁で有名な都市グレイビアが接する。 ルコルベニ バニカ・コンチータ縁の地。 また最高級ワイン「ブラッド・グレイブ」の産地であり、トラウベンの生産も盛んである。 マーロン [ ] マーロン国 Marlon• モデル: ボルガニオ大陸の西海「ハーク海」を挟み、存在する島国。 「青ノ国」という別称がある。 かつて島の東半分を押さえたライオネス家と勢力を二分していたが、現マーロン王家が島内の覇権を握るに至る。 島国らしく海軍力は強いが料理の味は薄く、あまりよくないとされる。 収集癖を持つ男性が多いらしい。 貴族は求婚の際にのを贈る風習があり、そこで男性のセンスが問われるという。 長くマーロン王家が治めていたが、777年に起きたマイスティア合衆国の独立による国内の内乱で王家を追われており、代わりにヴィワーツ王家が統治するようになる。 マーロン家は貴族としての一定の発言力はあるものの、もはや最盛期の面影はない。 マイスティア合衆国の発展に危機を抱いており、他国との連合国家成立を考えており後のUSEに至った。 国名は「」を象徴する悪魔「」のもじり。 バリティ マーロン王都。 ライオネス国 Lioness• モデル: 300年代に滅ぼされるまでマーロン島の東半分を支配し、百年を越える長きに渡ってマーロン国と相争った国家。 別称は「橙ノ国」。 主家であるライオネス公家はを愛し、領地の庭園を敵の手に渡すことを恥、守り通すことを誉としたという。 その名残はライオネス旧領「ライオネス城」に見ることができる。 キャッスルオブヘッジホッグ 通称「ハリネズミ城」。 マーロン北部「ブラッドプール地方」に居する古城。 ライオネスにおいて拷問好きとの悪評を残す重臣ヘッジホッグ卿の居城であり、数々の逸話と中心部に聳える巨大な時計塔「心音の時計塔」によって彩られる。 後にマーロン王家領有となるが、城にまとわりつく噂や塔が発する騒音などによって好んで使われてはいなかった。 しかしプリム=マーロン皇太后に休養地として度々利用され、後に彼女が「心音の時計塔(ハートビート・クロックタワー)」の特性を活かすための策謀の震源地となる。 その後「針音の時計塔」は、フリージス財団によって世界警察が作られると、フリージス財団によって買収され、世界警察の暗部「取調遂行部(通称 拷問部)」と呼ばれる部署の者たちが常駐する場となる。 その他 [ ] タサン大帝国 Tasan Empire• モデル: かつてレヴィアンタ魔道王国と相並び立つ大国だったが、現在は大陸南西部など一部地域にその名を留めるのみである。 全盛期だった頃のの別名は「黒ノ国」。 魔道大国の崩壊と同時期に内紛によって「ラ・タサン」と「レ・タサン」の両国に分裂し、その機を突いたベルゼニア帝国に併呑された。 なお、「レ・タサン」はタサンに従属する国の意である。 レタサン要塞 Retasan Stronghold 歴史上、数度に渡って大国間国境の軍事的要衝で在り続けた城塞都市。 いわゆるである。 都市としての歴史は長く、ベルゼニア・タサン間の睨み合いが続いていた時代から存在した。 ベルゼニアの隆盛により価値を大きく損なったものの同国の勢力後退によって再びルシフェニア・ベルゼニア両国間の紛争地帯へと返り咲く。 アルスI世のベルゼニア侵攻によってルシフェニア領となるが、ルシフェニア革命にて仮面の男カーチェスに陥落せしめられた。 本国を含めマーロン国の大陸制覇の拠点とされるが、それに反抗する旧レジスタンスらと、それの後ろ盾となったベルゼニア帝国に度重なる攻勢をかけられ、紆余曲折を経て旧主ベルゼニアに奪還された。 地名は「」を象徴する悪魔「」のもじり。 USE Union State of Evillious モデル: 878年、アイシケル条約により成立。 ルシフェニア、エルフェゴート、レヴィアンタ、マーロンの四ヶ国が連合し形成された国家。 蛇国(じゃこく)• モデル: エヴィリオス地方の遙か東方に存在する島国で、大陸には時折「キモノ」、「カタナ」などの珍しい文物がもたらされる。 別名「茶ノ国」。 紀元前では「蛇魔台国」と呼ばれており、当時は白髪が特徴的な「熱魔族」による統治が行われていたが、既に蛇国における熱魔族の血筋は途絶えている。 円尾坂(Enbizaka) 蛇国の南方にある「鬼ヶ島」の中心にある街。 鬼ヶ島は蛇国の中で外国人の居住が許されている区域の一つであり、蛇国人と外国人が混ざって住んでいる。 地名は「(妬み)」の英語「envy」から来ている。 マイスティア合衆国 The United States of Maistia• モデル: 592年にフリージス財団によって発見された新大陸。 良質な原材料が数多く手に入ることから、エヴィリオスの商人たちがこぞって船を派遣するようになり、フリージス財団の開発事業もあってエヴィリオスから移住する者たちも増えていった。 しかし事実上はマーロン国の植民地扱いであり、原住民が迫害されるようになった。 760年にマイスティアの民たちが独立を求めて武装躍起し、戦争の長期化によってフリージス財団とマーロン王家は徐々に力を失っていく。 別名「金ノ国」。 ネツマ族 Netsuma Clan が特徴的な少数民族。 数少ないがエルフェゴートで住んでいる人もいるものの、差別行為を受けることも多い。 紀元前で「蛇魔台国」から落ち延びた一部の熱魔族が移住し、エヴィリオスにおける「ネツマ族」として根付いた。 かつてアポカリプスのメンバーだった族長のライサ=ネツマが殺されたことで、怒り狂った一族がエヴィリオス各地で破壊行為を行ったことから、500年代でも強い差別が根強く残ってしまっている。 ループ・オクトパス族 Loop Octopus Clan 予知夢を見ることができる一族。 エヴィリオス歴001年、彼女がとある事件を起こし、その際に「七つの大罪」全てを含んだ「原罪」が生まれた。 イブは年代記初の犯罪者であり、「最悪の罪人」とも呼ばれている。 彼女自身は後に養子である双子によって殺されるが、燃やされた遺骸から七つの罪()が分かれ生まれた。 この七柱の悪魔を双子が浄罪のためとして様々な形でばら撒いたことから、世界に災いをもたらすようになったとされる。 大罪の器 Vessels of Sin 「大罪の悪魔」を宿した七種の器物。 「神の双子」がイブとアダムの身体と魂を素材に、小屋にあった家財を使って作り出した。 そのせいか総じて器自体に美術的価値はさほどないとされ、中にはあからさまなガラクタさえ混じっている。 これにはセト=トワイライトの作為があったとされる。 宿る悪魔に心を委ねることによって超常的な力を発揮できるが、人格の変容など大罪に関わる様々なデメリットを発する。 悪魔は当初目的意識などを持たず、周囲に災厄をもたらすだけの存在だったが徐々に所有者に似せた人格を得るようになっていった。 悪魔自体ははじめ具体的な姿を持たず心弱い人間を誘惑するに留まるが、侵食するにつれ所有者の自我を蝕み、肉体まで翼や爪の生えた異形に変容させることもある。 多くの悪魔は「つまらない」が口癖のようである。 悪魔はもともと神々の元に存在した「眷属」と同様のものであった。 どの悪魔も共通して六枚の羽を生やしている。 基本的に「大罪の器」は専門職である魔道師か悪魔に憑かれたことのある者にしか扱えず、力も同類の悪魔でなければ打ち消せない。 例外的に悪魔と契約することでその力を十全に振るうことが出来、通常の手段で致命傷を負わせようと殺すことは出来ない。 この場合は悪魔じみた姿への変化も本人の意志で行える。 器に宿る悪魔こそが本体と言えるものであり、器の外に出て心弱い人間に囁き寄り憑く悪魔はいわば分身。 分身は器から離されると力を損ないやがて消滅するものの、分身自体をいくら祓ったところで本体に影響を与えない。 また、器自体も不変でなく悪魔本体が異なった器に移動することもある。 そのため悪魔の活動を抑えるには本体が潜んでいる時に、器そのものを魔術的な方法で封ずるしか無い。 基本的には各器に対応する悪魔が宿るが、魔力による刺激を与えると悪魔を強制的に他の器に移し替えることが可能である。 また一つの器に複数の悪魔を封じることも可能である。 七つ全てを集めれば願いが叶う、「死者蘇生」も行えるなどの情報が文献によっては見当たるが真相は不明。 (後にシックルにより、嘘だと判明)大罪は七つとされていたが、後に「神の双子」が作った大罪は 六つだけであり、「怠惰の器」だけが全くの別物であることが判明する。 悪ノPの新シリーズである「悪ノ物語」において、セトとイブを除いた同名の5体の悪魔が登場し、エヴィリオスの大罪悪魔と称されていたが、関連性は不明である。 ヴェノム・ソード Venom Sword 「」を象徴する、鞘に蛇国語が書かれているが製造されたのは蛇国ではないらしい。 所有者は貞操観念や世間体を無視し、恋愛沙汰に衝動的になる。 契約者は視線を交えるだけで異性を虜にする力を手にし、刀を媒介とした記憶操作や顔を変える魔術などを行える。 デメリットとして異常なほどに性欲が増大し、定期的に性交して精気を摂取しなければならない。 悪魔と化した時は翼による飛行や高い治癒力の他、両手足が歪んだ形に変化し、に似た悪魔の角が生える。 ただし戦闘能力という点では他の悪魔に劣る。 山羊は色欲の大罪に対応する動物である。 最初は銘を持たなかったが、最初の契約者であるヴェノマニア公にちなんでアイアールによって命名された。 宿る悪魔は成人男性らしき口調をしている。 悪魔の姿は、「羊」のようであるが鳥のような二本の足を持ち、尻尾は蛇のような形をしている。 また、大きな羽を二枚、小さな羽を四枚、計六枚の羽を持つ。 セカンドピリオド時代の名前はジル=ドリエ。 学者であった。 最終的にMaによってイリーナとレヴィアの空いた枠を埋めるためにジルは取り込まれた。 グラス・オブ・コンチータ Glass of Conchita 「」を象徴する。 大罪の器としては珍しく、美しいと評されている。 悪魔に憑かれたものは異常な食欲の増大などを見せ、契約者はそれに加えてありとあらゆるものを食することが可能になる。 ベルゼニアの「グーラ病」を発生させる他、それによって死亡したものを生ける屍「屍兵」として蘇らせ操る能力を持つ。 なお、これらの能力はバニカ=コンチータをモデルにした御伽話『吸血娘ヴァニカ』での記述と一致している。 宿る悪魔は赤く禍々しい豚バエムの姿を取っていたが、契約者たるバニカ=コンチータが成り代わった。 彼女はグラスの中に潜みつつ、近代に至るまで生前の人格と外見を保持し続けている。 その戦闘能力は 傲慢に次ぐ程の力だが、バニカの気紛れな性格上契約者にその力全てを与える事は滅多にない。 また器の中には、ヘンゼルとグレーテルの魂(ヘンゼルはE. 611年、グレーテルはE. 505年以降)が、「サーバンツ」として存在している。 本来の悪食の悪魔の、セカンドピリオド時代の名前はウラド=ツペルシ。 非常に大食漢な人物であり、の権威でもあった。 長らくバニカに取り込まれていたが、フォースピリオドが創られた時には経緯は不明ながら解放されていた。 グーラ病 Gula Illness 悪食の器たるグラスと共に発生する奇病。 悪魔を宿したバエムの血肉を身体に取り込むことで発病し、五公「コンチータ」の家人がその犠牲となった。 罹患者は絶え間無い食欲に襲われるが、手近に食物が存在しない場合は草や鉄などの異物を胃袋に詰め込み、その結果命を落とす。 病名は魔道師AB-CIRが最初に発生した村の名前を取って便宜上名付けたものだが、一日に死ぬのは一人だけ・十年凌ぎきれば完治する・病というには端的過ぎる症状などから分かるように実態は呪いに近い。 この症状は悪魔の器となるには身体が抗しきれなかった結果と、悪魔自体の口から語られている。 後にベルゼニアの風土病として定着した。 こちらは症状として定期的な高熱を起こす他味覚異常を起こし、異常食に走る。 厳密に前者の呪いと同一の現象であるかは不明だが「グラス・オブ・コンチータ」がその発生源であることは確かであり、グラスから作成された病原体と語られている。 後のアルスI世が起こしたベルゼニア侵攻を切っ掛けに大陸全土に伝播し、皮肉にもその国王夫妻をはじめとして多くの人物がこの病を得て亡くなっている。 特効薬は後世になってプエリック=ログゼによって開発された。 屍兵(Corpse Soldiers) かつてグーラ病によって息絶えた死体が悪食の器たるグラスの力によって蘇った生ける屍。 漂白されたかのような全身と中空となった眼窩が特徴的な異形の化物であり、行動原理も基本的なのそれと言って差し支えない。 人間以外の動物にも適用可能で、死体の状態が白骨であろうと、生前を偲ばれなくもない程度は肉付けされた状態となる。 基本的にグラスを使用した者の命令には従うが、知性が乏しいのか細かい命令は聞かない。 そのため、痛覚がないという利点を活かしても真っ当な軍事利用には不向きであった。 現に要塞等の内部での混戦で敵味方の区別なく襲いかかる危険な側面を晒した。 後に精霊が屍兵となった存在である「死神」が現れた。 該当するのはリッチ=アークロウとイーター=サーベアの2名。 「悪徳のジャッジメント」以降悪食の器によるものではない屍兵の集団「アウトロー」が各地に出現するようになる。 その正体はかつてのコンチータ家の従者達だったがアモスティアにより解放される。 ルシフェニアの四枚鏡 Four Mirrors of Lucifenia 「」を象徴する二対の。 自分より美しいものはないという心からか『粗末』と言ってよい手鏡に作られている。 悪魔に憑かれたものは自信が増大するが、過ぎて傲慢となってしまう。 悪魔と化した際には色欲同様の外見の変異を起こし、六枚の翼を生やした飛行や高い戦闘能力を与える。 その戦闘能力は大罪の悪魔たちの中でも高く 憤怒に次ぐ程だが、他に特殊能力を持たない。 元は一枚だったが、アビスI. の手によって四枚に分けられる。 鏡を通じて他の器に宿る悪魔を移し替えることが可能で、鏡自体も例外ではない。 そのため、四枚全てを封じない限り悪魔の活動に影響を与えることが出来ない。 悪魔の姿は、手のひらに収まってしまうほど小さい。 悪魔の名前はマリー=アネット。 箱舟「罪」の乗組員の中でも最年少のだった。 最終的にMaによってレヴィアとネメシスの空いた枠を埋めるためマリーは取り込まれた。 カヨの鋏 Kayo's Scissors 「」を象徴する。 元は「レヴィアンタの双剣」と呼ばれる双剣でるが、ルシフェニア革命が終わった直後ミハエル=アサエフからシャルテットの父に破壊するように依頼されるが破壊できなかった。 「新生四騎士事件」を機にシャルテット=ラングレーの手に渡る。 蛇国に移った彼女が追っ手の目を誤魔化すために鋏の形に加工したことから現在の形となった。 能力は不明だがミハエル=アサエフ曰く「終末と創世を司る」。 以降シャルテットからヴェノマニアに酷似した青年の手へ、その後時を経てカヨの手に渡った。 悪魔の姿は、全身が鱗に覆われていて魚のような形をしている。 他の悪魔同様羽(ヒレのようにも見える)は生えているが、飛ぶよりも泳いだほうが速いという特徴を持つ。 一人称は「わたくしめ」。 正体はレヴィアの母、ラハブ=バリーゾールである。 転身の有資格者でもあり、レヴィアが勤務していた病院の副院長も務めていた。 高名なであり、社会的身分も高かったが、一方で頻繁に愛人を取っ替え引っ換えしたり、愛人の元へ転がり込んだりしている生活を常日頃から送っている。 また、レヴィアの父親はラハブの愛人の誰か一人だろうと推測されている。 上記のような事を繰り返してきたためか、レヴィアの記憶を共有するMaからは「色ボケ」と評された。 最終的にMaによってイリーナとレヴィアの空いた枠を埋めるためにラハブは取り込まれたが、ラハブは頑なに抵抗し続けた模様。 『第7次Ma計画』(Maサバイバル)の際にリィ=リーが使用していた双剣が嫉妬の器とも。 主な系譜者はループ=オクトパス族。 マーロン・スプーン Marlon Spoon 「」を象徴する。 所有者は金運に恵まれ、事業なども順風満帆になる。 対象のみを指向して狙って燃やす青い炎を発する事ができる。 唯一、詳細があまり判明していない器で、能力は青い炎を放つ以外は一切不明である。 メリゴド高地の決闘以降、この器にアダム=ムーンリットが宿る事になる。 悪魔の本名はセイラム=ダンバー。 紳士気取りで彼の淹れるは非常に美味しかったという。 元はでもあった。 最終的にMaによってイリーナとレヴィアの空いた枠を埋めるためにセイラムは取り込まれた。 主な系譜者はイリーナ=クロックワーカー。 クロックワーカーズ・ドール Clockworker's Doll 「」を象徴する。 原罪者の姿をそのまま象った仕掛けの人形で、全ての大罪の悪魔の「母」と呼ぶべき存在。 所有者は他に所有する大罪の器の力を使うことが出来る。 特定の条件の下でなら、魔術の門外漢にも真価を発揮することが可能である。 元の器は人間であり、悪魔はミクリア=グリオニオ及びその先祖達に代々宿っていたが、彼女を模した人形に移し替えたことによって形を得る。 他の器とは違い、後天的かつ人為的に作られた存在で、魔具の一種と解釈することも出来る。 名も製作者のアイアールの本名に因んで命名されている。 宿る悪魔は一人称「僕」の少年らしい口調だが、怠惰の悪魔らしく面倒くさがりで何をするわけでもなくずっと眠っていたらしい。 その正体は原罪者イブ=ムーンリットの魂そのものであり、本来なら存在しなかった「怠惰の悪魔」になりすまして、様々な形で介入していた。 他人だけでなく自分自身ですら自分を普通の人間だと思い込んでしまう程の強力なの力を持ち、時代ごとに自身にそっくりな人間として活動していた。 後にこの器には記憶を無くしたイリーナ=クロックワーカーが宿り「人形館長」として活動する事になる。 また新たな「イレギュラー」を身ごもり、産み落とした直後世界は滅びた。 グリムジエンド Grim the End 「」を象徴する。 この器だけは決まった姿を持たず、温度の変化によって十字架状やナイフの形などに変化する。 他の器を押しのけ、最強を目される存在。 七種の器で唯一、映画館にない最後の器。 この鍵を削って作られた粉末は強力な毒を持つが、とてもすごいタコのスミと一緒に服用すると万能薬になる。 大罪の器が関わる事件で何らかの形で登場しており、持ち主はいずれも大罪の器の持ち主を殺害しようとする共通点がある。 『悪ノ娘』の時代ではエルド派修道院の院長であるイヴェットが修道院に封印していたが、アビスI. が修道院を訪れた時には憤怒の器は封印の場所から無くなっていた。 中に宿る悪魔は「セト=トワイライト」であり、彼は元「眷属」でありながら人間に転生、人としての死後に「憤怒の器」の中に宿ったと推測される。 また彼と共に「アダム=ムーンリット」の魂も存在しており、大罪の器の持ち主を殺そうとするグリムジエンドの意思でもある。 魔術 [ ] Ma メム・アレフ レヴィアンタ魔道王国の女王となる、神の双子を出産した者。 『悪徳のジャッジメント』以降登場する『時の魔導師』は『Ma』と名乗っている。 転身の術 Body-change Technique 術者と対象の肉体を入れ換える魔術。 相当な技量が要求されるため、魔術の伝承が途絶えたエヴィリオスで扱えるのはエルルカくらいのものとされている。 そのエルルカですら「罪」で蘇るまでは使う事ができず、魔術が盛んだった魔道王国でもエルルカ以外で使えた人間は、女王メリーゴーランドとその息子アダム=ムーンリット、原罪者イブ=ズヴェズタ、魔女メータ=ザルムホーファーの四人だけだったという。 精神に影響は出ないものの、魔術的には肉体が持つ素養や「」などの特性を引き継ぐ。 クロックワークの秘術 Clockwork's Secret Art 対象を異なった時空間に転移させる魔術。 非常に難度が高く失敗した時の反動も計り知れないが、現状では人間に宿った「大罪の悪魔」を排除する唯一の方法とされる。 ぜんまい仕掛けの子守唄 Clockwork Lullaby 歌と魔術の親和性は高いのか、歌声に乗せて魔術を行使する「呪歌」という手法も存在する。 十二種の歌が存在する。 ミカエラは古い歌と呼ばれるこれを探査魔法を行使する上で利用し、この際に「るりらるりら」という詞が明らかとされている。 悪ノPによる楽曲「ぜんまい仕掛けの子守唄」と、その派生楽曲群「ぜんまい仕掛けの子守唄シリーズ」が元になっている。 とてもすごいネギ Very Great Green Onion はルシフェニアでも少数だが高品質のものが採れ、エルフェゴートの特産品と言われている。 一方、「とてもすごいネギ」は魔導王国時代に作られた魔具であり、製作者も途絶えて久しい貴重品である。 それは『とにかくすごい ひたすらに』とされ、遠隔地と映像を交えた通信に使用される。 また、前提として持たせた相手を用件のある通信相手に引き合わせる効果もある。 ただし、あくまでのため劣化は早く、長期保管に当たっては専用の箱に収める必要がある。 単に「アオダコ」とも。 一方でレヴィアンタ魔道王国では魔術の供物とされた他、転じてか再興後も同地域では盛んに食され、時代が移り変わっても七割ほどが消費されている。 漁獲されるマーロンにおいても一部薬用に利用される以外、大部分が破棄されていたがバニカ=コンチータによる啓蒙によりベルゼニアに輸出されるようになり、同国における食文化の一翼を担うようになった。 また、前述の通り魔術関係者の間では「とてもすごいタコ」と呼ばれ珍重されている。 彼女達曰く『とにかくすごい ひたすらに』らしく、生贄にすることでをすることが可能である。 また、魔道師の手によって覚醒したとてもすごいタコはのような巨大な怪物と化すらしい。 月 月の満ち欠けは魔術の成否に大きく影響を与え、またとなればほとんどの魔術が使えなくなる。 これは大罪の悪魔も同じだが、力を大きく損なう一方でによる強大化は魔術の比ではないとされている。 ガラスの小瓶 シリーズに頻出する物品の一つ。 メータが双子のミルク入れに使用していたもの、『置き去り月夜抄』でヘンゼルとグレーテルが道標としたもの、『悪ノ娘』シリーズでリリアンヌがおまじないとして人に渡し、もしくは海に流していたものなどが存在する。 リリアンヌは「願いを書いた羊皮紙を小瓶に詰めて海に流す」という内容でのみガラスの小瓶のことを覚えていたが、幼少期の記憶を備えていたアレンはそこに「悪食の悪魔」との邂逅が関わっており、悪魔との契約を行うものであると認識していた。 ギネ・ドール Gine Doll ネチュハという木材を加工して作られた人形の総称。 年号:元年• 場所:レヴィアンタ魔道王国 紀元前からレヴィアンタ魔道王国で行われていた「第二次Ma計画」において、被験者であるメータ=ザルムホーファーが神の双子「ヘンゼル」と「グレーテル」を出産。 これを機に「エヴィリオス歴」が定められた。 しかし、メータが双子を連れて逃亡し、国を挙げて双子を捜索するも見つからず、計画は事実上失敗に終わった。 イブ=ムーンリットによる誘拐・殺人事件• 年号:001年• 場所:エルドゴート国・エルドの森 エルフェゴート国にあるエルドの森で、木こりであったイブ=ムーンリットが1歳の双子の子供を誘拐し、双子を取り戻そうとした母親 魔女ザルムホーファー を殺害した。 これによりイブ=ムーンリットは「エヴィリオス歴」における 原罪者として歴史上に名を残すことになる。 レヴィアンタの災厄 Levianta Catastrophe• 年号:013年• 場所:レヴィアンタ魔道王国 レヴィアンタ魔道王国の王立研究所において、実験中に事故が発生したとされる。 実際は、エルルカに成りすましたレヴィアの声を聞いたキリル・クロックワーカーがセカンドピリオドから受け継いだ闇の遺産の一つ「罪」にエルルカの亡骸を入れ、クロックワークの秘術を使い、エルルカを復活させようとしたものである。 大規模な爆発が起こりその影響は周辺国にまで及び、事実上レヴィアンタ魔道王国は崩壊した。 その影響を受け、隣国エルドゴート国では飢餓・疫病が深刻化する。 年号:014年• 場所:エルドゴート国・エルドの森 エルフェゴート国にあるエルドの森で、アダム=ムーンリットとイブ=ムーンリットが養子であった双子に殺害される。 ヴェノマニア事件 Venomania Incident• 年号:136年• 場所:ベルゼニア帝国・アスモディン地方 ベルゼニア帝国内で多数の女性が突如行方不明になった事件。 国内外問わず王族の女性にまで被害が及んだ為、国際問題に発展しかかる。 犯人はベルゼニア帝国アスモディン地方を治めていた「五公」のサテリアジス=ヴェノマニア公爵で、女性を誘拐し屋敷の地下に監禁していた。 翌年にマーロンの貴族・カーチェス=クリムがサテリアジス=ヴェノマニアを殺害した事で事件及び犯人が発覚した。 ヴェノマニア公のこの行いは「一夫一妻」を美徳とする敬虔なレヴィン教からの受けが非常に悪く、以後ヴェノマニアの子孫は「アスモディンの悪魔」と呼ばれ長きに渡り迫害される。 年号:325年• 場所:ベルゼニア帝国・コンチータ領 ベルゼニア帝国コンチータ領にて、領主バニカ=コンチータが食人行為をしているという噂が立つ。 彼女が悪魔と契約している噂もあり、当時の女帝ジュノ=ベルゼニアからの依頼を受け魔道師エルルカ=クロックワーカーが調査に乗り出すが、バニカが行方不明になり調査が中断される。 緑狩り令 Green Hunting Decree• 年号:500年• 場所:エルフェゴート国全域 マーロン国の王カイル=マーロンがエルフェ人の一般人女性に好意を抱いた為、ルシフェニア王国の王女リリアンヌ=ルシフェン=ドートゥリシュとの婚姻を破棄、王女による「緑狩り令」が発令する。 ルシフェニア軍がエルフェゴート国に侵攻し、エルフェ人女性の大量虐殺が行われる。 目的のエルフェ人女性が殺害された為、侵攻が終了する。 ルシフェニア革命 Lucifenian Revolution• 年号:500年• 場所:ルシフェニア王国 ルシフェニア国の王女リリアンヌの暴権による圧政に抵抗した三英雄レオンハルト=アヴァドニアの娘ジェルメイヌ=アヴァドニアを中心とした市民による革命が勃発し、ルシフェニア王国全域を巻き込んだ内戦へと発展。 王都での戦いなどが行われ、最終的に王女リリアンヌは捕らわれ、革命軍によって処刑された。 王女リリアンヌの名はその後「悪ノ娘」という忌み名で後世まで語り継がれることになる。 新生四騎士事件 New Four Horsemen Incident• 年号:508年• 場所:神聖レヴィアンタ 宗教大国であった当時のレヴィアンタでは、一部の改革強硬派がレヴィン大教会と衝突していたが、大教会の幹部候補ミハイル=アサエフが強硬派三人と接触して「ネオ・アポカリプス」を結成し、国内でテロ行為を繰り返すようになる。 大教会は他国にテロ鎮圧を要求するもルシフェニア共和国からの一部隊が派遣されるのみで、逆に「ネオ・アポカリプス」を刺激してしまい、大教会陥落を狙った大規模なテロ事件「新生四騎士事件」にまで発展した。 この事件にはルシフェニア革命の中心人物であったジェルメイヌ=アヴァドニアも関わっていたが、彼女はそれ以降姿を消している。 ミハイル=アサエフが強硬派と接触した理由は、自身を差し置いて出世していく同期に対する「嫉妬」が原因だったようで、「嫉妬の器」が関わっていたとされる。 「ネオ・アポカリプス」の名前の由来は、かつてレヴィアンタ魔道王国に存在していた犯罪組織「アポカリプス」がもとになっており、「アポカリプス」もペイル=ノエルやメータ=ザルムホーファーを含めた四人が率いていた。 年号:609年• 場所:エルフェゴート国・トラゲイ エルフェゴート国・トラゲイの街において、住民が次々と死亡する怪事件が発生する。 フリージス財団の調査の結果、犯人は医者の娘であった侯爵夫人マルガリータ=ブランケンハイムで彼女による無差別毒殺事件であった事が判明するが、トラゲイの街は既に壊滅しマルガリータも自殺していた。 年号:610年• 場所:ルシフェニア共和国・ロールド 犯罪組織ペールノエルの活動が深刻化し、ロールドの街での娼婦連続殺人事件などが多発。 ペールノエルの元締めであり、ルシフェニア共和国大統領ジュリア=アベラールに容疑がかかり、最終的に「ジュリア」は逮捕された。 メリゴド高地の決闘 Duel of Merrigod Plateau• 年号:611年• バニカは無事に器に帰還し、ビヒモはその後、「全ては姉次第」と言い、人間が増えすぎたから世界を滅ぼす気が失せたとして天界「Heavenly yard」に還っていった。 カヨ=スドウによる連続殺人事件 Kayo Sudou Serial Killings• 年号:842年• 場所:蛇国・円尾坂 東方の島国である蛇国の円尾坂付近で、一家全員が次々と殺された事件。 犯人は円尾坂で仕立て屋を営んでいた首藤禍世で、禍世は血まみれのまま山から降りてきたところを逮捕されて斬首された。 アイシケル条約 Aishikeru Pact• 年号:878年• 場所:マーロン・レヴィアンタ・エルフェゴート・ルシフェニア マーロン・レヴィアンタ・エルフェゴート・ルシフェニア四国による連合国家USE Union State of Evillious が結成。 続く993年のエヴィリオス大戦で連合は事実上崩壊した。 レヴィアンタの内乱 Leviantan Civil War• 年号:983年• 場所:USE USE暗星庁の裁判長ガレリアン=マーロンが、民衆殺しの将軍トニー=オースディンの裁判において無罪判決をした為、両者の癒着が発覚。 反発した民衆による暴動が「レヴィアンタの内乱」と呼ばれる内乱にまで発展し、両者は惨殺される。 ガレリアン=マーロンの遺産は懇意の脚本家『Ma』が相続し、前年に千年樹の森に建設した映画館に移している。 その後映画館にガレリアンの莫大な遺産が隠されているという噂が立ち、何人もの人間が千年樹の森に入るが帰って来た者はおらず、いつしか千年樹の森は呪われた森と呼ばれるようになる。 エヴィリオス大戦 (Evilious War)• 場所:エヴィリオス地方全域 レヴィアンタの内乱後、総統ネメシス・スドウ率いるタサン・エルフェゴート軍がルシフェニア共和国へ侵攻したことで勃発した。 エルフェゴートと同盟を締結したベルゼニア、蛇国、アスモディン、そしてUSE加盟国のマーロン・レヴィアンタとその支援国マイスティアなどエヴィリオス地方全域を巻き込んだ世界大戦となった。 最終的に998年にマーロン・レヴィアンタ連合軍がエルフェゴート支配下のルシフェニアを解放するも、続く999年にネメシスによって新兵器『罰』が世界全域に放たれて天界「Heavenly yard」と冥界「Hellish yard」の境界線は壊れて世界は崩壊した。 原罪 [ ] 原罪物語-第一幕- Original Sin Tale - Act 1 - エヴィリオス歴を紀元前まで遡り『七つの大罪』、『ヘンゼルとグレーテル』出生を描く物語。 原罪物語-第二幕- Original Sin Tale - Act 2 - 「エルルカ」と「イリーナ」の因縁の始まりを描く物語。 モチーフ:(ルカーナ=オクト) レヴィアンタの災厄を生き残った数人のうちの一人にして悠久の時を生き続ける魔道師。 義妹・イリーナ=クロックワーカーに一度殺されているが、婚約者キリル=クロックワーカーが彼女の遺体を箱舟「罪」に入れたことでとして蘇った。 その際に「罪」が神竜レヴィアビヒモも呼び寄せてしまったことで、レヴィアンタ魔道王国は滅亡を迎えた。 強い魔力を持っているが、「罪」で蘇るまでは「転身の術」を使うことが出来なかった。 故国の滅亡後に地神エルドの依頼を受け、悪意の拡散を食い止めようと歴史の裏舞台で奮闘をはじめている。 人助けをしながら「大罪の器」の影を追って各地を放浪しており、各地の有力者に少なからず影響力を持つ。 悪ノP曰く自覚のない根っからのお人好し。 その正体は、イリーナに殺されて死んだ「エルルカ=クロックワーカー」を憑代として蘇ったレヴィア神。 レヴィアビヒモが封印されている箱舟「罪」がキリル=クロックワーカーによって解かれたものの、レヴィアビヒモの魂は本来の肉体である双竜ではなく、エルルカの亡骸に宿ってしまった。 転生のルールで記憶を失い、身体に残っていた「エルルカ」の記憶から自分が「エルルカ=クロックワーカー」だと思い込んでおり、また僅かながらにレヴィアとしての記憶もあった為、自分とエルドが友人だと思っていた。 人間の知り合いがいないエルドは、彼女が記憶を失ったレヴィアであることに気づき、彼女を監視するために「大罪の器」探しを命じた。 なお、弟のビヒモ神も同じように「エルルカ=クロックワーカー」に宿っていたが、姉が表に出ていた為に表層意識に出ることができず、レヴィアの魂の奥底で眠り続けていた。 本来は金髪碧眼巻き毛の人形染みた美女の姿での身体であるが、「転身の術」で定期的に身体を交換しなければ維持できない。 最初はヴェノマニアの事件でルカーナ=オクト(モチーフ:)と身体を交換し、彼女が持つ強い魔力と「紫の夢」と呼ばれる予知夢の力を手に入れた。 その後長い間ルカーナの姿でいたが842年頃には体に劣化が見られ始め、その容姿を羨ましがった首藤禍世(カヨ=スドウ)という黒髪の和風の女性と姿を交換した。 なお、楽曲における彼女のパートは、容姿がオリジナルでもが担当している。 エルルカ=チルクラシア Elluka Chirclatia キリル=クロックワーカーの婚約者であり、イリーナ=クロックワーカーの義姉。 「her」を治療することのできるライウォッチの巫女であったが、レヴィアンタ魔道王国では「悪神」と呼ばれていたエルドと内通しているとの噂があり、神殿を追い出されてしまった。 最もライウォッチの巫女は生涯をレヴィアンタ魔道王国で過ごさなければならないという掟があり、彼女自身はエルドとは面識はなく、そもそもエルドが人間に話しかけること自体がなかった。 その後はキリルの治療と手伝いをしながら過ごしていたが、「第七次Ma計画」の候補者として義妹と共に選ばれ、血みどろの争いを繰り広げる。 兄を慕っていたイリーナは自分から「her」としての兄を奪ったエルルカを快く思っておらず、エルルカはイリーナに殺された。 エルルカの亡骸はレヴィアの声を聴いたキリルによって箱舟「罪」の中に入れられるも、神やその眷属ではないエルルカは転生することはなく、彼女の身体はレヴィアビヒモの魂の器となった。 後にセトによりアンゴルモアの地でキリルと再会し、この時に彼の妻となる。 世界の救済が終わった後はキリルと共にどこかに旅立っていった。 イリーナ=クロックワーカー Irina Clockworker• モチーフ: レヴィアンタの災厄を生き残った数人のうちの一人で「her」の魔道師。 ぜんまい使いキリル=クロックワーカーの妹で、彼の婚約者であったエルルカの義妹にあたる。 「第七次Ma計画」の候補者のひとりであり、十二番目の「her」であった彼女は義姉や他の候補者たちを殺しその座につくも、レヴィアンタの崩壊によってそれは叶わぬものとなった。 レヴィアンタ崩壊後は、セトにより赤い猫のにその意志を宿した存在となる。 ぬいぐるみは普通の猫と同じ俊敏さを備える以外は魔術も使えない無力な物だが、人間を乗っ取り傀儡とする能力を持っている。 魔力の高い者を見つけては己の目的のために自分のものとし、「大罪の器」を狙って名と姿を変えながら陰謀を巡らせ歴史の裏で暗躍してきたが、彼女はエルルカが蘇った事はまだ知らなかった。 炎を操る魔術を好んで使う関係からか、口癖は「消し炭にするぞ」。 本体が単独で行動している時はともかく人間を灰にし、一村を簡単に滅ぼすだけの力は有している。 傀儡とされた人間が彼女の支配から脱するのは困難で、本体の赤猫が離れている時も糸の切れた人形のようになって本人が意識を取り戻すことはない。 ただ、意識の残滓らしきものは本人も感じ取り、僅かなりとも影響を受けるようである。 その正体は女王アリス=メリーゴーランドである事が明らかになったが何故アリスがイリーナとなったかは明かされていない。 早すぎたリバースデーにより神がいなくなった世界で無限に世界を繰り返し続けるだけの存在と化した。 イブ=ムーンリット Eve Moonlit• モチーフ:• 年齢:BT 021 - EC 014• 国籍:エルフェゴート国• 人種:エルフェ人 旧姓は「ズヴェズタ」。 強い魔力の持ち主であった為「第一次Ma計画」の被験者に選ばれ、アダムに選ばれ洗脳された。 計画の失敗後001年にアダムとふたりで国を離れ、木こりとして暮らしていたエルドの森で、メータの連れていた双子(後のヘンゼルとグレーテル)を発見し我が子として連れ去り、双子を取り戻そうとした母親のメータもこの際に殺害した。 彼女はエヴィリオス歴初の犯罪者にして「原罪者」として歴史に刻まれることになる。 その後、レヴィアンタの滅亡による飢餓で生活に困窮し、双子を捨てるが、戻って来た双子に「魔女」として殺された。 その後、強い魔力の持ち主であったことから双子によってアダムと共に「大罪の悪魔」の素材にされた。 エルルカによれば「第一次Ma計画」に失敗した彼女には子孫がおらず、にも関わらずイブ(初音ミク)に似た姿の人間(ミクリア=グリオニオやプラトニックなど)が現れている。 またその姿を模した存在としてミカエラや「クロックワーカーズ・ドール」が後の歴史に登場している。 実は「怠惰の悪魔」の正体。 双子が殺害したイブとアダムを素材に 六つの悪魔と器を生み出した際に、イブの魂は本来なら存在しなかった七つ目の「怠惰の悪魔」として世界に飛び立った。 その後は「転身の術」を使って時代ごとに違う人間に宿主を変え、宿主を自分に瓜二つな容貌に変えさせていた。 アイアールが自分用の器を作ったことで人に乗り移る必要がなくなり、「転身の術」と強力な催眠で「ミクリア」や「プラトニック」などに成りすまして様々な事件に関わってきた。 初期の頃には「イヴ」と表記されていたが、現在は「イブ」という表記が多くなってきている。 これは作者twitterによると、深い意味は無いとのこと。 後にアダムとは生き別れの双子であった事が判明した。 アダム=ムーンリット Adam Moonlit• モチーフ:• 年齢:BT 022 - EC 014 原罪者イブの夫。 女王メリーゴーランドの息子であり、かつては「第一次Ma計画」の責任者である科学者だったが、イブと共に国を離れてエルドの森で木こりとして暮らしていた。 014年に飢餓による困窮で育ててきた双子を捨てた後、その双子に「魔女の子分」として妻共々殺害される。 「転身の術」を使う事ができる程の強力な魔力の持ち主であった為、妻のイブと共に彼の魂と身体は「大罪の悪魔」の素材にされた。 彼の魂はセト=トワイライトと共に憤怒の器「グリムジエンド」に宿り、怒りに囚われた持ち主たちが大罪の器の持ち主を殺す際に干渉し力を貸していた。 悪魔達に「アダムの魂」と呼ばれる人間が後世に現れたり、墓場の主は強欲の器マーロン・スプーンのなれの果てである歯車のことを「アダムの魂」と呼んでいるが、関連性は不明。 エルルカはアダムと直接的な面識はないものの、正統マーロン王家の祖となったカーチェス=クリムを筆頭に、代々のマーロン王家の血縁者にアダムに似た人間が多いことに対して疑問を抱いている。 メータ=ザルムホーファー Meta Salmhofer• モチーフ:• 年齢:BT 022 - EC 001 「第二次Ma計画」の被験者で、「神の双子」の実母。 かつてビーカーの中で造り出された三番目の「人造体」であり、「転身の術」を使えるほどの強い魔力を持ち主。 好意を抱いていたペイル=ノエルが殺人者であった影響から、彼女も悪行に身を染めていた。 恋人が首領を務める犯罪組織アポカリプスの中心メンバーで、「メリゴドの魔女」の異名を持つ。 投獄されていたがセト=トワイライトの手引きで自由の身になり、引き換えに彼の実行していた計画の被験体となり、神の種を植えこまれて父親のいない双子(後のヘンゼルとグレーテル)を出産した。 やがて自らの過去を思い出したのと同時に我が子に対する母性が生まれ、自分のように実験体になって欲しくないという思いから双子を連れて逃亡するが、潜伏先のエルドの森でイブに殺される。 彼女の信奉者からは「神の双子」を生んだ聖母として崇められているが、レヴィン教はメータは「魔女」であり犯罪者であったとその説を公式に否定している。 モチーフ: 「神の双子」と呼ばれるMa計画の産物。 創造神曰くビヒモ神の劣化コピー。 赤ん坊の時に母が殺され、ムーンリット夫妻に引き取られるが、その後生活に困窮したため捨てられる。 家に戻って来た時に養父母を「魔女とその手下」として殺害し、偽りの母から生まれた「原罪」から「七つの大罪」を生み出し世界にばらまき、グレーテルとともに自ら命を絶った。 「ヘンゼル」の魂は転生を繰り返して後世に現れており、グレーテルと共に双子として生まれていた。 しかし転生を繰り返していく中で存在意義を忘れていき、「レミー」として転生したのを最期に、「悪食の悪魔」と共に在り続けている。 なおこの転生の際、「グレーテル」は100年ほど早く「ネイ」として転生した。 グレーテル Gretel• モチーフ: 「神の双子」と呼ばれるMa計画の産物。 創造神曰くレヴィア神の劣化コピー。 赤ん坊の時に母が殺され、ムーンリット夫妻に引き取られるが、その後生活に困窮したため捨てられる。 家に戻って来た時に養父母を「魔女とその手下」として殺害し、偽りの母から生まれた「七つの大罪」を世界にばらまいた。 ヘンゼルとともに自ら命を絶った。 「グレーテル」の魂はヘンゼルと共に転生を繰り返して後世の歴史に現れていた。 しかし転生を繰り返していく中で存在意義を忘れていき、「悪ノ娘」時代で「リリアンヌ」ではなく「ネイ」として転生し、それを最後に「悪食の悪魔」と共に在り続けている。 なおこの転生の際、「ヘンゼル」は100年ほど遅れて「レミー」として転生した。 セト=トワイライト Seth Twiright• モチーフ: 「Ma計画」の責任者である「her」の科学者。 メータ=ザルムホーファーに、自由と引き換えに「第二次Ma計画」の実験体になるよう取引した。 全ての「her」の生みの親であり、当初は自分のクローンという形で「ペイル=ノエル」と「キリル=クロックワーカー」を生み出し、彼らは自分と同様に優れた頭脳と才覚を持っていたが、自分に瓜二つのペイルが犯罪者としてあまりにも有名になりすぎてしまった為、三番目の「メータ=ザルムホーファー」以降は全く別人として作っていた。 イリーナ・クロックワーカーは7番目のセトが作ったherである。 また「神の双子」に使われている神の種にも細工を施しており、生まれた双子が「her」になるように仕組んでいた。 その正体は神の眷属のひとりであり、『サードピリオド』に紛れ込んできた『セカンドピリオド』を滅ぼした「her」の生き残り。 神の目を盗んで記憶を保持しながら人間として転生し、「her」の意思を拡大させていった。 レヴィアンタの滅亡後、満身創痍だったセトはイリーナを赤猫にしたあとに人間として死亡。 その後は「神の双子」が作った「大罪の器」のうち憤怒の器「グリムジエンド」にアダムと共に宿り、「憤怒の悪魔」として世界の成り行きを見てきた。 悪ノPのtwitterによると死ぬ直前にヘンゼルとグレーテルに出会っておりそれが大罪発生の原因となったとの事。 アリス=メリーゴーランド(Alice Merry Go Round)• モチーフ: なし レヴィアンタ魔道王国の女王。 楽曲『glass of the Queen』の中では闇の遺産である『罪』に封じ込められていた双神レヴィアビヒモによって造られた存在であることが仄めかされている存在で、レヴィアビヒモからの「お告げ」を魔道王国中に知らせ、これがMa計画の発端となった。 双子を処女懐妊にしたと主張したが、魔道王国の元老院はこれを認めず、双子の片割れを川へ捨てた。 この川に捨てられた片割れがイブであることが明かされた。 アリス自身はもう1人の双子(アダム)を連れて行方を眩ませたが、後に元老院によって捕まり、下半身を斬られて幽閉された。 その様子が楽曲『マダム・メリーゴーランド』で描かれている。 楽曲における歌を担当するのは初音ミク。 本名はマリア=ムーンリットで、アリス=メリーゴーランドという名前は代々魔道王国の女王が通名として名乗ってきたものと明かされた。 モチーフ: 歴史上太古の犯罪組織アポカリプスの中心メンバーで、「悪意の主」の異名を持つリーダー格。 メータから好意を抱かれていた。 セトによって作られた一番目の「her」であり、「her」としての才覚を発揮している。 あまりにも有名になってしまった為、セトは「生き別れの双子」だと言って周囲を誤魔化していた。 609年に発生した「トラゲイ連続殺人事件」に関わったとされる犯罪組織「ペールノエル」は、彼の名前が元になっている。 蛇魔台国から移住してきた熱魔(ネツマ)族の三代目の長。 メータとは親友同士であったが、メータが軍に捕らわれた際に命を落としている。 エゴール=アサエフ Yegor Asayev 歴史上太古の犯罪組織アポカリプスの中心メンバーで、「黒男爵」の異名を持つ。 508年におきた「新生四騎士事件」でネオアポカリプスを創設したミハエル=アサエフの先祖。 キリル=クロックワーカー Kiril Clockworker• モチーフ: エルルカの婚約者で、イリーナの兄。 セトによって作られた二番目の「her」であるものの、彼自身はその運命に抗おうとしており、ライウォッチの巫女だったエルルカの治療を受けていた。 ぜんまい使い(クロックワーカー)と呼ばれるオルゴール職人で、その腕前は非常に評判が良かった。 しかしエルルカがイリーナに殺されてしまい、悲しみにくれた彼は死んだ筈のエルルカの声を聴く。 それは彼女に成りすましたレヴィアの声であったが、彼は恋人を蘇らすためにぜんまい使いとしての知識を使って封印を解き、彼女の遺体を箱舟「罪」に入れてしまった。 その結果レヴィアビヒモは蘇ろうとするも、「箱舟」の暴走で彼らの魂はエルルカの亡骸に宿ってしまい、封印が解かれたレヴィアビヒモの肉体であった双竜は魂のないまま暴走してしまい、瀕死のキリルは竜に噛み千切られて死亡。 その後イリーナと同様に長い時を彷徨うだけになり、贖罪としてアリスの予言の真実を探るべく12のオルゴールの製作を進める。 結局オルゴールは完成しなかったものの、世界中の魂の歌声を聴いた事でオルゴールを作る必要がなかった事を悟った。 その後は再会したエルルカ=チルクラシアと共に旅立っていった。 ヴェノマニア公の狂気 The Lunacy of Duke Venomania [ ] 2010年7月にニコニコ動画に投稿された楽曲。 をメインヴォーカルに据え、その他VOCALOIDを多数使用した、仕立ての楽曲。 「大罪」シリーズとしては最古となる話であり、作中の暦では136年の事件である。 2012年12月に『大罪シリーズ』の第一弾として小説が刊行されている。 悪ノPの一言 ものすごく単純に言ってしまえば「男ってホントに馬鹿よね」っていう曲です。 しかし男が馬鹿になるのは大概理由があるのです。 歪んだコンプレックスは。 男をより愚者に変えます。 それはもう、いとも簡単に。 ストーリー [ ] この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 を参考にして、 物語全体の流れが理解できるように(も含めて)、をしないよう ご自身の言葉で。 ( 2016年10月)() エヴィリオス歴136年、ベルゼニア帝国アスモディン地方にて女性連続失踪事件が発生。 美しいという点を除けばまるで被害者の女性に共通点の無い一連の事件は、それを追う者達を嘲笑うかのように犯人の足取りさえも掴ませずに犠牲者を次々と増やしていく。 その魔の手は市井の庶民に留まらずに貴族皇族にまで及び、捜査に関与した貴族たちも次々と襲撃される。 そんな一人に最初期の被害者であり、事件のショックから邸宅に一人残り使用人さえ身近に置こうとはしない男がいた。 アスモディン領主サテリジアス=ヴェノマニア、彼が自邸の地下室に隠すものは欲望の赴くままに集めた女達の坩堝「」である。 理想的な貴族として振る舞う彼がなぜ? 何を為したのか? その影には一人の魔道師、そして悪魔の存在があった……。 モチーフ:• 年齢:24歳没 113-137• 国籍:ベルゼニア帝国• 人種:アスモディン人 ベルゼニア帝国アスモディン地方を治める。 ヴェノマニアは国内ではを推進した「五公」と呼ばれる有力貴族の一人として知られ、地元での評価は高かった。 何らかの絶望から家人を一人残さず虐殺した現場をアイアールが発見したことから彼女と出会い、彼女の持ちかけによりとの契約を行う。 その結果一度目を合わせた女性を虜とする力を得、自邸の地下室に一大を作り上げる。 またアイアールと共に目撃者の記憶を消すための儀式を行っているが、最初に行った時に儀式の失敗で記憶を失ってしまった。 その正体は「サテリアジス=ヴェノマニア」の異母兄である ケルビム。 前当主であるイーロット=ヴェノマニア公爵と前妻のニルフォとの間に生まれたが、生まれつき右の頬にがあり、母ニルフォは前に男性使用人との密通の末にした子の呪いだと思い、自殺。 その事情を知らない父イーロットからは愛する妻を奪ったと憎まれ、「悪魔の子」として地下牢に軟禁された。 その後だいぶ成長した頃、後妻の子である 本物のサテリアジスが同情して父親に懇願したことで牢屋から解放され、「ケルビム」という名前を与えられ使用人として働くことになったが、醜い顔を持つことから弟サテリアジスと幼馴染のグミナ以外からは忌み嫌われていた。 グミナに好意を抱いていたが、弟がグミナの婚約者である事もあり、その思いを隠していた。 けれど次第に自分にないものを持つ弟を妬むようになっていく。 そしてグミナに罵られたことをきっかけに心が壊れ凶行に至り、アイアールの持つ色欲の悪魔と契約した。 悪魔の力で邪魔をする貴族たちも次々と排除し、目撃者の記憶を改変させることで疑われることなく次々と女性を誘拐するも、悪魔の術が比較的効きにくいエルド派の目撃証言から徐々に容疑がかかり、そのことからアイアールに離反された。 そしてそのタイミングで同属である大罪の器を持つカーチェスに暗殺される。 瀕死の彼と共にハーレムは瓦解し、薄れゆく意識の中で真実の記憶を思い出し、本当に欲しかったグミナへの愛を伝えることができない絶望を抱えたまま息絶えた。 後年、彼を指して「色情公爵」とも。 また、彼の子孫たちは「アスモディンの悪魔」と呼ばれ長きに渡って迫害された。 姓名の由来はそのまま男子「Satyriasis」と、「毒」、「悪意」等を意味する「Venom」及び女子色情狂「Nymphomania」を合わせた造語から。 サテリアジス=ヴェノマニア Sa teriasis Venomania• モチーフ: ケルビムの異母弟で、位を受けたヴェノマニア公爵家の正統な後継者。 地元の人たちにも気さくで優しい青年であったらしい。 牢屋に軟禁されていた兄を不憫に思い、父親に懇願して牢屋から解放した。 婚約者である幼馴染のグミナに好意を抱いていたが、グミナがその婚姻を破棄しようとしていることを知り、深く落胆する。 そしてグミナとケルビムの仲を疑い始め、兄を暗殺しようとしていた。 その後、ケルビムに屋敷の者たちと共に殺害され、名と存在を奪われる。 アイアール IR• モチーフ:?(ハル=ネツマ)• 人種:ネツマ族 「大罪の器」を集め、世界に悪意をばら撒こうと目論む邪悪な魔道師で、この時代におけるイリーナ=クロックワーカーである。 この時代はネツマ族の少女「ハル=ネツマ」の身体を乗っ取っており、白髪をおさげをした小柄な少女の姿をしている。 サテリアジス(ケルビム)が屋敷の人間を全員殺害した現場を目撃し、その「悪」の可能性からサテリアジスに色欲の悪魔との契約を持ち出し、彼の所業を見守ることにした。 強い魔力を持つ「ハル=ネツマ」の身体を気に入っており、しばらくはその身体を活用したいという思いから、サテリアジスと行動する時は本体の「赤猫」の姿で行動している。 この時は悪魔と契約したサテリアジスか、悪魔をその身に宿すミクリアにしか声が聞こえない。 やや天然なサテリアジスやミクリア、ハル=ネツマの姉であるハクアに振り回されることも多い。 サテリアジスが見境なく気に入った女性を誘拐していき、騒ぎが大きくなってしまった事とサテリアジスに疑惑を抱く者が現れ始めたことから、エルルカが嗅ぎつける前に引き上げることを決意する。 その際に強い魔力を持っていることから自分の身体にしようと目論んでいたルカーナに乗り移るも、サテリアジスに止められてやむなく諦めた。 事態が収拾した後は、ミクリアから移した怠惰の悪魔を宿す「ぜんまい仕掛けの人形」を手に入れたこと、そしてヴェノマニアの血を引く悪魔の子が三人生まれたという結果に満足し、消えて行った。 エルルカ=クロックワーカー Elluka Clockworker• モチーフ:(ルカーナ=オクト) エヴィリオス地方各地で人助けを行うさすらいの魔道師。 金髪に人形のような容姿を持つ。 アスモディン地方でおきた「女性連続失踪事件」に、ユフィーナとメイリスが行方不明になったのをきっかけにマーロン国とベルゼニア皇帝家から捜査を依頼される。 この事件に悪魔と「大罪の器」が絡んでいると確信し、ついでにカーチェスが持つ大罪の器「黄金の鍵」を手に入れようと算段するも、カーチェスが独断でサテリアジスを殺害して失踪したことから計画が狂い、結局「大罪の器」を手に入れることができずに終わった。 その後、アイアールに身体を狙われていたルカーナ=オクトに出会い、アイアールの傀儡にされることを防ぐために彼女と身体を交換した。 その結果、ルカーナに内包されていた強力な魔力と、「紫の夢」と呼ばれる予知夢を手に入れた。 カーチェス=クリム Karchess Crim• モチーフ: マーロン国の。 表向きは国のために尽くす忠義の厚い青年だが、裏では王妃ユフィーナと不義を働いていた。 夫の里帰りとしてベルゼニア帝国に向かったユフィーナから、大罪の器「黄金の鍵」を託されていた。 ユフィーナへの愛は深く、彼女が病にかかってベルゼニア帝国から帰って来られないという国の発表を不審に思い、王に迫って真実を吐かせた上に、単身でベルゼニア帝国まで捜しに来た程。 地道な現地調査からアスモディン地方の領主ヴェノマニア公爵が怪しいと踏み、国から依頼を受けて合流してきたエルルカから公爵を倒すにはユフィーナが託した「黄金の鍵」が必要であることを聞く。 そしてをして独断でヴェノマニアの屋敷に赴き、「エルルカ」の名を名乗ってヴェノマニアの油断を誘い、短剣に変化した「黄金の鍵」で殺害。 ユフィーナを連れて屋敷から脱出し、そのまま駆け落ちした。 そのためベルゼニア帝国からは犯罪者であったとはいえ独断で「五公」を殺害した罪で、マーロン国からは王妃と共に駆け落ちした件で指名手配されている。 後にユフィーナが正統なマーロン王家の血筋を引いている事を利用して、周辺貴族を味方につけ「正統マーロン国」を建国した。 トーイ=コンチータ Toi Conchita• 年齢:30歳 ベルゼニア帝国ので、メイリス王女の直属の臣下。 カーチェスとは友人で、ユフィーナとの不倫関係を知る数少ない人物。 メイリスの命令で「女性連続失踪事件」について捜査しており、カーチェスを捜査に加えるようメイリスに進言した。 メイリスの我が儘に根を上げないで付いてきた臣下で、彼女から密かに好意を抱かれているが、既婚者で妻とは仲睦ましい夫婦である。 妻との間に子宝に恵まれなかった為、後にメイリスが生んだヴェノマニアの子を養子として引き取り、実の娘として育てた。 マルチウス=マーロン Martius Marlon ベルゼニア帝国第二皇子。 マーロン王家の正統な後継者ユフィーナのもとに婿養子として嫁いだ、現マーロン国王。 他の兄弟同様肥満型。 王としては臆病と称される程の優し過ぎる気質の持ち主で、末妹のメイリスからは密かに軽蔑されている。 妻のユフィーナも夫のことは嫌いではないものの、丁寧過ぎる扱いに不満を抱いている。 ヴェノマニア・ハーレム Venomania's harem [ ] ヴェノマニア公が気に入った女性たちを洗脳して誘拐し、地下に作り上げたハーレム。 悪魔をその身に宿したヴェノマニア公と情交をすると、徐々に精気が悪魔に吸収されていってしまう。 ヴェノマニア公がカーチェスに討たれた時点ではひとりが死亡しており、解放された女性たちも何人かはその後間もなく衰弱死している。 ヴェノマニア公との間に子を宿していたのは、ルカーナ、ミクリア、メイリスの三名だけであった。 そのうちのミクリアの息子は子孫を残すことなく子どもの頃に亡くなった為、ヴェノマニアの血族はコンチータ家に引き取られたメイリスの娘と、世界各地に散るルカーナの娘から流れることになる(殆どがルカーナの子孫であるとのこと)。 またグミナの子孫がコンチータ家に嫁いだ為、バニカ=コンチータの代からはメイリスの子孫にグミナの血筋も汲まれるようになる。 グミナ=グラスレッド Gumina Glassred• モチーフ:• 年齢:21歳• 宗教:レヴィン教エルド派 ヴェノマニア公爵家と強い繋がりを持つグラスレッドの一人娘。 ケルビムとサテリアジスの幼馴染みで、サテリアジスの婚約者。 貴族らしく絵画等の趣味も持ち合わせる。 サテリアジスに強く執着されており、父親の留守中にサテリアジスに屋敷を襲撃され臣下のカロルと共にハーレム入りとなる。 典型的な貴族のお嬢様であった為、庶民であるミクリアやローランとは犬猿の仲であったが、ハーレムの人数が増えるにあたって心身共に余裕ができはじめた。 実は親の言いなりになるのが嫌で、サテリアジスとの婚姻を破棄しようとしていた。 それが原因でケルビムを暗殺しようとしていることを知ってしまい、サテリアジスが盗み見ている時にわざとケルビムを罵ったが、そのことで彼の心を壊してしまう。 洗脳が解けた時に顔が戻りつつあったケルビムを一瞬見たが、その手を取ることなく最後に屋敷から出て行った。 ケルビムに好意を持っていたのかは不明だが、カロルの推測に本人は否定はしなかった。 事件終結後は風聞を嫌って縁戚のいるエルフェゴート国に亡命し、官僚として女性の地位向上に努めた。 晩年は同国初の女性宰相にまで上り詰める。 カルガランドの町ではミクリア(実際は既に死んでいたミクリアに成りすましていた「怠惰の悪魔」)と再会し、領主と結婚した彼女とその夫の肖像画を残している。 グミナの子孫がバニカ=コンチータの母メグル=コンチータである。 後にエルルカの弟子となる精霊グーミリアは、グミナの姿をモデルにしている。 ルカーナ=オクト Lukana Octo• モチーフ:• 年齢:20歳 アスモディン地方ミスティカに住む仕立て屋でルーブ・オクトパス族「女性連続失踪事件」最初の犠牲者である。 アイアールが目をつける程の強い魔力を秘めており、「紫の夢」と呼ばれる予知能力を持つ。 幼少時代にエルルカと面識があり、水が豊富なミスティカが干ばつする夢を見て誰に話しても信じてもらえなかった中、たまたま街を訪れていたエルルカのみが彼女の話を信じて街を救うために旅立ち、やがて干ばつが街を襲った際に戻ってきたエルルカが「とてもすごいタコ」を生贄に雨乞いで街を救った。 ヴェノマニア公には個人的に好意を抱いており、洗脳されつつも彼の身を案じていた。 気配り上手な性格からかハーレム内での人間関係のまとめ役でもあり、ハーレムの女性たちが着ている服も全て彼女が仕立てている。 後半に同じくハーレム入りとなった親友リリエンとの再会と、ローランが死んだことに悲しむ素振りすら見せなかったヴェノマニア公に対する憤りから、徐々に洗脳が解けていった。 事件終結後は友人のリリエン、ラージフと共に身籠っていた子を連れてアイアールの追跡をかわすも、彼女の身を案じたエルルカの一計により互いの身体を交換する。 ミクリア=グリオニオ Mikulia Greeonio• モチーフ:• 年齢:18歳 アスモディン地方アビト村に暮らす農民。 赤ん坊の時、道端に捨てられていたところをある夫婦に拾われる。 少々知恵遅れなところがありそのことから愛に恵まれず、自分は高貴な血筋でいつかは不幸な境遇から救ってくれる王子様が現れるのだと本気で信じてしまっている。 彼女の無邪気な妄想はヴェノマニア公の凶行を目撃したことにより、口封じに現れた彼の誘惑にあえて乗ったことである意味で叶えられた。 原罪者そのものの姿をしており、彼女の血族は代々「怠惰の悪魔」をその身に宿してきた。 祖母の死後ミクリアに「怠惰の悪魔」が宿り、その恩恵からヴェノマニア公の洗脳が効かず、ハーレムの中では唯一洗脳されずに自分の意志でハーレム入りをしていた。 後に彼女に「怠惰の悪魔」が宿っていたことに気付いたアイアールから人形を与えられ、ミクリアに宿っていた悪魔は人形に移る。 ハーレム生活の後半では長い付き合いであったローランがヴェノマニア公の悪魔のせいで死んだ事で、彼女にも思うところができはじめ、ヴェノマニア公に深入りすることを避けていた。 事件後はラサランドの町でとして暮らし、その後ヴェノマニアの子を出産している。 『プラトーの花』では高原のカルガランドの町に移り住んだミクリアが描かれ、領主のギルベルドと結婚しているが、実は本物のミクリアはカルガランドの町に行っておらず、子を産んで間もなくエルルカに看取られて亡くなっている。 夫ギルベルドとミクリアが娼婦だったことを知る男と母親を訪ねてきたミクリアの息子を殺害したのは、器を得て催眠で彼女に成りすましていた「怠惰の悪魔」ことイブ=ムーンリットであった。 ローラン=イブ Lolan Eve• 年齢:32歳 リザ・アの町にある劇場の花形の踊り子。 浅黒い健康的な肌の持ち主で、周辺に噂が広まる程の美女だが、であった為に男性経験は殆どなかったらしい。 彼女の噂を聞いていたヴェノマニア公に誘惑され、ハーレム入りとなる。 ミクリアと同じくグミナとは非常に仲が悪かった。 元々の性嗜好を洗脳で無理矢理変えられたことから精神的な負担が多く、そのせいで悪魔の影響を強く受けてしまい、床に伏せがちになってしまった。 ある日の晩にヴェノマニア公と情交を交わした後、朝食を運んできたルカーナが死亡している彼女を発見した。 遺体はアイアールによって運ばれ、事件発覚時には白骨化した状態で見つかっている。 ハクア=ネツマ Hakua Netsuma• 年齢:22歳 ネツマ族の女性。 アイアールが使用している身体であるハル=ネツマの姉。 悪い魔術師(ハル=ネツマの身体を乗っ取ったアイアール)によって故郷が滅ぼされた後、放浪していたところをヴェノマニア公に出会い、洗脳されハーレム入りとなる。 ヴェノマニア公が彼女を選んだ理由は単に「アイアールに似ているから」という理由だったらしく、姉であることを知らずに連れて来たらしい。 ハル=ネツマがアイアールに身体を乗っ取られていることを知らず、妹との再会を喜び彼女にべったりしている。 アイアールは常にべったりしてくる事と、ハル=ネツマに残るわずかな意識が「お姉ちゃんを殺すな」と訴えてくることから、ハクアに苦手意識を抱いている。 リリエン=ターナ Lilien Turner• モチーフ:• 年齢:24歳 アスモディン地方ミスティカに住むパン屋の娘。 ルカーナの幼馴染であり、農夫の息子であるラージフと共に仲良し三人組であった。 大きくなってからなかなか会う機会はなかったものの、行方不明になっていたルカーナの身を案じていたようで、ヴェノマニア邸で再会した際に互いの再会を心から喜んでいた。 同時にルカーナはヴェノマニアに抱かれるリリエンの身を案じるようになっていき、ルカーナの洗脳が徐々に解けていくきっかけとなった。 ヴェノマニアが討たれた後は、ヴェノマニアの子を身ごもっていたルカーナ、そして幼馴染みのラージフと共にミスティカを離れて各地を転々としている。 カロル=シールズ Carol Shields グラスレッド侯爵に仕えるグミナの従者。 赤毛の髪が特徴的で、スレンダーな身体に反して武芸の腕を持つ。 サテリアジスとケルビムとも顔見知り。 ヴェノマニア公がグミナを奪うためにグラスレッド邸を強襲した際、悪魔と化したヴェノマニアに対抗するも洗脳され、グミナと共にハーレム入りとなった。 グミナへの忠誠心は高く、洗脳されてもヴェノマニアの命令よりもグミナの指示を優先させる程。 ヴェノマニアが討たれた後は、グラスレッド侯爵やグミナと共にエルフェゴートに移り住んだ。 ユフィーナ=マーロン Yufina Marlon• 年齢:26歳 マーロン王国の王妃。 当時のマーロン王家の血を引く唯一の後継者で、ベルゼニア皇帝家の次男マルチウスを婿養子に迎えた。 しかし、その一方で夫に対してやや不満を抱いており、マーロン国の貴族カーチェス=クリムと不義の関係にある。 大罪の器のひとつ「黄金の鍵」の持ち主で、そのことが理由でアイアールに目をつけられ、ヴェノマニアに洗脳されハーレム入りとなった。 彼女を捜しにきたカーチェスがヴェノマニアを打ち取ったことで解放され、そのまま駆け落ちした事で、マーロン国及びベルゼニア帝国から追われる身となる。 後にカーチェスは周辺貴族を味方につけ、彼女が正当なマーロン王家の血を引いていることを利用して「正統マーロン国」を建国。 様々な経緯を経て結果的に「マーロン国」と「正統マーロン国」は統合されることになった。 テット=セトラ Tette Cetera• 年齢:31歳 ベルゼニア帝国(騎士) 魔道師アイアールのシンパの一人で、貴人を誘拐する前提として情報の漏洩や数々の裏工作に協力していた。 引き換えに執着していた若さという恩恵を得ており、三十代に関わらずとてもそうは見えない。 が、次第に見境をなくしたヴェノマニアの誘惑によってハーレム入りとなり、その事からアイアールの情報網に瑕疵が出ることになってしまう。 ネルネル=ネルネ Neruneru Nerune• 年齢:19歳 ベルゼニア帝国に仕える工作員。 「女性連続失踪事件」の調査をしておりメイリスに定期的に報告を届けていたが、ヴェノマニアの魔の手にかかる。 その繋がりからメイリスをヴェノマニアの足元へと案内した。 メイリス=ベルゼニア Maylis Beelzenia• モチーフ:• 年齢:22歳 ベルゼニア帝国第三皇女。 年の離れた末子であったため、父の皇帝からは甘やかされ育った、好奇心が強いじゃじゃ馬姫。 肥満体である他の兄姉達とは違ってスレンダーでありながら肉感的な女性であり、そのこともあって内心では隔意を持っていた。 世話役であり、既婚者であるコンチータ男爵に好意を抱いており、初恋と失恋を経験した事でじゃじゃ馬ぶりは影を潜めていた。 しかし義姉のユフィーナがカーチェスと不倫関係にあると知って、それを羨ましく思うようになり、好奇心とユフィーナを案じる両面からコンチータ男爵を通じて事件に首を突っ込む。 意を決してヴェノマニアの懐へ飛び込むものの術には逆らえず、ハーレム入りとなった。 事件解決後にヴェノマニアの子を宿していた事が判明し、周囲の反対を押し切って女児を出産。 しかし皇家の子とは認められず、思案の果てにコンチータ夫妻に託す事にした。 アンリー=スイーツ Annlee Sweets• 年齢:62歳 ヴェノマニアがローランの死をきっかけにハーレム構成員の健康を気遣って連れてきた医師。 容貌に見るべきところはあるが、年齢が示す通りに明らかな老女であり肉体関係を結ぶために連れてきたわけではないと明言されている。 悪食娘コンチータ Evil Food Eater Conchita [ ] 2009年3月にニコニコ動画に投稿された楽曲。 10日足らずで再生数が10万を超え、3年をかけて、オリジナル曲としては初めて100万再生を突破した。 悪ノPお得意のハードでダークなサウンド、中世的な世界観の物語風音楽にのせて食を極めた若き女領主バニカ=コンチータを描く。 MEIKOをメインヴォーカル、をサブヴォーカルとし、『七つの大罪シリーズ』の【悪食】がテーマ。 なお、七つの大罪としての罪の名前は本来は「暴食」であるが、誤って「悪食」としてしまったという。 悪ノPの一言 「美味しいものを食べたい」というのは生物の根源的な欲求ですが、どれだけ極めても満足できないのが人間の悲しい性です。 頂上までたどり着いた者は、あとは果てしない地下を目指すより他になくなります。 欲望とは底なしなのです。 バニカ様の胃袋のように。 ストーリー [ ] エヴィリオス歴325年、ベルゼニア帝国コンチータ領にて女領主バニカ=コンチータ失踪。 これがコンチータ領、そしてベルゼニア帝国を震撼させる混乱の始まりだとは、知る由もなかった……。 キャラクター [ ] コンチータ公爵家 Duke Conchita [ ] バニカ=コンチータ Banica Conchita• モチーフ:• 年齢:29歳没(296-325)• 国籍:ベルゼニア帝国• 人種:ベルゼニア人 ベルゼニア帝国コンチータ七代目領主。 メイリス=ベルゼニアの血を引くヴェノマニアの子孫であり、同時にグミナ=グラスレッドの子孫でもある。 500年時点で残っているお伽話伝説『吸血娘ヴァニカ』のモデルとなった人物。 ムズーリ=コンチータ公爵の長女として生まれたが、自分が生まれて間もない頃に両親や屋敷の者が悪食の器である ワイングラス(後の「グラス・オブ・コンチータ」)を宿した幻のタサン豚「バエム」を食べてしまった事で、グーラ病を発症してしまった。 バニカはグーラ病ではなかったが、狂乱した母親に胃袋が満たされるまで無理矢理食べさせられたり、逆に他の者に優先させて殆ど食べられなかったりと、幼い頃から自由な食事ができなかった。 そのため、グーラ病が完治した父親たちが生き残った後は、暗くて大人しい性格に反して食に対して異常に貪欲になり、14歳でマーロン国第三皇子カルロスとの縁談が持ち上がるも、両家の者が臨席しての会食の場で食べ物をひたすら貪り尽くした為、翌年破談となった その後はコンチータ家が領土を剥奪されていたこともあって、食道楽に磨きがかかり、20歳を前にして国内のすべての料理を口にしたとされ、諸外国へ食の探求の旅に出て多くの料理を自国に紹介し同国の食文化の発展に大きな影響を遺した。 その功績が認められ帝国から領土が返還され、父の死後に領主位相続したが、食道楽に拍車がかかり遂には体重が100kgを越え、長年公爵家に仕えていたロンが行方不明と時を同じくして「食べ過ぎによる内臓異常」で倒れてしまった。 自身の余命を悟った直後、双子によって再び屋敷に持ち込まれた ワイングラスの悪魔の呼びかけを受け、新たな食に対する好奇心から契約を交わした。 悪魔と契約したことで体格は一転してスリムになるが、今度は蟲や汚物などを食べるようになったことで会食の場には一切姿を見せなくなり、翌年には病を理由に外部からの接触を絶ち、公務への指示はふたりの使用人を介してのみ伝わることになる。 そしてとうとうを働くようになり、屋敷周辺に ワイングラスの力で屍兵が徘徊していた事と食人行為の噂から外部の人間は殆ど屋敷に近づかなくなった。 後に屋敷を取り囲んできた皇帝軍を相手に屍兵をけしかけた為、事実上コンチータによる領土統治は崩壊し、領土内の各町が自治体制をとって屍兵に対処していた。 その中でAB-CIRのスパイとして15人目のコックとして雇われた、ヨーゼフことかつての婚約者カルロスと再会し、互いに想いを交わしあった。 カルロスはバニカを止めようと長年服用してきたマーロン王家に伝わる秘薬の材料である毒の粉末で心中しようとしたが、バニカにはその毒が効かずカルロスのみが死亡。 バニカは涙を流しながら愛する人を残らず食らいつくしたが、実はその粉末は憤怒の器 黄金の鍵を削ったものであり、それを長年服用してきたカルロスを食べた事で毒が効いて悪魔の力が弱まり、何を食べても満足できなくなってしまった。 屋敷に食糧を届けていた行商人も使用人のポロとアルテも食べたことで、やがて屋敷の食糧がなくなってしまった。 そんな中でカルロスの子どもを出産し、悪食の悪魔に助かりたければ 黄金の鍵に対するワクチンとなる赤ん坊を食うように強制されたが、彼女はそれを拒否し空腹を満たす為に悪魔を宿した自分自身を食べて骨も残さずに消えた。 なお、カルロスとの間に生まれた赤ん坊は屋敷に突入したエルルカとプラトニックによって発見され、ジュノ皇帝の使用人の養子として引き取られており、その赤ん坊の子孫が『悪ノ娘』に登場した赤き鎧の女剣士ジェルメイヌ=アヴァドニアと言われている。 悪魔を喰らったことで ワイングラスに宿った悪魔に成り代わっており、後世ではかつての使用人であったポロ(ヘンゼル)やアルテ(グレーテル)の転生体を気に入り、彼らには存分に悪魔の力を貸している。 『悪徳のジャッジメント』の時代ではこの世の全てを喰らい尽くす事を夢見ながら、「墓場の主」として世に出る時を待ち望んでいる。 動画中のキャストでは「偉大なるコンチータ様」と記載。 ムズーリはバニカが生まれた当初バニカの名前を「ムララムラジャコタスポポポ」に決定しようとしたとされている。 名の由来は「カニバリズム」のもじり。 ムズーリ=コンチータ Muzuri Conchita• 年齢:?歳没(? -321) ベルゼニア帝国コンチータ六代目領主で、バニカの父。 メイリス=ベルゼニアの血筋を引くヴェノマニアの子孫。 コンチータ公爵家は皇家の血を引いている故か、半ば形骸化しているとは言え「五公」の一家に数えられている。 民想いの人望の厚い領主であり、食道楽としても有名であった。 娘のバニカの誕生会で、贈り物を運んできた馬車の中にいつの間にか紛れ込んでいた幻のタサン豚「バエム」を見つけたことで、神からの贈り物だと感動し、バエムの中から ワイングラスが出てきても気にせずに妻や屋敷の者たち全員に食べさせた。 しかしそれ以降屋敷の者が異常食によって1日につき1人ずつ死んでいき、屋敷を訪ねてきたAB-CIRに悪食の悪魔の器を宿した「バエム」を食べたことで「グーラ病」を発症してしまったことを知らされ、生き残るには10年間胃袋を満たし続けなければならないと宣告される(実は「バエム」はレヴィン教では「悪魔の使い」として食することを禁じられているものであり、かつてバエムを乱獲して好んで食べていたタサン大帝国の皇帝も国ごと滅びの道を辿ったのだが、レヴィン教の信者ではなかったムズーリはそのことを知らなかった)。 その後は領民から食べ物を奪うような形で使用人を含む自身達の食事を何とか維持してきたが、そのことを拒否し食べなかった者や、無理な食事で身体が耐え切れなくなった者は次々と死亡していった。 が、悪夢から解放されるまで残り二ヶ月と迫ったところで大飢餓が領土を襲う。 とうとう追い詰められた屋敷で妻が死体を食べようとしたがだけは許すことができなかった為、自分たちはこうしてまで生き残るべきではなかったと悟りながら娘の目の前で妻を刺殺した。 結果的に侍従長のロンと元々「バエム」を食べてなかったバニカと共に生き残ったが、長年の重税による領土の乱れから帝国に領土を剥奪された上に、長年の心労から衰弱しきってしまった。 その後、娘のバニカがベルゼニア帝国の食文化の発展に貢献した功績で、領民の支持を得てコンチータ家に領土が返還されたことを知って喜び、ロンに看取られながら息を引き取った。 メグル=コンチータ Megour Conchita ムズーリの妻で、バニカの母親。 旧姓は「グラスレッド」で、元はベルゼニア帝国と国交のなかったエルフェゴート国宰相の息女であり、彼女に一目惚れしたムズーリが婚姻を切望し、様々な障害を乗り越えて結ばれた。 聡明な貴族の女性であったが、「バエム」を食べてグーラ病を発症した事で狂い始め、娘のバニカに無理矢理食べ物を食べさせるなど攻撃的な性格に成り果ててしまった。 残り二か月で大飢餓が領土を襲った際、食べる物を探し求めた結果使用人の死体を食べようとした為、だけは許すことができなかった夫に娘の目の前で殺された。 公には心臓病で死んだことになっている。 使用人 Servants [ ] ポロ Pollo• モチーフ: コンチータ家に仕える召使で、「神の双子」ヘンゼルの生まれ変わり。 ベルゼニア帝国のグレイビア領の出身で、両親は幼い頃に亡くなっている。 双子の姉のアルテと比べて性格は良いが、頭はあまり良くなく要領がかなり悪い。 「ゲヒヒ」という変な笑い方をする。 食べ物は質より量を重視。 年齢はバニカと同い年だが、アルテ共々10年以上経っても外見は14歳のままで、バニカの異常な行動で周囲の人間が離れていく中でも特に気にする素振りもなく付き従っていた為、バニカも普通の人間ではないことに薄々勘付いていた。 悪食の悪魔からは「我らの仲間であり、親であり、息子である者たちの生まれ変わり」と言われており、AB-CIRが一度手放した悪食の器である ワイングラスを再びコンチータ家に持ち込んだ張本人である。 最終的には悪魔の力が弱まったバニカに食べられており、アルテ同様に普通の人間とは違う味をしていたとのこと。 動画中のキャストでは「頭の悪い召使」と記載。 コンチータのある日の朝食に特製を作った。 アルテ Arte• モチーフ: コンチータ家に仕えるメイドで、「神の双子」グレーテルの生まれ変わり。 ベルゼニア帝国のグレイビア領の出身で、両親は幼い頃に亡くなっている。 食べ物は量より質を重視し、弟とは違って調理は出来るが、気まぐれな性分ゆえに手を抜くことが多々ある。 年齢はバニカと同い年だが、10年以上経っても外見は14歳のままで、バニカに付き従い屍兵たちを指揮して皇軍と戦うこともあるなど、普通の人間とどこか異なっている。 AB-CIRが一度手放した悪食の器である ワイングラスを再びコンチータ家に持ち込んでおり、自分たちの部屋でそれを発見したロンを口封じの為殺害し、バニカに契約を委ねるように仕向けた。 グレーテルであった時の記憶もあるようで、飢餓で自分たちを捨てた養父母を「魔女とその子分」として殺害した事を話しており、またポロ共々養父であったアダム=ムーンリットに瓜二つの容姿を持つヨーゼフを嫌っている。 最終的には悪魔の力が弱まったバニカに食べられた。 動画中のキャストでは「性格の悪いメイド」と記載。 コンチータのある日の昼食に適当にを作った。 モチーフ:なし/(ヨーゼフ) 当時のマーロン国第三王子で、バニカの元婚約者。 生まれつき病弱だが同時に自信過剰な態度であったため、周囲から鼻つまみ者にされていた。 ふくよかな体格のバニカを見下すことはあったがそれなりに好意を抱いていたようで、婚約が破棄された後も何かと気にかけていた様子。 病気に関してはマーロン王家に伝わる特殊な粉末を、ジズ・ティアマ(とてもすごいタコ)のスミと一緒に服用することで毒を抑え、定期的に発作を抑える秘薬にしていた。 後にAB-CIRによって敵国であるライオネス国のヘッジホッグ卿のもとに捕らわれてしまうが、牢獄でAB-CIRとプラトニックの会話でバニカの異変を知り、彼女の真意を確かめるべくAB-CIRのスパイになることを志願する。 色欲の器 ヴェノム・ソードを使って、AB-CIRがかつて誤りで殺した有名なコック「ヨーゼフ」(モチーフ:)の顔に変えることで、コンチータ公爵家に雇われの身で潜入する事となった。 料理はそこまで上手い訳ではなかったが、バニカの味覚が異常だった上に逆に料理人としての誇りがない為おぞましい料理の調理に耐えることができた為、バニカに気に入られていた。 しかし、逆にアダム=ムーンリットに似たその容姿から、ポロとアルテには毛嫌いされていた。 後に自分の正体に気付いていたバニカと想いを交わしあうが、ポロとアルテと共に痺れを切らした皇帝軍を相手に屍兵をけしかけたバニカを見て、自分がいかに異常な状況下にいることを実感し恐怖を覚える。 一度は逃げようとして失敗したがそれでもバニカへの愛は変わらず、長年自分が服用してきた憤怒の器「黄金の鍵」から作られた粉末で心中を計ろうとするが、バニカには毒が効かずカルロスだけが死亡した。 その後バニカに食べられたが、彼の体内に溜まっていた憤怒の器 黄金の鍵の粉末がバニカの力を弱めるきっかけとなった。 悪ノPのtwitterによると死後はバニカの腹の中にい続けているとの事。 動画中のキャストでは「うだつのあがらないコック」と記載。 ロン=グラップル Ron Grapple ムズーリの代からコンチータ公爵家に仕える侍従長。 「バエム」を食べた事でグーラ病となるが、10年間食べ続けることでムズーリと共に生き残った。 その後はムズーリの命令でバニカを支えるようになり、バニカと年の近いポロとアルテを侍従として雇った。 カルロスとの縁談が破綻した後も、ポロとアルテと共に諸国を旅するバニカのことを何かと気にかけており、屋敷の留守を任されていた。 ムズーリが亡くなってバニカが公爵家を継いでからしばらくした後、バニカたちが旅に出ている間に双子の部屋の掃除をしていたところ、かつてAB-CIRが持ち去った筈の ワイングラスが暖炉の穴に隠されていたのを見つけてしまう。 それを処分しようとするが、直後に旅に出ていた筈のポロとアルテが現れ、それと同時に双子が10年前に雇われて来たのではなく、何故 屋敷にいたのかを思い出し呪いは終わってなどいなかったことを知るが、既に時遅く翌日から行方不明になった。 その後、バニカのワイングラスの力で屍兵と化し領土内を徘徊するが、他の屍兵より比較的おとなしかった為、領土内の町で生け捕りにされていた。 そしてエルルカの魔術によって起こった出来事を断片的に話し、ワイングラスを割ってバニカとバニカの赤ん坊を助けて欲しいと懇願し白骨死体へと戻った。 後に屍兵として復活を遂げ、コンチータ家の他の従者共々「アウトロー」として各地で暴れまわる内に自我を取り戻す。 その時に、自分が昔から系譜者の力で操られていた事やそれにより、贈答品にバエムを紛れ込ませた事や双子を雇った事を思い出した。 世界崩壊後はアモスティアに騙され呪いを解くために他のアウトロー共々彼に協力していたが、彼だけ呪いが解けなかったため双子に再会する事になったが双子に対してとても怯えていた。 その他 [ ] プラトニック Platonic• モチーフ:• 人種:エルフェ人 本名は不明。 エヴィリオス全土に名の知れ渡る凄腕の女盗賊で、貴族を中心に狙っていた。 自分の腕に絶対の自信を持ち、殺しはしないというポリシーを持つ。 もとはメリゴト高地出身で良家の娘であったが、田舎の貴族に過ぎないにも関わらず体面を気にする実家に嫌気がさし、自由に生きるため家出して盗賊の道へ入った。 夢はお金を貯めて都会でマイホームを買う事。 AB-CIRとはプラトニックの師匠の代からの懇意であり、彼の依頼を受けてコンチータ公爵家に ワイングラスを盗みに侵入するが、化け物や双子に殺されそうになり辛うじて逃げ延びた。 その後はAB-CIRから別の依頼でベルゼニア帝国のルシフェニア領に渡り、教会からエルルカの手に渡った嫉妬の器「レヴィアンタの双剣」を盗もうとしたが、エルルカに捕まり駒使いにされた(エルルカの持っていた「レヴィアンタの双剣」は偽物だった)。 その後、コンチータ公爵家へ侵入したことがある経験を買われて、ジュノ皇帝の命令でエルルカと共にコンチータの屋敷に向かうが、そこは既にもぬけの空になっていた。 エルルカの隙を見てワイングラスを回収しており、後にAB-CIRの手に渡っている。 本人の言によるとミクリア=グリオニオの子孫であり、彼女と同様に「原罪者」そのものの姿をしているが、魔術の才能は全くない。 先祖が代々「怠惰の悪魔」の器であった為、身体には「怠惰の残りカス」程度の影響を残しており、そのため他の大罪の器との相性が悪く憑依対象には向いていないらしい。 その正体は、本物のプラトニックに成りすましていた「怠惰の悪魔」ことイブ=ムーンリットである。 エルルカ=クロックワーカー Elluka Clockworker• モチーフ:(ルカーナ=オクト) 悠久の時を生き続ける魔道師。 大罪の器を捜して各地を放浪しており、ベルゼニア帝国のルシフェニア領では教会から「レヴィアンタの双剣」を譲り受けたが偽物だった。 それを盗みに来たプラトニックを「予知夢」で予知して迎え撃ち、自分の小間使いとして利用している。 一方でプラトニックが、彼女の先祖であるミクリア同様に子孫がいない筈の「原罪者」そのものの姿をしていることを気にかけており、エルドに問い詰めていた。 ベルゼニアのジュノ皇帝の依頼を受けてプラトニックを連れてコンチータ公爵家の調査に乗り出したが、屋敷は既にもぬけの空となっており、皿の上に置かれた赤ん坊だけが残されていた。 AB-CIR• モチーフ:なし 常に赤猫を肩に乗せている黒髪の男性魔道師。 全身黒づくめ、右手だけに黒の手袋を身に着けている。 グーラ病を発症したコンチータ家を訪れ、悪食の器であるワイングラスと引き換えにグーラ病の乗り切り方をムズーリたちに教えた。 プラトニックとは彼女の師匠の代からの懇意であり、金の羽振りが良いためプラトニックも彼の依頼を優先的に受けているが、いつも周囲にはきな臭い話がついてまわる。 ライオネス国の重臣であるヘッジホッグ卿の下に身を寄せているが、彼自身は島内の覇権争いには興味なく自らの目的のために動いているようである。 憑代としている肉体は「アイアール」時代の元部下の男性であったが、大罪の器に目がくらみアイアールことハル=ネツマの肉体を殺害した為、やむを得ずイリーナが彼の肉体を乗っ取ることにした。 しかし本来は女性である筈のイリーナが男性の身体となった為、魔術師としての本領を十分に発揮することができず、一度ワイングラスを手に入れたものの不覚を取ってマーロン国に捕まり、やむを得ずワイングラスを手放さざるを得なくなった。 実力を発揮することができない為、この時代では特に目立った動きをすることができず、新しい器を捜すことも兼ねつつ、プラトニックや盗賊たちを使って双子の手で再びコンチータ公爵家に渡った ワイングラスの回収を目論んでいる。 依り代の名は「エイビー=シー」であり、ロン=グラップルの父親である。 彼もまた系譜者であった模様。 ジュノ=ベルゼニア Juno Beelzenia ベルゼニア帝国を治める当時の女帝。 代々のベルゼニア皇帝家の例に漏れず肥満型。 コンチータ家との親交も深く、バニカのことも実の娘のように気にかけていた。 各国の食文化をみてまわったバニカの話を聞き入れ、彼女のベルゼニアの食文化発展の貢献を支援した。 その後バニカにコンチータ領を返還し領主に任命するが、彼女はやがて公に姿を現さなくなり、コンチータ領に蔓延る屍兵やバニカの食人行為の噂からエルルカに捜査を依頼する。 しかしエルルカがプラトニックと共に屋敷に突入した時にはバニカは失踪しており、屋敷には彼女の赤ん坊だけが残されていた。 その赤ん坊を養子として引き取ろうとしたが周囲の猛反発にあった為、自分の使用人に託すことにした。 ヨカヅキ=オースディン Yokadzuki Ausdin 五公「ドゥートリシュ」公爵の側近にして、敵国ライオネスを睨むハーク海沿岸警備部隊隊長という重責を担う男。 ムズーリの旧友という私的な関係にあるとはいえ、爵位に及ばず明らかに目上の立場にある「五公」当主を相手に気安く、言い換えれば無礼な口を利く粗野な男として、オルハリ公からは嫌われている。 悪ノ娘 [ ] 2008年4月にニコニコ動画に投稿された楽曲。 鏡音リンをヴォーカルとし、七つの大罪の【傲慢】のストーリーを描く。 2009年11月にミリオン再生を達成、2012年8月にはダブルミリオン再生が達成された。 詳細は「」を参照 眠らせ姫からの贈り物 Gift from the Princess who brought Sleep [ ] 2011年5月にニコニコ動画に投稿された楽曲。 七つの大罪の【怠惰】のストーリーを描く。 「悪ノ娘」の時代から100年以上経過しており、「悪ノ娘」の時代で活躍した人物たちも名前のみで登場していることが多い。 悪ノPの一言 この曲の主人公は「怠惰」を「求める」のではなく、「与える」側に回っています。 その点で他の大罪契約者とは一線を画しているといえるでしょう。 ストーリー [ ] シュブルク新聞社に勤める記者ハンネ=ローレは、ユキナ=フリージスも小説の題材にしたミクリア=カルガランドこと「プラトーの花」について取材するため、エルフェゴート国のカルガランドを訪れる。 公立図書館で喪失リストにあるユキナ=フリージス著「プラトーの花」を見つけたハンネは、図書館司書を問い詰めた結果、犯罪組織「ペールノエル」が関与するトラゲイの裏市場が関わっていることを知り、スクープのためにトラゲイに向かった。 訪れたトラゲイで彼女を待ち受けていたのは、眠っているかのように穏やかな表情をしたカスパル=ブランケンハイム侯爵の死体だった。 後に「トラゲイ連続殺人事件」と呼ばれることになる悲劇の始まりであった。 キャラクター [ ] ブランケンハイム家とフェリクス家 Blankenheim Family and Felix Family [ ] マルガリータ=ブランケンハイム Margarita Blankenheim• モチーフ:• 年齢:16歳没 593-609 侯爵夫人で旧姓「フェリクス」。 生まれた時から眠らない体質の持ち主。 富裕な医師の娘として生まれ、互いの家の事情による政略結婚でカスパルと夫婦となる。 医師免許を持っており薬の調合も自分で行うほか、夫や父によく処方を出していた。 幼い頃からカスパルと一緒に過ごしてきたマルガリータは彼に好意を抱いていたが、カスパルは結婚した直後から眠らない体質のマルガリータを気味悪がるようになり、他の女性と遊びほうけてフェリクス家の財産を浪費していった。 そんな中友達であるジュリアからよく眠れる薬「gift」の製法を教わり、それを夫や父親、トラゲイの街すべてに幸福のためと称してばら撒いた。 「gift」は彼女の血液が材料であった為、彼女の周辺から毒物から見つからず捜査を難航させていた。 実はジュリアが首魁を務める犯罪組織「ペールノエル」の構成員で、三番目の眠らせ姫。 緑1号とも呼ばれている。 しかし彼女にはその自覚は殆どなく、同じく「ペールノエル」の構成員であった夫の仕事に関しても殆ど把握していなかった様子。 快楽殺人者に成り果て、改良を重ねた「gift(毒)」を使って街の人間のほとんどを永遠の眠りにつかせ、街を壊滅させた後に「ペールノエル」の拠点のひとつであったカルガランドに向かう。 そして訪れてきたエルルカたちの前で自らも「gift」を服用し、命を絶った。 その後遺体は行方不明になったが、後に千年樹の森でエルルカの前に死んだ筈の彼女が現れた。 その正体は、雷に打たれて死産した本物のマルガリータと入れ替わり、催眠で周囲の人間たちを欺いていた怠惰の器「クロックワーカーズ・ドール」であり、原罪者イブ=ムーンリットその人。 強力すぎる催眠から彼女自身も自分を普通の人間だと思い込んでいたが、7つ目の「gift」を服用したことでマルガリータとしての人格が消え、イブ=ムーンリットとして覚醒した。 名前の由来は実在した悪女 から。 カスパル=ブランケンハイム Kaspar Blankenheim• モチーフ: トラゲイを治める。 マーロン王家に連なる一族であったが、「悪ノ娘」の時代でプリム皇后によってエルフェゴートに追いやられ、その後元々トラゲイを治めていたフェリクス家が失脚したことで、ブランケンハイム家がトラゲイを治めるようになった。 浪費家で財産が底を尽きかけた為、裕福な医者の娘であるマルガリータと政略結婚するが、財産目当ての結婚だった為に妻を顧みず遊び呆ける毎日を送っていた。 情緒不安定だった為、マルガリータが処方した第四の「gift」を受け取り、その後部屋に連れ込んでいた女性たちと共に死亡した。 実は「ペールノエル」の構成員で、二番目のディーラー。

次の

小説家になろう 勝手にランキング

公爵 家 の メイド に 憑依 しま した 日本 語 訳

ユートとサリュートの方を見ると…… 「珍しいのぅ、貴族様が村に来るんは……」 顎を擦りながら言う。 成程、佐々木武雄翁は元とはいえゼロ戦を駆って、飛び回った軍人だ。 実際、端から見てもあと数年の生命だとは思えないくらい元気な様だ。 然し悲しいかな、生物の寿命とは必ず訪れるものであり、先に生まれた者が先に逝くのは突発的な事故、病気などでもない限り運命 さだめ である。 ならば、彼も数年後には残りの命数が尽きて、死んでしまうのだろう。 それが謂わば、自然界の理であるが故に…… 取り敢えず、シエスタの家族に悪い感情を持たれるのは避けたいユートは確りと挨拶をする。 「初めまして。 シエスタの曾お爺さんですか?」 「ほう、随分と丁寧な貴族様よな。 初めまして、私がシエスタの曾祖父の佐々木武雄です。 あ、いや。 此方風ならばタケオ・ササキとなりますかな」 「ご丁寧にどうも。 そんな武雄翁に、ユートは更に話し掛ける。 『是非とも2人で話をしたいのですが、宜しいでしょうか? 武雄翁』 「っ!?」 ユートの口から、数十年振りに日本語を聞いて驚愕に目を見開く。 佐々木武雄翁の使う言語は日本語だが、何故か自動的にハルケギニアの言語に変換されてしまい、誰かが話すハルケギニアの言語は日本語に変換されている。 つまり武雄翁の耳には、口の動きが合わないにせよ、一応は日本語に聞こえているが、相手の方は間違いなくハルケギニア標準語を話しているという事だ。 ユートの口からでる言葉と口の動きは、完全に一致している事を鑑みたなら、ユートが日本語を喋っているのも判った。 周囲もユートが何を話したのか理解出来ていない事から、それが純粋に日本語だったのは間違いない。 異世界人なら日本語を話しても、此方の人間に対しては翻訳されてしまうが、ハルケギニアの人間が直接使った日本語故に、翻訳されずに伝わったのだろう。 鏡の様な召喚ゲートを抜けると、召喚された人間の言語は自動でハルケギニアの言語となり、聞く言葉は日本語になる。 何らかのシステムが働いており、地球側の言語だとそうなるのかも知れない。 詰まりは、彼らは普通にハルケギニアの言語を喋っているに過ぎない。 処が、貴族の少年が発したのは日本語で、ゲートを潜った訳ではない為、自動翻訳はされない。 「貴族様、アンタは日本語が解るのか?」 『ええ。 判りますよ』 「何とも懐かしい」 純粋な日本語を自分以外の人が喋るのを聞くのは、実に十数年振りの事。 余りの懐かしさに涙さえ零れてきそうだ。 『実は貴方にお話したい事があります』 「それは?」 『余り大っぴらにはしたくないので、2人だけで話せませんか?』 ユートがこのタルブ村に来たのは偶然であったが、佐々木武雄翁と出逢ったのは僥倖だと考えていた。 原作開始時には既に亡くなっていたから、そもそも彼への接触自体が想定した範疇外である。 この事を上手く使えば、零戦を手に入れられるかも知れないし、シエスタとも仲良くなれそうだ。 少し打算的だが、出逢ってしまったからには本気で取りに往きたい。 そんなユートの真意を、知ってか知らずか…… 「判りました。 では後で、竜の羽衣の場所まで来て下さい。 場所はシエスタが判りますから」 そう言って、頭を下げると家に引っ込んでしまう。 「曾お爺ちゃん?」 シエスタは首を傾げた。 変わったオブジェ故に、拝む年寄りも居るアレだが曾祖父が居なければ邪魔にしかならない代物。 そんな物の場所に案内してどうするのだろう? それに突然、意味の判らない言葉で話し始めた貴族様の言語を、曾祖父が理解していたのも気になる。 シエスタには本当に判らない事ばかりだ。 「それで、貴族様。 今日はタルブにどのようなご用でしょうか? シエスタの件だけでしたか?」 村長がサリュートに訊ねると、思い出したと言わんばかりに頼む。 「タルブのワインを購入したいのだが、売っては貰えないか?」 サリュートの注文には、村長も商売人な良い笑顔になったものだった。 サリュートとユートのたっての願いで、タルブ村の名物料理を食べたいと言われた村長は、本家本元である佐々木家で歓待する事を提案す、武雄翁がその提案を受け容れたのだ。 通常なら一番大きくて、貴族の歓待に向いているのは村長宅だったが、ユートがタルブ村に来た際に考えた目的を果たすのならば、シエスタの居る佐々木家の方が都合が良い。 そんな目論見というか、欲望など露知らず…… 「あの、これがタルブ名物のヨシェナベです。 しかし本当にこんなモノで宜しかったのでしょうか?」 本当にこの郷土料理で良いのだろうかと、シエスタの父親が恐縮しながら訊いていた。 「勿論だとも。 ふむ、良い匂いだ」 「あの、これが取り皿になります」 シエスタがサリュート達に取り皿を渡す。 ヨシェナベは鍋料理。 大鍋に具材を炒れて煮込んだモノを、思い思いに箸で取る。 皆に行き渡ると、申し合わせたかの様に唱和した。 『『『『全ての食材に感謝を籠めて、戴きます!』』』』 何故か某・美食屋の挨拶をして箸を付ける。 それは兎も角、野菜や肉を煮込んでいるヨシェナベは美味しく、サリュートもユートも舌鼓を打った。 サリュートに至っては、名産のタルブワインを飲んで上機嫌だ。 「うん、旨いな! ウチのも悪くはないが、タルブワインはまた格別だな!」 「父上、余り飲み過ぎないで下さいよ?」 「判っている!」 どう見ても自重していない飲みっぷりに、ユートは溜息を吐く。 実際にもう二本目の瓶を開けてしまっては、説得力の欠片すら無い。 「ユート様、どうぞお代わりです」 「ありがとう、シエスタ」 シエスタに鍋の具を装って貰いどんどん食べる。 流石は原作未来で学院のメイドを務めるだけあり、とても甲斐甲斐しくユートのお世話をしている姿は、とても似合っていた。 ユートはシエスタに礼を言って、数年振りに味わう和風の味付けを楽しむ。 ハルケギニアでは見付からなかった調味料、味噌や醤油の味である。 味噌や醤油の味が存在しているという事は、この村では大豆も栽培しているという事だろう。 何武雄翁が処かで見付けてきたのかも知れないし、初めから存在だけはしていたのかも知れない。 まあ、そんな細かい事はどうでも良くて、シエスタの笑顔と美味しい鍋料理、ユートも愉しくて、いつの間にか郷愁や寂寥感は無くなりつつあった。 その所為か、心にも余裕が出てきて少し冷静に物事を考えられる様になる。 そんな冷静な頭で改めてシエスタを見ると、黒髪のボブカットに黒曜石みたいな美しい瞳。 五歳にして、将来は必ず美少女に成長する片鱗を、母親から見出だせる。 シエスタは可愛い。 カトレアとはまた違い、そこはかとなく可愛らしさを見出だせるのだ。 綺麗では決してないが、どちらも美しさはある。 貴族の女性が大輪の薔薇や百合なら、シエスタは野に咲く一輪の雛菊だろう。 然し、それはそれで鄙びる可憐さで魅了されるものがある。 「 シエスタ、可愛いな 」 あーぱー姫は行動の突飛ささえ考えなければ美しい容姿だし、胸もシエスタより大きかった筈。 ウェールズ皇太子が生きていれば、あの全てが彼のモノだというのに、何故に殉教者の如く安易な死に逃げたのか理解出来ない。 ユートは、『お友達』を戦地に送る意味を考えない様なあーぱー部分さえ無ければ、優良株なアンリエッタ姫を好きだと言うなら、自分で幸せにすれば良かったと思う。 所詮は言っても詮無い事なのかも知れない。 ルイズは容姿だけならば一級品なのだが、あの性格に耐えられないとキツい。 若しも今から矯正が可能とあれば、将来の恋人候補たる才人の為にも直しておきたい処だ。 カトレアは美しかった。 将来の姿はおっとりとした美人だったが、まだ子供なカトレアは可愛いと表現するのが妥当だろうけど、シエスタの可愛いらしさとはまた別物なのだ。 エレオノールは出会った時点で魔法学院に通う年齢だったし、目付きがキツい部分はあったが、自分の納得する部分には寛容。 彼女のキツさ激しさは、公爵家の長女として当然のモノなのだろう。 ジョゼット、よもやTS憑依転生した少年だとは。 今の内に取り込めたのは僥倖だったのかも。 容姿的には言うべき事などあるまい、何しろタバサの双子の妹なのだから。 フィアはセシリアの娘で曲がりなりに、貴族の血を引いているだけあって今から充分な美麗さを醸し出している。 母親に付いて回り、仕事を手伝う姿勢も素晴らしいと云えよう。 将来的には温泉旅館での看板娘だろうか? イザベラ、本筋の未来でタバサを苛める意地悪姫。 だけれど、それは魔法が上手くいかない苛立ちや、父親に見て貰えない淋しさの裏返しでもある。 魔法に関しては大丈夫、後は人間関係の改善が成されれば、彼女の心は救われるのだろうか? そしてシエスタは、これまでに出逢った誰とも違う魅力があり、きっと多少踏み付けられても逞しく咲いていられる強さを持つ。 原作でも、ロマリアとの徹底抗戦をルイズに訴えてフライパンを振り回していたくらいだ。 「 欲しいな…… 」 ユートがそんな風に思ったとしても、きっとそれは当然の流れだったのかも知れない。 子供用のドレスを一体、どれだけ買っていたのか判らないのだが、代わる代わる着せ替えられていた。 「さ、ジョゼット。 脱ぎ脱ぎしましょうね?」 「だ〜れ〜か〜、た〜す〜け〜て〜!」 ユーキは延々と、夜の夜中まで解放されずユリアナに着せ替え人形をやらされていたという。

次の