いずれか。 「いずれか」と「いづれか」はどちらが正しいか・意味と例文4つ

いずれかの意味数学の問題で「百の位、十の位、一の位のうち、いずれかは偶数で...

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「いずれか」と「いづれか」正しいのはどっち? 現代的仮名遣いの「いずれか」が正しい 「いずれか」と「いづれか」は、どちらもよく使われている書き方で、強いて言えば、「いずれか」が正しい書き方です。 「ず」と「づ」は同じ読み方ですが、「ず」は現代的仮名遣いで、「づ」は歴史的仮名遣いです。 歴史的仮名遣いは、昔使われていた書き方ですので、使うことが間違っているとまでは言えませんが、現代では一般的に使われない書き方です。 小説などで歴史的な雰囲気を出したい場合には、「いづれか」を使うこともあります。 「いずれか」の意味とは? 「いずれか」の意味は、「どれか」と理解している人も多いでしょう。 しかし、あまり使われることはありませんが、「いずれか」には3つの意味があります。 それぞれ解説します。 「いずれか」の意味1:「複数ある中のどれか」 一番よく使われているのが、複数ある中のどれかを選択する意味です。 例えば「箱の中から、いずれか1つをお選びください。 」という表現では、箱の中にたくさんのものが入っていて、その中からどれか1つを選ぶことを伝えています。 「いずれか」は、「どれ・どちら・どっち」などを表す「いずれ」に、2つ以上の言葉を並べて表す「か」がついた連語です。 「いずれか」の意味2:「どちらが~か」の疑問 使われることは少ないですが、「いずれか」には「どちらが~か」と疑問を表現することもあります。 例えば「本物はいずれか」と書いてあった場合には、「どちらが本物か?」という疑問です。 「いずれか」の意味3:「いったいどれが」の反語 主に古文ですが、反語として使われることもあります。 反語とは、「いったいどれが〇〇なのか。 いやみんな〇〇ではない。 」と反対の意味を含ませた言い方のことです。 例えば、古今和歌集の「いづれか歌を詠まざりける」は、「いったい誰が歌を詠まないことがあろうか。 みんな詠む。 」という現代語訳になります。 現代語で使うことはほとんどありませんが、あえて例文を表すと「我が社の製品のいずれかが偽物とおっしゃるのですか?」という表現では、「偽物のはずがない」という反対の意味を含んでいますので、反語と解釈できます。 「いずれか」の使い方の注意点は? 「いずれか」は両方を選ぶときには使わない 「2つのうち、いずれかをお選びください。 」という場合、どちらか1つを選ぶのが一般的で、2つ選ぶことはできません。 「3つの中からいずれか2つをお選びください。 」という場合には2つになりますが、3つすべてを選ぶことはできないのが普通です。 辞書によっては「いずれか」の意味に、「どちらも」などの「両方」という意味が載っていることがありますが、現代では使われることは少ないでしょう。 反語の「いずれか」は「両方・すべて」の意味も含む 「いずれか」の意味で紹介した反語の場合は、両方の意味としても使えます。 例えば、先に挙げた古今和歌集の「いづれか歌を詠まざりける」は、「みんな歌を詠む」ということを含んだ表現ですので、「両方」や「すべて」という意味だと解釈できます。 人に対して使うこともできる 「いずれか」の意味は、「複数ある中のどれかを選択する」という使い方ですので、言葉の用法上は人に対しても使用できます。 例えば、「Aさん、Bさん、Cさんのうち、いずれかの人に伝えてください」といった使い方です。 ただし「いずれか」を使わずに、「誰か」に置き換えたほうが、対象が人物であると明確で伝わりやすくなります。 「いずれか」を使った例文 「いずれか一つ」を使った例文• 以下の商品からいずれか1つをお選びください。 ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュースのいずれか1つになります。 「いずれかの日」や「いずれかの日程」を使った例文• 以下のいずれかの日で打合せをさせていただきたいと思います。 5月下旬のいずれかの日程での開催を検討しております。 「いずれか一方」を使った例文• 食事管理と運動の両方を行った場合、いずれか一方よりもダイエットの効果が高い。 AかBのいずれか一方の条件がクリアできれば、この仕事は成功と言える。 「いずれか」の類語は? 「いずれか」の類語は「どちらか」 「いずれか」の類語に「どちらか」があります。 「いずれ」は「どちら」という意味の代名詞ですので、「いずれか」を「どちらか」と言い換えても同じ意味になります。 「いずれか」と「どちらか」の違いは、「いずれか」の方が丁寧な印象を与えることです。 ビジネスで使うときには、「どちらか、お選びください。 」というよりも「いずれか、お選びください。 」と表現した方が、きちんとした印象になります。 「いずれか」を英語で表現すると? 「いずれか」は英語で「either」 「いずれか」を直訳すると、「どちらか」という意味の「either」になります。 例えば「AかBのいずれか」を英語で表現すると「Either A or B」となります。 文章によっては「いずれか」を直接英語にしない表現もあります。 例えば「いずれかを選んでください。 」は、「Please choose one. 」となります。 これは、選ぶという意味の「choose」を使うことで、「選択肢が複数ある中のどれか」という事が暗に表現されているためです。 まとめ 「いずれか」は、ビジネス文書やビジネスメールで使いやすい丁寧な印象を与える言葉です。 本記事で紹介した例文を参考に、「どちらか」を言い換えるなど積極的に使ってみましょう。 「どちらか」以外の意味も知っておくと、活用できる場面があるかもしれません。 今後のコミュニケーションに役立てることができれば幸いです。

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「いずれ」と「いづれ」の違い|いずれの意味と例文

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それでは「いずれか」を英語で表記すると、どのようになるのでしょうか。 「いずれか」という意味を直訳すると"either"という単語が出てきます。 これだけでは使えず、"or"も一緒に使用します。 "either A or B"という連語で「AかBのいずれか」という表現で使うことができます。 もう一つ英語の表現があります。 それは"which"です。 日本語では「どっち」という意味になり、どちらかを選ぶ疑問文で使います。 こちらは連語ではありませんが、"which"を使用した場合"or"を用いて選択肢を入れなければいけません。 "Which do you like A or B ?"という使い方になります。 意味は「AかBのどちらが好きですか」です。 「どちら」の丁寧語が「いずれか」なので、英語表現はこのようになります。 それでは「国語審議会」とは何かを見ていきます。 国語審議会とは、簡単に言うと、その時代の新しい日本語を定める文化庁所属の委員会です。 発足は前からあったようですが、活躍し始めたのは1946年になります。 この時期は現在の日本語の基礎となる使い方を定めていた時期ですので、様々な派閥に分かれ、対立もたくさんあったそうです。 先程、文化庁所属と言いましたが、実際に所属の委員会となったのは1968年に文化庁が発足してからになります。 1970年以降は新しく定めた日本語が定着し出し、「日本語の制限から目安を設ける」という方向へ変わっていきます。 1979年には「常用漢字表」が発表され、ついに1981年に現在も使われている「常用漢字表」と改訂された「現代仮名遣い」が内閣より発表されました。 「その時代にあった日本語」を制定するべく存在していた「国語審議会」ですが、中央省庁再編の動きに伴い、2001年に廃止されます。 しかし無くなったわけではなく、「文化審議会国語分科会」と名前を変えて活動しています。 文部科学大臣および文化庁長官の諮問機関となります。 これからもその時代にあった日本語を模索する機関に変わりありません。 まずは似ている「いずれ」と「いずれか」の違いになります。 この二つの違いについて、文字で見てみると最後に「か」がついているか否かになりますが、意味は大きく違ってきます。 「いずれか」の意味の中に複数のうち一つを選ぶ、というものがありましたが、「いずれ」は何かを選択しなくても良い言葉になります。 「いずれ」というのは「どれ、どこ、いつか」という言葉の代名詞として使われます。 例えば、「いずれ訪れるだろう」という文章では何かを選択しているわけではありません。 これは「いつか」に置き換えることができ、時間を表しているからです。 しかし「どれ」を表す代名詞で「いずれ」を使用した場合には選択する場合もあり、文脈でそれぞれ判断をすることになります。

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「いずれか」と「いづれか」はどちらが正しいか・意味と例文4つ

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「いずれか」と「いづれか」は、どちらが正しいかあやふやになってしまうことはないでしょうか。 漢字表記にすると「何れか」と書くことができます。 古文では「いづれか」と表記されていましたが、現代では「いずれか」と書くようになりました。 しかしひらがな表記の場合も、「いづれか」と書いても間違いではありません。 「いずれか」は現代語 本来は、「いづれか」という表記でしたが、今は歴史的表記という扱いになっており、現代の国語表現としては、「いずれか」と書くように教えられています。 疑問や反語などの、「いずれか」の古文で使われていた意味で、現代でも使われることがありますが、「いずれか」という表現自体が、文語体に近いので、使用する場面が減っています。 「いづれか」は歴史的仮名遣い 古文のなかでは、「いずれか」というひらがなで表現されることはなく、「何れか」という漢字交じりの表記か、「いづれか」という、歴史的仮名遣いで表現されます。 「いずれか」の意味と例文4つ 「いずれか」の漢字表記 漢字表記にすると、「何れか」と書くことができます。 ひらがな表記の場合も、「いづれか」と書いても間違いではありません。 本来は、「いづれか」という表記でしたが、今は歴史的表記という扱いになっており、現代の国語表現としては、「いずれか」と書くように教えられています。 「いずれか」の例文4つ 「いずれか」は、現代では主に「いくつかあるどれか」を指す言葉ですが、「いくつかある」の意味は、「二つ以上の複数個」と理解できるため、厳密には「いずれか」にはいくつか意味が出てきます。 「いずれか」を使った例文を4つご紹介しますので、使い分けをする際に参考にしてみてください。 例文1「いずれか1つ」 「いずれか1つ」という言い方の場合は、択一という意味を明確に表現しています。 「どれか一つ」と言い換えることもできます。 【文例】 ・副賞は、目録の中のいずれか一つを、受賞者が選択可能です。 例文2「いずれか一方」 「いずれか一方」とは、先にご紹介した「いずれか」の意味の解釈からすると、「二つ以上の複数の選択対象の一方」と捉えることができます。 しかし、ほとんどの場合、選択候補は二つで、二つの中から一方を選択することを意味しています。 【文例】 ・最終選考に残ったふたりのうち、いずれか一方が女王の称号を得ることができます。 例文3「いずれかの日」 「いずれかの日」とは、指定した期間や候補日の中から、一日を選択する場合に使用します。 【文例】 ・受診予約は、2月1日、2月8日、2月15日の、いずれかの日から、ご都合の良い日をお選びください。

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