ビタミン b 過剰 摂取。 ビタミンB群の過剰摂取にご注意、男性の肺がん発症リスクが上昇

【ビタミンB群について】効果と摂取量、おすすめサプリまとめ|糖尿病と食事のイロハ

ビタミン b 過剰 摂取

井手ゆきえ [医学ライター] 医学ライター。 NPO法人日本医学ジャーナリスト協会正会員。 証券、IT関連の業界紙編集記者を経て、なぜか医学、生命科学分野に魅せられ、ここを安住の地と定める。 ナラティブ(物語)とサイエンスの融合をこころざし、2006年よりフリーランス。 一般向けにネット媒体、週刊/月刊誌、そのほか医療者向け媒体にて執筆中。 生命体の秩序だった静謐さにくらべ人間は埒もないと嘆息しつつ、ひまさえあれば、医学雑誌と時代小説に読み耽っている。 カラダご医見番 ハードワークのストレスに加え、飲酒や脂っこい食事。 ビジネスマンの生活習慣は健康面からは実にハイリスクです。 痛い・苦しい・痩せた・太った・イライラする…。 そんな症状はどのような病気の兆候なのか?どんな治療が有効なのか?いきいきと働き続けるために、身体と病気に関する正確な知識が欠かせません。 先日、米国の「ビタミンとライフスタイル研究(VITAL研究)」から、ビタミンB群サプリメントの長期服用で、男性の肺がんリスクが上昇するとの報告があった。 VITAL研究は米ワシントン州在住のサプリの愛用者、およそ7万7000人を対象とした調査。 サプリ摂取とがんとの関連を検討している。 登録時年齢は50~76歳で、男女比はほぼ1対1だった。 これまで魚油サプリが乳がんの発症リスクを抑制することなどを明らかにしており、今回は肺がんを発症した808人について解析している。 その結果、過去10年間に1日平均20mg以上ビタミンB 6を摂取していた男性は、非摂取者に比べ肺がん発症リスクが1. 8倍に上昇。 ビタミンB 12の平均摂取量が1日平均50マイクログラム超では、発症リスクが倍増することが判明した。 喫煙者はビタミンB 6とB 12の過剰摂取が「上乗せリスク」になるようで、同じ摂取量でもB 6摂取者の発症リスクは約3倍、B 12では3. 7倍に上昇している。 一方、女性ではビタミンB群摂取と肺がん発症との関連は認められなかった。 研究者はビタミンB群の過剰摂取は肺がん抑制につながらず、特に男性の喫煙者は害が勝るようだとしている。 葉酸(B 9)やB 6、B 12などビタミンB群のサプリと発がんリスクについては、相反する報告が複数あり「善悪」の決着はいまだについていない。 ただ、ここ数年の研究をみる限り、サプリを飲み始める時期にすでに「がんのタネ」が潜んでいると、代謝を促進するビタミンB群の過剰作用でがん抑制系の遺伝子に異常が生じると考えられている。 ようは「身体に良い作用」でも、食事で摂取する量を遙かに超えると有害作用に転じてしまうのだ。 同研究の参加者の9割は白人種で、結果を日本人に一律に当てはめるわけにはいかないが、何事によらず過剰は禁物。 日本人の食事摂取基準によると、成人男性のB 6摂取推奨量は1日1. 4mg。 上限量は50~60mg。 B 12の推奨量は2. 4マイクログラムだ。 サプリ愛好者は成分表示を確認しよう。 (取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)•

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ビタミンB6

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サプリメントなどでビタミンを摂る場合、通常の食事よりも過剰摂取に気をつける必要があります 最近、サプリメントやガム、タブレットなど食事以外からビタミンを摂る方法が増えてきました。 しかし、簡単にビタミンの摂取が出来るようになったからこそ、ビタミンの過剰症などについて知っておきたいものです。 今回は、現代人のビタミンの摂りすぎと、注意点についてお話いたします。 ビタミンの種類 各論に入る前に、ビタミンの種類についてざっとおさらいしてみましょう。 ビタミンは親油性(脂溶性)ビタミンと親水性(水溶性)ビタミンの2つに別れます。 13種類のビタミンについて、多く含む食品、欠乏症、過剰症を一覧にしてみました。 ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKは 親油性のビタミンです。 脂肪に溶け込むので、肝臓ばかりだけなくて全身の脂肪細胞に相当量を蓄える事ができます。 親油性ビタミンの中で、妊娠をしている方が注意していただきたいのはビタミンAです。 母体には影響は出ませんが、母体内の胎児の成長に影響します。 )に由来しています。 ビタミンとガン ビタミンとガンの関係について、今まで様々な実験が行われてきました。 喫煙は肺癌の危険因子です。 結局この治験は途中で中止となりました。 現在はカロテンと他のphytochemial(例:トマトのリコピン)などを複合して治験が行われています。 複合型カロテンとリコピンの組み合わせは、慢性肝炎の人では肝臓癌への進行を予防する効果があります。 ビタミン好きの方は注意!親水性ビタミンの摂り過ぎもあります 一般に親水性ビタミンは、摂り過ぎても腎臓から出てしまうので、摂り過ぎは起きないという誤解があります。 親水性ビタミンであるビタミンB6は、不足症が起きにくいビタミンです。 ところが、ビタミン好きの方の一部は、通常の一日の必要量の10倍~100倍量を摂取します。 ビタミンB6の場合は、過剰に摂取した場合は、排泄能力の限界を越えてしまい過剰症がおきます。 症状はしびれなどの知覚異常(神経症状)です。 単品のビタミン剤はやめよう ビタミンは本来、食事から摂るべきものです。 ビタミンの過剰摂取の背景には、食事に手間と暇をかける事ができない状況なのに、健康指向を目指す現代人の健康不安があります。 食生活を改善したいが、時間が足りないので、いわゆるサプリメントに頼ります。 特定のビタミンを過剰に摂ると過剰症が起きます。 もし、ビタミンを摂るならば単品のビタミン剤は避けて複合型のビタミン剤を摂るようにしましょう。

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【ビタミンB群について】効果と摂取量、おすすめサプリまとめ|糖尿病と食事のイロハ

ビタミン b 過剰 摂取

細胞内での糖質代謝に関わる酵素の働きを補う酵素として、活動に必要なエネルギー産生を行う。 アルコール分解作用や抗神経炎作用も。 不足すると、脚気や末梢神経、中枢神経、心臓などの疾患に繋がりやすくなる。 皮膚や髪、粘膜、爪などの細胞再生や、細胞を傷付け老化の進行を促す一要因と言われている過酸化脂質を分解、除去する働きも。 不足すると、口内炎、舌炎、皮膚炎等皮膚や粘膜に異常が生じやすく、成長障害等に深刻な状態に陥る危険性がある。 筋肉、血液、抗体などの材料になるタンパク質の合成や、アミノ酸の合成を促進する働きがある。 不足すると、皮膚炎、口内炎、貧血等が起こることも。 不足すると、めまい、疲労感、筋力低下、悪性貧血などが起こることがある。 赤血球の細胞形成を補助し、細胞分裂が活発な胎児の正常な発育に役立つ。 動脈硬化予防にも効果が期待され、不足すると、悪性貧血が起こることがある。 タンパク質、糖質、脂質から細胞でエネルギーを産生する時に働く酵素を助ける役割を担う。 また、皮膚や粘膜が正常に維持されるように助ける働きも。 血流を良くするため、冷え症や頭痛の改善、二日酔い予防にも効果的と言われる。 不足すると、ペラグラという欠乏症が生じることがある。 コレステロール、免疫抗体などの合成にも関与していて、ストレスへの適応を助ける働きも。 不足すると、頭痛や疲労感、免疫低下、成長障害などが生じることがある。 また、皮膚炎や抜け毛、白髪を予防する効果が期待できる。 不足すると、肌荒れや舌炎、結膜炎などが起こることも。 「ビタミンB群は、肉類、魚介類、野菜、未精製の穀物などに豊富に含まれています。 特にビタミンB6、B12、葉酸、パントテン酸、ビオチンは少量ではありますが 腸内細菌で合成できます。 気を付けたいのは、野菜だけですべてのビタミンB群が摂取できるわけではない、ということ。 必ずビタミンB12を含む動物性の食品を合わせましょう。 牛・豚・鶏などの肉類では、特にレバーや小腸に多く含まれているので、ホルモンと野菜の炒めものなどがおすすめ。 他にもシジミやアサリ、サンマやサバなど魚介類からも摂取できます。 大量に必要な栄養素ではありませんが、多忙な毎日やストレス、ダイエットや妊娠など生活習慣や体調の変化で不足してしまうこともあるビタミンB群。 バランスの良い食事を基本として、適度に補うことを心がけましょう。 (やまかわきよえ+ノオト).

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