177話のネタバレ カッター競技会決勝戦、それは上級生達にに委ねられた。 そして全ての競技は終わったらしい。 岡上は近藤の幼馴染に敬礼した。 競技会の優勝クルーは車両で防衛大学校まで帰るらしい。 その他のものは徒歩ではめになるという、格付けチェックである。 土方は近藤に閉会式が始まると伝えるのだった。 ノートパソコンを開くと松井から今日来るというメールが来ていた。 そのメールには当日まで気がつかなかったのである。 メールの本文を見てみると、明日応援に行く、ダンボールを見つけたと何か怪しげなこと言っていた。 そこに手を痛めていた斎藤がやってきた。 近藤は怪我をした斉藤のサポートをすると約束をした。 そして閉会式の場に赴く近藤たち。 沖田はズボンの尻が破れたままであった。 閉会式、全員気を付けと芹澤は声を張り上げて整列させた。 本日をもってお前たちは一人前の防大生となった、本日をもってカッター訓練体の式を解くと。 それぞれの脳裏に今までのことが走馬灯のように思い浮かんだ。 解散の号令をした。 カッター競技会の結果のメールを送信したひじかた。 それを松井は受け取った。 結果は11クルーの優勝だった。 松井に会いに横浜まで出るという近藤。 そう今週は現実を先取りのゴールデンウィークである。 まさにファンタジーの世界なのであった。 小島君と顔を合わせる近藤。 小島は実家に顔を出しに行くと言う。 しかし外泊できないのでとんぼ返りだと言う。 ゴールデンウィークにも儀仗隊の練習をするのだという。 儀仗隊が一発で変換されたことにもびっくりだが、これはいわゆる高官などお偉いさんをを迎える際に行われることなのだ。 今度は疲れが目に見える小島のことを気にしていた。 部屋に戻ると筋肉が恋人のような土方がいた。 馴染みの女の子に会いに行くことはあっという間にみんなに広まっていたのであった。 横須賀中央駅。 そこに岡上は立っていた。 まずは二人でさかきに報告をせねばならないのだ。 二人は坂木に報告した。 カッター競技会で見事優勝を果たした。 まさにサッカーで優勝したよ状態であった。 坂木からねぎらいの言葉が入った。 坂木はもうすぐ退院できるらしい。 坂木はひじかたとのことにケリをつけて来いと指示を出した。 それを青ざめた目で見ている近藤。 これは近藤がおごるとは言ったものの、めちゃくちゃ大量に喰われて青ざめているのであった。 土方は今まで食事制限をしていたから、いわゆるひとつのチートデイであるのだ。 さらにポタージュのおかわりもする土方。 土方は周りの学生を気遣える人間になったと近藤を評価しているという。 以前のお前は全く周りを労えない人間だったと土方。 せっかくのなごやかムードだったものがぶち壊れてしまったようだ。 近藤と土方は再び対立をしだした。 しかし近藤は今日ここに呼び出したのは、今までの態度がお互い若さゆえのことだなと認め合うためなのであった。 近藤と土方は艦艇を見に行くことにした。 そこにあったのは出雲という船で会った。 近藤は土方に会って自分がだいぶ変わったと言い出した。 昔は取っ組み合いの喧嘩すらした、近藤と土方。 しかし今ではカッター競技会を制するまでになった近藤と土方。 近藤と土方はこれから別々の部隊になるらしい。 近藤は海上自衛隊。 土方は陸上自衛隊だ。 近藤は土方に今までまっすぐにぶつかってきてありがとうと告げるのであった。 そしてがっしりとみんなで肩を組んでいた。 これはいわゆるひとつの円陣と言うやつである。 円陣って一生に1回はやってみたいと思う人絶対いるよね。 ともあれ原田に至っては感動して泣いていた。 ついに防衛大学の修行地獄が終わったのであると。 しかしこの防衛大学校での生活はまだまだ続く。 だから今は買い出しに行かなければならないのである。 男たちは3人でたこ焼きパーティーをすることにした。 しかしたこ焼きって男だけでやるの虚しい気もするけど、これが防衛大学校なのだろう。 沖田たちも誘ったけど忙しかったらしい。 近藤も最近起きたには会っていないようであった。 3人は男同士で夕食を囲んでいると突然カッターの話になったので、互いの筋肉を見せ合う会になってしまった。 そうするとそこに突然原田の彼女が現れた。 男同士で上半身を脱いで店やっているのを見られて勘違いされてしまった。 原田は彼女と会う予定だったのにダブルブッキングをしてしまっていたのであった。 彼女の誤解を解いてそれぞれの帰路につくのであった。 翌日近藤は1学年に対して敬礼のやり方を教えていた。 そうしていると先日話題になった沖田に久しぶりに会ったのである。 しかしそこで本当に困った事が起きていた。 新入生のためを思って指導をしてきた近藤。 勢い余って近藤は新入生たちに怖がられる存在となっていたのであった。 逆に沖田はいい先輩として扱われていると言うらしい。 自衛隊の中では、いい先輩と怖い先輩に二分されてしまうようだ。 ていうかこの自衛隊じゃなくても、学校とか会社とか全てのことに当てはまりそうだよな。 で、清川さんが近藤に話しかけてきた。 清川さんは自分が、1年生だったとき仏の先輩と慕われていた人であった。 晩飯は清川さんと近藤で食べることになった。 下級生に怖がられているということを清川に伝えた近藤。 清川は笑っていたが、これは大問題だと近藤は真剣な様子であった。 清川はアドバイスをする。 元々仲良くするという前提が間違っていると。 大学で学んでいること、これは組織を正しく動かすということである。 それぞれがそれぞれの目的を全うしなければならない。 時には対立してしまうこともあるだろう、しかしそれを恐れてはいけない。 近藤はさらに質問をした。 しかしこのままではチームワークが悪くなってしまうと。 清川は要するにタイミングの問題だと言ってんだけど。 同じことを言っていてもタイミングが違うと全然違うふうに取られると…。 しかしと言うか、すでにゴールデンウィークというものもこの世の全ての場所から消えそうである…。 しかしこの防衛大学校では、恒例行事のヘルウィークが執り行われていた。 ヘルウィーク…これはこの漫画のターニングポイントだったエピソードである。 失踪事故など学生がとんでもないミスをやらかした時に、このゴールデンウィークがヘルウィークになってしまうのである。 今回の事故はお酒による遅延ということであった。 2学年が事故った場合は1学年はやらなくて済むことになるらしい。 近藤は絶対に事故なんかしないとみんなに言うのであった。 果たしてこれは壮絶なフラグになってしまうのであろうか…。 ここは渋谷ゴールデンウィークも最終日である。 乙女たちは制服を着て渋谷のど真ん中にいた。 今日のプランは映画を見た後ショッピング。 まずは各自タピオカを装備するということであった。 カフェで女子トークに咲いていた。 すると一人の隊員からから乙女に質問が入った。 近藤さんと影で恋愛をしているのかという噂は本当ですかと。 思わずタピオカを吹き出してしまった。 乙女は近藤には他に彼女がいると説明した。 そうやってゴールデンウィークは無事に過ぎていったのである。 ところが異変が起きた、あのサカキが帰ってきたのである。 学生たちもみんなびびり始めていた。 武井は慌てている近藤たちをたしなめるのであった。 武井はそもそもサカキは全治6ヶ月だから退院したとしても自宅療養になるし、利用したものが何しにこの防衛大学校に戻ることがあるのかと言っていた。 とにかく今は第二種パレードの訓練があるのだから早く着替えようと。 そうしてパレードの訓練をしだした近藤たち。 しかし今度は武井の目にもはっきりとサカキの姿が映ってしまったのである。 いったいなぜこんなところにサカキいる理由は全くわからない。 しかし、サカキがいることで場の緊張感が一気に増している、それだけはただ1つはっきりしている日なのであった。 訓練から帰ると乙女もお兄ちゃんが帰ってきたことに対してはパニック状態であった。 乙女はお兄ちゃんから病室で言われたことを思い出していた。 お兄ちゃんの目は既に視力を失っていてパイロットになる事は不可能になってしまったのであった。 そうやって乙女と話していると、近藤はサカキがつけている名札に訓練課と書いてあったような気がしたことを思い出した。 自習室に向かった近藤。 するとホワイトボードにはサカキからのメッセージが書かれていた。 サカキに対してお疲れ様ですぞ大声で挨拶をする一同。 サカキもそれにぶっきらぼうに返事をするのであった。 今日はサカキの退院祝いで1席設けようと言うことになっていたのである。 既に予約もバッチリであった、ちゃんと個室居酒屋を予約しており、上座に座らせる準備もできていた。 タブレット端末をサカキに差し出す。 画面からは西脇のドアップが飛び出すのであった。 今流行のオンライン飲み会である。 西脇は現在広島にいるのでこういった形で参加しているのであった。 サカキ今こうして乾杯の音頭を取ることになった。 20分後にはすでに西脇は19回目のワインを開けているのであった。 西脇は泣き上戸で感動して泣きじゃくっていた。 西脇は酔っ払いながらもう7月から始まる遠泳のことを説明し始めた。 海上の幹部候補生には13キロも及ぶ遠泳があるらしい。 13キロですよ13キロ!ドーバー海峡を泳いで渡った銭形のとっつぁんばりである。 そんなこんなを話しながらも原田さんは彼女とどうなっているんだとか、非常に飲み会らしい場面が続くのであった。 近藤はサカキにライターを差し出すが、サカキは今禁煙しているのだと言う。
次の177話のネタバレ カッター競技会決勝戦、それは上級生達にに委ねられた。 そして全ての競技は終わったらしい。 岡上は近藤の幼馴染に敬礼した。 競技会の優勝クルーは車両で防衛大学校まで帰るらしい。 その他のものは徒歩ではめになるという、格付けチェックである。 土方は近藤に閉会式が始まると伝えるのだった。 ノートパソコンを開くと松井から今日来るというメールが来ていた。 そのメールには当日まで気がつかなかったのである。 メールの本文を見てみると、明日応援に行く、ダンボールを見つけたと何か怪しげなこと言っていた。 そこに手を痛めていた斎藤がやってきた。 近藤は怪我をした斉藤のサポートをすると約束をした。 そして閉会式の場に赴く近藤たち。 沖田はズボンの尻が破れたままであった。 閉会式、全員気を付けと芹澤は声を張り上げて整列させた。 本日をもってお前たちは一人前の防大生となった、本日をもってカッター訓練体の式を解くと。 それぞれの脳裏に今までのことが走馬灯のように思い浮かんだ。 解散の号令をした。 カッター競技会の結果のメールを送信したひじかた。 それを松井は受け取った。 結果は11クルーの優勝だった。 松井に会いに横浜まで出るという近藤。 そう今週は現実を先取りのゴールデンウィークである。 まさにファンタジーの世界なのであった。 小島君と顔を合わせる近藤。 小島は実家に顔を出しに行くと言う。 しかし外泊できないのでとんぼ返りだと言う。 ゴールデンウィークにも儀仗隊の練習をするのだという。 儀仗隊が一発で変換されたことにもびっくりだが、これはいわゆる高官などお偉いさんをを迎える際に行われることなのだ。 今度は疲れが目に見える小島のことを気にしていた。 部屋に戻ると筋肉が恋人のような土方がいた。 馴染みの女の子に会いに行くことはあっという間にみんなに広まっていたのであった。 横須賀中央駅。 そこに岡上は立っていた。 まずは二人でさかきに報告をせねばならないのだ。 二人は坂木に報告した。 カッター競技会で見事優勝を果たした。 まさにサッカーで優勝したよ状態であった。 坂木からねぎらいの言葉が入った。 坂木はもうすぐ退院できるらしい。 坂木はひじかたとのことにケリをつけて来いと指示を出した。 それを青ざめた目で見ている近藤。 これは近藤がおごるとは言ったものの、めちゃくちゃ大量に喰われて青ざめているのであった。 土方は今まで食事制限をしていたから、いわゆるひとつのチートデイであるのだ。 さらにポタージュのおかわりもする土方。 土方は周りの学生を気遣える人間になったと近藤を評価しているという。 以前のお前は全く周りを労えない人間だったと土方。 せっかくのなごやかムードだったものがぶち壊れてしまったようだ。 近藤と土方は再び対立をしだした。 しかし近藤は今日ここに呼び出したのは、今までの態度がお互い若さゆえのことだなと認め合うためなのであった。 近藤と土方は艦艇を見に行くことにした。 そこにあったのは出雲という船で会った。 近藤は土方に会って自分がだいぶ変わったと言い出した。 昔は取っ組み合いの喧嘩すらした、近藤と土方。 しかし今ではカッター競技会を制するまでになった近藤と土方。 近藤と土方はこれから別々の部隊になるらしい。 近藤は海上自衛隊。 土方は陸上自衛隊だ。 近藤は土方に今までまっすぐにぶつかってきてありがとうと告げるのであった。 そしてがっしりとみんなで肩を組んでいた。 これはいわゆるひとつの円陣と言うやつである。 円陣って一生に1回はやってみたいと思う人絶対いるよね。 ともあれ原田に至っては感動して泣いていた。 ついに防衛大学の修行地獄が終わったのであると。 しかしこの防衛大学校での生活はまだまだ続く。 だから今は買い出しに行かなければならないのである。 男たちは3人でたこ焼きパーティーをすることにした。 しかしたこ焼きって男だけでやるの虚しい気もするけど、これが防衛大学校なのだろう。 沖田たちも誘ったけど忙しかったらしい。 近藤も最近起きたには会っていないようであった。 3人は男同士で夕食を囲んでいると突然カッターの話になったので、互いの筋肉を見せ合う会になってしまった。 そうするとそこに突然原田の彼女が現れた。 男同士で上半身を脱いで店やっているのを見られて勘違いされてしまった。 原田は彼女と会う予定だったのにダブルブッキングをしてしまっていたのであった。 彼女の誤解を解いてそれぞれの帰路につくのであった。 翌日近藤は1学年に対して敬礼のやり方を教えていた。 そうしていると先日話題になった沖田に久しぶりに会ったのである。 しかしそこで本当に困った事が起きていた。 新入生のためを思って指導をしてきた近藤。 勢い余って近藤は新入生たちに怖がられる存在となっていたのであった。 逆に沖田はいい先輩として扱われていると言うらしい。 自衛隊の中では、いい先輩と怖い先輩に二分されてしまうようだ。 ていうかこの自衛隊じゃなくても、学校とか会社とか全てのことに当てはまりそうだよな。 で、清川さんが近藤に話しかけてきた。 清川さんは自分が、1年生だったとき仏の先輩と慕われていた人であった。 晩飯は清川さんと近藤で食べることになった。 下級生に怖がられているということを清川に伝えた近藤。 清川は笑っていたが、これは大問題だと近藤は真剣な様子であった。 清川はアドバイスをする。 元々仲良くするという前提が間違っていると。 大学で学んでいること、これは組織を正しく動かすということである。 それぞれがそれぞれの目的を全うしなければならない。 時には対立してしまうこともあるだろう、しかしそれを恐れてはいけない。 近藤はさらに質問をした。 しかしこのままではチームワークが悪くなってしまうと。 清川は要するにタイミングの問題だと言ってんだけど。 同じことを言っていてもタイミングが違うと全然違うふうに取られると…。 しかしと言うか、すでにゴールデンウィークというものもこの世の全ての場所から消えそうである…。 しかしこの防衛大学校では、恒例行事のヘルウィークが執り行われていた。 ヘルウィーク…これはこの漫画のターニングポイントだったエピソードである。 失踪事故など学生がとんでもないミスをやらかした時に、このゴールデンウィークがヘルウィークになってしまうのである。 今回の事故はお酒による遅延ということであった。 2学年が事故った場合は1学年はやらなくて済むことになるらしい。 近藤は絶対に事故なんかしないとみんなに言うのであった。 果たしてこれは壮絶なフラグになってしまうのであろうか…。 ここは渋谷ゴールデンウィークも最終日である。 乙女たちは制服を着て渋谷のど真ん中にいた。 今日のプランは映画を見た後ショッピング。 まずは各自タピオカを装備するということであった。 カフェで女子トークに咲いていた。 すると一人の隊員からから乙女に質問が入った。 近藤さんと影で恋愛をしているのかという噂は本当ですかと。 思わずタピオカを吹き出してしまった。 乙女は近藤には他に彼女がいると説明した。 そうやってゴールデンウィークは無事に過ぎていったのである。 ところが異変が起きた、あのサカキが帰ってきたのである。 学生たちもみんなびびり始めていた。 武井は慌てている近藤たちをたしなめるのであった。 武井はそもそもサカキは全治6ヶ月だから退院したとしても自宅療養になるし、利用したものが何しにこの防衛大学校に戻ることがあるのかと言っていた。 とにかく今は第二種パレードの訓練があるのだから早く着替えようと。 そうしてパレードの訓練をしだした近藤たち。 しかし今度は武井の目にもはっきりとサカキの姿が映ってしまったのである。 いったいなぜこんなところにサカキいる理由は全くわからない。 しかし、サカキがいることで場の緊張感が一気に増している、それだけはただ1つはっきりしている日なのであった。 訓練から帰ると乙女もお兄ちゃんが帰ってきたことに対してはパニック状態であった。 乙女はお兄ちゃんから病室で言われたことを思い出していた。 お兄ちゃんの目は既に視力を失っていてパイロットになる事は不可能になってしまったのであった。 そうやって乙女と話していると、近藤はサカキがつけている名札に訓練課と書いてあったような気がしたことを思い出した。 自習室に向かった近藤。 するとホワイトボードにはサカキからのメッセージが書かれていた。 サカキに対してお疲れ様ですぞ大声で挨拶をする一同。 サカキもそれにぶっきらぼうに返事をするのであった。 今日はサカキの退院祝いで1席設けようと言うことになっていたのである。 既に予約もバッチリであった、ちゃんと個室居酒屋を予約しており、上座に座らせる準備もできていた。 タブレット端末をサカキに差し出す。 画面からは西脇のドアップが飛び出すのであった。 今流行のオンライン飲み会である。 西脇は現在広島にいるのでこういった形で参加しているのであった。 サカキ今こうして乾杯の音頭を取ることになった。 20分後にはすでに西脇は19回目のワインを開けているのであった。 西脇は泣き上戸で感動して泣きじゃくっていた。 西脇は酔っ払いながらもう7月から始まる遠泳のことを説明し始めた。 海上の幹部候補生には13キロも及ぶ遠泳があるらしい。 13キロですよ13キロ!ドーバー海峡を泳いで渡った銭形のとっつぁんばりである。 そんなこんなを話しながらも原田さんは彼女とどうなっているんだとか、非常に飲み会らしい場面が続くのであった。 近藤はサカキにライターを差し出すが、サカキは今禁煙しているのだと言う。
次のスポンサーリンク あおざくら防衛大学校物語188話のネタバレ 高校時代 近藤は小島と部屋で2人になって話を聞く。 小島は脱柵しようとしている仲間を売るか、知らないフリして見捨てるかーー…どちらにしても、自分はまた仲間を裏切るのか…と俯く。 小島は高校生の時、顧問の先生から次の主将に任命させた。 顧問の先生やコーチたちは小島のリーダーシップを買っている…チームで一番責任感があり、他の選手の気持ちも汲み取れるし練習も真面目にやるし熱心だからだ。 「ーーというわけで、本日から野球部の主将を引き継ぐことになった!今年も甲子園を目指し、頑張っていこう!」 小島は任命後、部員の前で挨拶をする。 実力的にエースの宮川が主力候補にあがっていたが、みんなが話しやすく面倒見がいい小島が主将になることをみんなも賛成なのだった。 ある練習中、宮川が小島に話しかけてくる…そんな宮川の顔は真っ青。 なんと宮川はシングルマザーの母親の北海道に住む父が倒れたから、そちらに帰るという。 母親にはこれ以上苦労をかけられない…悩んだけど宮川も手伝いというのだ。 小島はそんな宮川の気持ちを汲み取り、自分たちは大丈夫だからと宮川を快く送り出すのだったーーーーー…。 もっともっと 小島は宮川が抜けた後、前よりも練習に励んだーーー…自分が宮川のためにもなんとかしたいという気持ちが強かった。 しかし試合をしても負け続き…エースが抜けた穴はデカかった。 今のままでは甲子園が遠のくのでなんとかしなければと思った小島は練習量を増やしていく。 宮川を安心させられるくらい…もっともっと練習を、そんなことを小島はずっと考えていた。 先に部活動から帰ろうとする後輩に、まだ練習が終わってないと厳しい言葉をかける小島。 後輩たちはやれることはやってるのに、さらに強いられる練習がオーバーワークではないのかと不満の声を漏らす。 これに小島は今年も甲子園を目指しているのに、このままじゃ勝率も上がらないだろうと話す。 「主将がまとめられてないから、勝てねんだろ。 」 しかし1年から返ってきた言葉はこんなものだったーーーー…。 なぜなのか 1年メンバーがしばらくしたら半分くらいになった。 同級生たちは落ち込むなと声をかけてくれるが、小島はなんでわかってくれないんだ…とうまくいかなさを感じていた。 そんなある時、チームが勝つために同級生の秋山を呼び出す。 「チームのために、高木とスタメンを代わってもらいたい…すまん…」 高木は1年…しかも小島に逆らってほとんど練習に来てないので周りからは反発があった。 でも今の小島は手段は選んでられないーーー…主将としてやるべきことをやる…勝つためなのだ。 その後も厳しい練習が続くーーー…そんなあるひ、練習中なのに同級生数名が制服に着替えて帰っていくのを小島は見つけた。 するとその数名はシラけたのだという…高木と交代させられた秋山はすごい落ち込んでいるし、納得ができない。 それに小島は主将になってから変わってしまった…というのが1番の原因だ。 宮川が抜けて焦ってるのかもしれないけどもう耐えられない。 「オレ達だって同じ夢見た仲間だろ…仲間裏切ってまで甲子園出場目指すのがオマエの野球かよ。 」 そうして仲間達は去っていった。 なんでこのメンバーで甲子園に行くために…みんなそれを目標に頑張ってたんじゃないのかよーーー…と、みんなの話に小島は納得できなかった。 秋山を外すのは小島だって辛かった。 なのになんでーーーなんで主将の想いを理解してくれないんだ。 つまらないトラブル…くだらない小競り合い…練習中の不協和音…学年間での対立…みんな同じ目標に向かって進む仲間だったはずなのに。 小島がどんなに気を回しても…まとまらないのだったーーーーー…。 選択 「ーー小島くん!」 近藤の呼びかけに小島はハッと意識を現在に戻す。 近藤が何があったかを話してくれというけど、小島は一度帰ったから家が恋しくて軽くホームシックみたいなもので…と近藤の目をそらしながらごまかす。 小島は消灯時間も近いしもう大丈夫だと言って話を切り上げようとするーーー…すると近藤は小島の肩をがっと掴み、まっすぐ自分を見て何があったかを話せと言ってくれるのだった。 「同期を売ることは絶対にできない。 ………だが……同期を見捨てることも、オレは絶対にしない。 」 そんな二択絶対に近藤は認めないという…どちらでもない方法が見つかるまでとことん考える。 それがリーダーを目指す者の努めだと思っているからだ。 この近藤の言葉に小島はハッとした顔を見せ、お礼をいう。 具体的な話を小島はしなかったが、スッキリした様子だった。 2人は消灯時間が来るので別れるーーー…迷いが吹っ切れた様子の小島に、近藤は決意を目に宿し動き出すのだったーーーー…。 それは確かに小島を深く悩ませる原因になるでしょう。 責任感が強いところが逆にあだとなって、周りを苦しめてしまったんですね。 本人も辛いでしょうが、周りも辛かったでしょう。 周りと相談したりするとよかったのかもしれませんが、一人で抱え込んでしまったのでしょう…。 今回は近藤という対番の上級生に小島が救われたような気がします。 近藤の答え…素敵ですよね。 脱柵は止めるでしょう…そこから見捨てないためにどんなことを起こすのか。 そして近藤はそんな小島をどんなふうに見守って、アシストするかが気になります。
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